昨年末のクリスマスシーズン、遠路はるばる試奏しに行き、契約したグランドピアノがついにやってきました🎉。購入したのはこれ。

カワイ GL-10LEのピアノマスク付きです。

GX1やシゲルカワイSK2も試奏しましたが、我が家に搬入するにはやはり大きさがちょっとネック。そして、部屋の中で出せる音量を考慮すると、オプションのピアノマスクは必須です。

素の状態の音量であまり鳴らせないのならばSK2等は宝の持ち腐れだし、そもそも音量を抑えたいのなら、ベビーグランドがいちばんよいと判断。

試奏した息子も当然、SK2がいちばんいいと言っていましたが、意外にもGL-10も弾きやすいと高評価。私もGL-10はベビーグランドの先入観に反して「あれ？意外と弾きやすい？」と思っていたのでちょっと安心しました。

次にGL-10と限定版のGL-10LEを念入りに弾き比べ。やはり、人工象牙の鍵盤は弾きやすいし、ハンマーの違いだと思いますが音色も明るく好みだったので迷わずGL-10LEに決めました😀

で、数カ月の納期を経て部屋にやってきたわけですが、やはりとってもコンパクト！　畳2帖分にきっちり収まってしまうというのが信じられない。部屋も狭苦しくなく、人の動線が取れるのが本当によいです。

ロゴはアップライトの「KAWAI」 からグランドピアノの「 K. KAWAI」にアップグレード。ついに我が家にもグランドピアノがと感慨深いです。

譜面台には光り輝く「Limited Edition」の文字が。これは何だかちと恥ずかしい💦。Made in Ryuyo, JAPAN ってそんなにアピールするものなんだろうか。竜洋工場で作っているというのはそれはそれでいいけれども。シゲルカワイみたいに、SKだけのシンプルなロゴのほうがよいです。。。

ただ、ヤマハのベビーグランドと違って、GL-10は取り外せて、前後に位置を調整できる譜面台が付いているのがよいです。老眼世代に優しいというか、必須の仕様ですね。

GL-10LEは真鍮のペダルガードが付いているのも特徴ですね。新品なのでペダルの真鍮の金色もピカピカで美しい！　ああ、この輝きよ永遠に！

というわけにはいかないんですよね。うちの息子、妙に汗かきで手の平とか足の裏シトシトしていて。。。裸足で弾いていることもしばしば💦

なので、これを付けることにしました。
楽器店で売っているアクセサリーにちゃんとしたペダルカバーもありますが、実は椅子用の靴下（チェアソックス）がピアノのペダルにぴったりなんですよ！　断然こちらのほうが安いし使い勝手がよいです。

今回、ふざけて「ねこ（さばとら）」のものを購入してみたわけですが、付けてみたら、何だか想像していたのと違う。。。

猫足の指部分がビラビラしていてかなり変でした。。。でも、ペダル踏むのに別に支障はないので、しばらくこのまま付けておくことにします。普通のチェアソックスならば、ペダルの形にぴったり収まって見た目もよいと思います（次回は普通のものを買おうと決心）

で、GL-10LEが来て以来、息子と代わる代わる弾きまくっているわけですが、想像通り音量は小さめで、我が家の部屋にはちょうどよいです。ピアノマスクを上下すべて閉じているときは、アップライトピアノよりも音が小さいくらいでした。

いろいろ試行錯誤しましたが、下の響板部分は閉じて、大屋根のスキマ部分を埋めるところは開いておくと、以前のアップライトくらいの音量になり、響きも聴きやすくなっていい感じ。もっと音量と響きが欲しいときは、大屋根を少しだけ開けてみる、という運用で十分でした。

グランドピアノはピアノ単体の音の良さ等で大きさを決めるのではなく、部屋とピアノをセットで考える、つまり、置く場所の広さや音響を考慮して大きさを決めるのがよいと改めて実感しました。