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平成最後のベガルタ仙台三昧2 〜そうだ、ユアスタへ行こう〜

はじめに

2019年4月28日、平成最後のJリーグ。
ユアスタでガンバ大阪戦がありました。
その試合のユアスタの様子と最近感じていたことと合わせて伝えたいと思います。

この試合を最後に元号は令和に、、、平成最後は正直どうでもいいのですがどんな些細なことでもいいから浮上するきっかけにすがりたい。
それくらい順位的に厳しい戦前の状況でした。
いくら信じてて前向きなこと言っててもしんどいもんはしんどいですからね。

朝からユアスタにはキックオフを待ちわびる人が集まります。早くこの順位を抜けださせてくれと言わんばかりに。
きっと県外だったり仕事だったりで、DAZNや、スポーツバーで見守る人も、なんとかスコアだけでもチェックという人も多くいたでしょう。
とにかく勝ち点が欲しい試合でした。

ユアスタを取り巻く人達

突然ですが、皆さんホームゲームではどれくらい前に来ますか?
私、昔はスタジアムでのイベントとかにはあまり興味がありませんでした。
ホームだと選手アップ前にビール飲む余裕あればいいかなーくらいでしたかね。

最近はすっかり心を改めてますね。
イベントは内容にもよるけど、、、というよりはそれを取り巻くホームゲームの雰囲気が好き。

ベガルタのために頑張ってる人がいて、ユアスタに人が集まってくる。それがたまらない。

例えばボランティアの皆さん。
あの人達がいるおかげでユアスタが動く。

例えばベガルタチアリーダーズ。
試合前には笑顔で迎えてくれて寒い日も暑い日も一緒に戦ってくれる。鳥栖戦のハーフタイムでTwisted加勢来てくれた時なんて痺れましたね。

試合前にもアウェイでお披露目されたチャントを拡散してくれる人がいたり、事前準備してくれる人のおかげでスタジアムが戦闘モードに彩られていく。

スタジアムを見渡すとマスコットがいて老若男女問わずに笑顔が溢れてる。

飲み物を頼めば売り子さんが今日も応援を頑張りましょうと声をかけてくれる。

レジェンドがキックターゲットの的になってたりする、、、

そんな風景の中でスタグルに舌鼓を打ちのんびりと過ごすのは、故郷を実感できる幸せな時間だなと思います。

何が言いたいかというと、、、

熱くなれることを探している人
とりあえず宮城が大好きな人
ユアスタ来てみませんか?
地元応援するってこの上なく熱くなりますよ。

そして近くにそんな人いたら誘いませんか?
みんなで地元のクラブ支えていきませんか。


さて、試合の話。
まずは今の残留に向けて後押し。ガンバ戦は普段以上に開門からいい空気感で試合を迎えました。

開門〜

開門前にコールリーダーから告知。
11時から選手バスを迎えるとのこと。
応援しかできないから全力でって話してました。

そうですね。そしてサポーターが言うと元も子もないかもしれませんが、サポの応援が試合を左右することなんて0.01パーセントにも満たないかもしれません。
でも、苦しい時に1mmでも足が動くかもしれないならそれでいいですよね。

席を確保し、エントランスに向かう人達。
試合開始の2時間も前に沢山の人が集います。

選手バスが到着し、響き渡る電光石火。

本当に身動きが取れないくらい沢山の人で溢れたエントランス。
後で別な動画で見たのですが、テントの内側にはまったく人がいなく、みんなテントと道路の間に来てましたね。そしてチアも広場でやってくれてましたね。

勝てそうな予感がしました。
根拠とかじゃなく。もう気持ちで。


ちなみに、、、次の日ベガルタ仙台バスツアーに参加したんですがバスの中から撮ったのがこれ。

マジックミラーだから見えるのは知ってましたが実際見てみると相当クリアに見えるなと、、、
つまりあのバス待ち、選手達にもしっかり見えていたんですよね。
だからきっと気持ち伝わっていたと思います。

あなたを連れて遊びに行こう
みんな集まるあのクラブ

いよいよ試合。
選手が入ってきてアップが始まります。
アップ時の選手紹介で個人チャントはせずずっとTwistedでした。10分くらいしてましたね。

そしてエンドチェンジにより、奇しくも鳥栖戦と同じようにサポ側に攻める前半に。

鳥栖戦を超えるC'monがユアスタに響きます。
主導権を握る仙台。
4分に見せた攻撃は見応えがあった。そして一度蜂須賀コールを挟み、もう一度C'mon。

このセンス好きですね。
ギアを入れ直すかのような。
開始前のTwistedと合わせて、スタジアム全体を巻き込もうとしてたのかなと考えちゃいます。

というかこの試合、人数だけでなくやっぱり熱気違ったと思います。
リードされるとスタジアムの声小さくなるのは、仕方ないんだろうけど、正直嫌ですもんね。
むしろ負けてる時にこそ鼓舞したい、と。

この日はリードされてからも熱かった。
その声がどれだけ後押しできたかわからないけど前後半ロスタイムのゴールで2-1で勝利。

逆転後も終了までこの日一番のベガルタコール。
ユアスタが一つになっていましたね。

そしてAURA。本当に歌えてよかった、、、


試合の後はVガチャが長い列を作り、

ベガチアやマスコットが見送ってくれて、

みんなまだここで余韻に浸っていたいような、
そんな幸せな空気に包まれるユアスタ。
最高のホームですね。


帰り道、セルバテラスを出た交差点。
「じゃ今日は本当におめでとうございます!」と聞こえてきました。
後ろを振り返ると、一人のベガユニを着た男性と一組のベガユニではない夫婦。
「来てくれてありがとう」と言ってたから男性が誘ったぽいのです。

「こちらこそ楽しかった、ありがとう」
「最高のサポーター!また来ます」と夫婦。

それだけ人の気持ち動かすゲームを選手が見せてくれたんですね。
そして最高のサポーターって、単に応援のすごさじゃなく、ユアスタを取り巻いていた空気感全てのことだったんじゃないでしょうか。


まだまだ順位的に苦しい時間は続きます。
でも希望の道筋を示してくれた。
監督は決断し、選手はこたえてくれた。

私達もチームを支えましょう。厳しい時だから、ホームゲームに足を運びましょう。
周りも誘いましょう。

負けて愚痴ってもいい。
最初から目を背けて自分から逃げ道を作るより、チームと一緒にもがいて悩んで苦しんで、それで勝った時のユアスタの雰囲気に酔いしれるのは、
どんな酒よりうまいから。


☆復興ライブゲスト畠山美由紀さんが歌う
ベガルタ仙台応援歌「シャンゼリゼ」
https://twitter.com/revegalta/status/1122349025301159937?s=21
あなたを連れて遊びに行こう
みんな集まるあのクラブ



この日はたくさんのガンバサポーターにもご来場いただきました。

浦和とかFC東京も沢山来てくれるけどガンバも距離とか考えてもあれだけ駆けつけのすごいですよね。
試合の後は仙台サポとガンバサポが一緒にエントランスで写真とっている姿も。友達に会いに来たんでしょうか。それとも仙台住みのガンバサポで今日ばかりは敵だったのでしょうか。試合後の素敵な光景ですよね。
ネガティブなニュースが取り上げられることも多いけど、こういうのがJリーグには溢れてる。
試合前は悪ふざけで、困ったことがあれば蛍光の子に「ビールください」とお声掛けくださいなんて呟きましたが、次は吹田を楽しみに行きたいと思います。
ご来場ありがとうございました。




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