こんにちは。ボカロP・ミュージシャンVtuberのぼいどすです。いわゆる「最強シンセ」と名高いXFER RECORDSのSERUM、購入するまでは欲しいな～と強く思っていたのですが、（きちんとデモって）いざ買ってみたものの、使用頻度・・・厳密にはSERUMらしい音色をあまり使ってないという個人的な事実を書いてみたいと思います。決してSERUMを貶す内容ではないので、その点についてはご安心下さい。

本題に入る前に

　そもそもの話ですが、SERUM、皆さんどう発音してます？文字情報が中心のインターネットでは発音については想像するしかないものですが、私は「セーラム」と呼んでいますが、どうも日本では「セラム」が一般的なようです。その辺気になって海外HowTo動画をチェックしたときは、「シーアム」のような発音でした。

根本的なところ

　そもそも私が作る曲はバンド物が中心で、SERUMが得意とするWobbleBassだとか、EDM系の音色の出番がかなり少ないというところです。いやいや、アレンジによっては使うでしょ？という声も聞こえそうですが、それこそNexusや、今ではu-heのDiva、Repro、HIVE2の出番が多いです。こちらのほうが（私の）バンドアレンジにはしっくりきてる感じです。あと軽いのも魅力ですね。いや、DivaとReproは重いでしょとも言われそうですが、個人的にはアレンジに馴染むことを思えば目を瞑れます。

一つだけ重用してる音色

　歌モノをよくやるので、ボーカルの仮メロディーではほぼSERUM使っています。特に耳コピをするとき、パツパツに音圧上げてあるオケと鳴らしながら聞くときに、はっきり聞こえやすい音色を作ることで耳コピ作業が少しだけラクになる感じです。需要あるかわかりませんがパッチを置いておきます。この音色はユニゾンとかしてないので軽いです。
※このパッチの利用規約的なものとして、再配布禁止、音色は商用利用可（したい人いないと思うけど）、いかなるトラブルにも責任は負いません

とは言っても好きなシンセではある

　音色によってはごっそりCPUパワーを持っていかれますが、質感はSERUMにしかないものもありますし、何よりかなり音作りがしやすいUIなので、定番的なシンセ音色をサクッと作りたいときには立ち上げます。
　下の動画の3:45あたりのようなシンセリード、最初にDivaで作ったもののしっくり来なくて、SERUMで作り直した経緯があります。ちなみに映像でもSERUMの画面を使ってます。

　音作りしやすいUIというのは大事だと思っていて、やりづらいなと感じるシンセはMASSIVEとSynthMasterですね。とくにSynthMasterは隠しコマンドのようなところが多くて、音作りのために操作を調べて・・・と時間がすごくかかってしまう。

最後に

　今回はしょうもない話に最後までお付き合いいただきありがとうございました。他にも変わった使い方してるよ、とかもっとマシな使い方ができるぞとかありましたらお気軽にリプ、DM下さい。