スマホサムネ意識テンプレ2

注目されるサムネイルの作り方研究6

今回も、動画編集要素の一つである画像編集を掘り下げるべく

【注目されるサムネイルの作り方】に

焦点をあてていきます。


これを読めば、自分の動画のサムネを作るうえで

構図をイメージするうえでの材料になりますし、


洗練された上級者の考え方を探り、Youtubeやブログ用に

使えそうな手法を自分のサムネに取り入れましょう!

(↑そのためにこのnoteを書いています)


目次

今回のサンプル
絶対に踏んではならないクリボー、踏んだらどうなるの?w
彼氏に浮気されてました…
【最新ソフト】マリオメーカー3DS版で、とてもむずかしいに挑戦したら凄いことが…w
まとめ

今回のサンプル

今回は、女性ゲーム実況Youtuberである

明日香ちゃんねるに焦点をあてていきます。


2018年8月時点では

・チャンネル登録者数48万人。投稿は2016年1月から開始

・実況ゲームは主にマリオメーカーで、たまに実写で生放送

・顔はマスクで隠しているが、過去のサムネでは顔を明かしている

・声質が可愛らしく、声優の沢城みゆきに似ているといわれる

動画時間は10分前後が多い


という特徴を持つアカウント。


まずは最近のサムネを。


マリオメーカーサムネにおいては、

上段でゲーム画面を意識した囲いをしているようです。



というか、前回の研究で初めて見た2色縁取りが

普通に使われている…。



一応、マリオメーカー以外のゲームも確認。



初期のサムネも見てみると



色鮮やかにして目立とうとしていた時期もあったようです。


ちなみに、投稿初期は青鬼を実況していた様子。

もうヤダ!やめる!」と言いながらも

だんだん慣れつつゲームを進めていく様子は

かつて青鬼をプレイした/見たことがある人からすれば

懐かしくもある、微笑ましい実況プレイ動画だったと思われます。


というわけで、今回も自前で構図を再現しつつ、分析します。

今回も、使用する画像編集ソフトは

PhotoScape X です(Windows10なので)。


絶対に踏んではならないクリボー、踏んだらどうなるの?w

再現


これ、行動心理学のひとつ「カリギュラ効果」ですね。

「禁止されると、その禁止を破りたくなる」効果を

マーケティングに応用している実例です。

「悪用厳禁」
「ここから先は絶対に○○しないでください」

などの表現を見ると、気になって仕方がない!

という心理にさせ「動画を見たい!」と思わせる。


明日香氏本人がこの法則を知っていたのか、

ステージ制作者がこの心理学を意図して作った

→明日香氏が便乗しただけ!なのかは不明ですが


どちらにせよ、このサムネを見た人を引きつけるための

マーケティングテクニックの一つとして

絶対に○○しないでください
○○してはいけない□□
危険!」「注意!

のような表現を応用できると、動画やブログのPVを

上げられそうだというのは実感できますね。

あんまり多用すると、うさん臭く思われますけど…。


ちなみにこの「踏んではならないクリボー」を踏んでも

結局、動画では何も起こりませんでした

実際は何も起こらなかったのに、それを

「何が起こる?」と期待させるような見せ方で表現する。

【無を、有に見せて】いる。


とらえ方によっては、ネットでいう釣りに近いものがあるけど、

無を有に見せる、その見せ方がうまいですね…。


彼氏に浮気されてました…
&
付き合ってた彼女にフラれました…

再現

(↑炎の背景は再現不可なため、フリー素材サイトのを使用)


実際の動画内容は「フラれ回避!!!」というスマホゲーム

楽しく実写実況しているわけなんですが、あたかも


「ゲーム内でのシチュエーション=自分事である」かのような

感情全開!なサムネにして、人目を引きつけているようです。


【人は論理ではなく感情で動く】という話もあるので

自身の表情も使って、感情を前面に出したサムネだと

人の感情に訴えることで、人目を引きつけやすくなる。

ということですね…。

よく見ると、マリオメーカーサムネの大半は

動画のゲーム内で感じた感情を、

そのまま投影しているものが多いですね!


【最新ソフト】マリオメーカー3DS版で、とてもむずかしいに挑戦したら凄いことが…w

再現

確認できた限り、顔を載せているサムネで最も新しいもの。

といっても顔画像自体は初期のを転用しただけで

背景は、公式サイト画像ほぼそのまま。


「3DS版」に虹色グラデーション&影を使ってますが

PhotoScape Xだと、虹色であればかろうじて

Pro版じゃなくても、無料でできました。


投稿初期は、虹色グラデーションも使っていたようですが

現在はそれ以外のグラデーションをたまに使うようで

やはり有料ソフトを使っているようです。


文字を虹色にすると、場合によっては

読みづらくなる可能性があるのであまり多用できませんが


前記事で研究したはじめしゃちょーは

赤と黄色のグラデーションも使っていたし

少しでも文字の色付けで目立ちたい場合は

有料の画像編集ソフトを使うのが妥当なのでしょう…。


というか、自分がゲーム動画を作っているのもあって

この人の動画をたくさん漁ってみましたが

サムネかタイトルを盛っているケースが複数見受けられました。


本人もいくつかの動画説明欄で自覚しているようでしたが

動画タイトルで

「とてもむずかしいに挑戦したら凄いことが…

と書いていながら、実際の動画内容は

『普通に実況プレイして終わり』。

“何が凄かったのか?が
動画内で特に述べられていません


なので動画を見た後でサムネとタイトルを見直すと

半分、釣りにも見える。


ある程度の人気者になれば、そんなこと気にされなくなって

許容されるのかもしれませんが

まだ知名度がない人が同じことをやると

場合によっては叩かれる可能性もありますよね…。


というか入り口だけでも盛った方が

結果として急上昇カテゴリに載ったり、

盛らないと結局見てもらえないから、盛る!

という現実もあるのかもしれませんが、


それで罪悪感を抱えるようでは、長続きしないでしょうし

マーケティング的に成功するには、週刊誌の表紙のように

入り口だけでもある程度、盛る必要がある。

ということなのでしょう。


結局、無を有に見せるのがうまいんですね…。


まとめ

今回研究してみて一番印象強かったのは

・タイトル・サムネは”ある程度”盛る

↑盛る(=無を有に見せる)さじ加減は、量をこなしながら試す

・自分の感情を前面に出していく

↑自分が収録中に感じた感情を、自分事であるかのように

サムネの中で感情ごと見せる


という点でしょうか。


おそらくサムネ・タイトルの盛り具合からして、この人は

心理学(もしくはそれをサムネに落とし込む術)が、身についている

と、考えられます。←量をこなしたからでしょう。


「ゲーム実況で生き残るには、ある程度才能が必要」だと

西村ひろゆき氏が本人のYoutubeチャンネルで述べていました。


この明日香氏の場合、

本心からゲームを楽しむ姿勢&人気声優に似た声色

人気上昇の大きな要因だったといえます。


なので、今回のうちの「無を有に見せる」作り方を真似た場合

「サムネと内容が違う」と叩かれてしまう可能性もあり

正直いって真似るのは難しいです。


それでもあえて、今回学んだことを記事サムネに取り入れるとしたら


こう…、かな。


感情を前面に入れるという意味では、今のところ

これくらいが妥当だと判断しました。


今回学んだことを応用するのは少し難しいですが

人の価値観によっては「できる!」といえる人もいると思います。


量をこなしながら、自分にできそうな工夫は

自分のサムネに取り入れていきましょう!


以上、ダッシュKでした!

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「動画クリエイターの人たちに、地上波テレビなんかよりよっぽど面白い動画を作ってほしい!」という思いから、人の心理まで踏まえた動画編集向上ブログを読みやすく書いています。「本当に役に立った!」と思えた人からサポートをいただければ充分です。