注目されるサムネイルの作り方研究1
動画編集や画像編集が大事なのはわかったし
Youtube動画なんかは、やっぱりサムネイルが大事だけど
画像編集なんてよくわからないし…。
という人のために、今回から
動画編集要素の一つである、画像編集を掘り下げて
【注目されるサムネイルの作り方】に
焦点をあてていきます。
これを読むと、自分の動画のサムネを作るときに
構図をイメージするうえでの材料となり、
上級者の真似がしやすくなりますよ!
目次
今回のサンプル
1.東海オンエア
2.はじめしゃちょー
3.レペゼン地球
4.ヒカル
まとめ
今回のサンプル
今回は、2018年8月16日昼時点での
Youtubeの「急上昇」カテゴリのサムネイルを見てみましょう。
動画のテーマもジャンルも全然違うので
一概に並列比較するのは難しいですが
ここで見ているのは急上昇カテゴリなので、
結果としてヒットしている動画や、
Youtuberとして洗練されてきたものが多いです。
(中には例外もありますが…)
じっくり見ていくと、共通点が。
・使っている文字は色付きの縁取り
・人の顔/上半身(人数は1~2人)が構図の中心
・矢印や数字で人目を引き付ける
・(左)vs(右)という構図
・一目で動画の概要がわかる。想像させる
・画像のその後の展開を伏せている(例:彼の身に何が!?)
では、実際のサムネと構図再現を見ていきましょう。
使用する画像編集ソフトは、以前の記事でも紹介した
PhotoScape X です。
特に気になったものをピックアップ&再現してみます。
構図分析
1.東海オンエア
再現
コレ完全に
左側の人たちと右側の人たち
&
左テロップと右テロップ
の構図で、見やすくしてますね。
文字もこれくらいの大きさにしないと、
スマホ上で読めない大きさでしょうから
左右構図だと、漢字4字が限界だったのかも…。
2.はじめしゃちょー
再現
さすがに文字の赤&黄色グラデーションまでは再現できなかったけど
グラデーションまで使って辛さのイメージを
強く表現しているのに加え、
文字を傾けてスペースを極限まで使っているあたりに
デザインの知識を心得ている印象です。
あと、左右の文字で自分の顔を挟んでいるのは
人は、まず文字を読む
↓
確実に顔にも目を向けてもらうため、でしょうね…。
3.レペゼン地球
再現
ジェスチャーによるわかりやすさ
&
上下段の文字で煽っているというか
画像の瞬間の、その後を気にさせる
↓
気にさせて動画を見させる
という心理誘導が非常にうまいサムネだと思います。
人は、論理ではなく感情で動くといわれていますから、
実写系Youtuberなら、ジェスチャー(感情)のシーンを
サムネに使うのは充分ありみたいですね。
4.ヒカル
再現
この人は昔、情報商材ビジネスをやっていたらしくて
サムネの構図が本当にうまい。
・左 vs 右
・白色に赤と青の縁取り文字という読みやすさ
・文字は上段と下段に配置し、右下は空ける
どう考えても洗練されています。
活動自粛から1年経っても、このわかりやすさは
変わっていないようです。
動画時間も60分超えてるのに
よく再生されるなぁ…と感じます。
とりあえず今回は4例を細かく紹介しましたが、
いずれかをそのままトレースするだけでは、
目の肥えた視聴者に気づかれてしまう可能性があります。
(これ、なんか見たような…。あのサムネと似てる?)
のように。
なので、できるなら
「自分だったらこうしたほうがいいかな…」
というオリジナリティ/アレンジを加えて
いくつも作っていくうちに
あなた独自のサムネイルの作り方を構築していくのがおすすめです。
サムネ制作回数をこなすことで改良を加えていけば
少しずつ洗練できますからね!
まとめ
サムネイルの作り方としては、
人の感情に働きかけるために
・縁取り文字を使用
・構図の中心は人の顔/上半身(人数は1~2人)
・矢印や数字で人目を引き付ける
・(左)vs(右)という構図
・一目で動画の概要がわかる。想像させる
・画像のその後の展開を伏せている
のいずれかのうち、動画内容に合うものを
バンバン使って、有名Youtuberの構図を取り入れつつ
あなた独自のサムネに仕上げましょう!
以上、ACTゲー動画編集職人のダッシュKでした!
「動画クリエイターの人たちに、地上波テレビなんかよりよっぽど面白い動画を作ってほしい!」という思いから、人の心理まで踏まえた動画編集向上ブログを読みやすく書いています。「本当に役に立った!」と思えた人からサポートをいただければ充分です。