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J1補強診断2021「アビスパ福岡」編

 noteを開いて頂きありがとうございます。今回は、「J1補強診断2021」の18回目「アビスパ福岡」編です。
 毎度のことですが、たいしたことは書いていないので、気になったチームだけ読むもよし、なんとなく飛ばし読みするもよし、ゆるーく読んでいただければと思います。一応5段階評価と言うことでSからDまでつけさせていただきますが、あくまで素人の独り言ですので、温かい目で見ていただければと思います。
 IN・OUTについてはこちらをご覧ください↓

アビスパ福岡 評価→B

 主力選手の放出も目立ちましたが、加入選手の期待値も含めてB評価としました。とはいえ、厳しいシーズンになると思います。
 加入選手から見ていくと、DFラインに宮選手(→サガン鳥栖)、志知選手(→横浜FC)、奈良選手(鹿島アントラーズから期限付き移籍)、中盤に杉本選手(→松本山雅FC)、吉岡選手(→Vファーレン長崎)、前線に渡選手(→大分トリニータ)、ブルーノメンデス選手(デポルティーボマルドナドから期限付き移籍、昨年はセレッソ大阪に所属)と各ポジションに実力者を補強しました(想像の10倍豪華な補強だった)。特にも宮選手なんかは去年鳥栖でそれなりに試合に出ていましたし、その前の年に水戸で長谷部監督の下でプレーしているので、すぐにフィットすると思います(長谷部監督からのリクエストだったのかもね)。あと、奈良選手の移籍はちょっと驚きでした。鹿島で怪我とかもあってなかなか出場機会がなかったっていうのは知っていましたが、期限付きとはいえ福岡に行くとはちょっと想像していませんでした。川崎時代のパフォーマンスを見せてくれれば、相当DFラインは強固になると思います。今年からJ1の福岡にとって、この2人は心強い存在だと思います。中盤でいうと、吉岡選手はちょっと意外だったというか、面白い補強だなと思います。確か技術の高い選手だったと思うので、福岡のスタイルに合うのかは何とも言えないですけど、いいアクセントになると思います。杉本選手なんかは割と自分でどうにかできる選手なので、サイドが活性化するんじゃないですかね。FWも豪華になりました。渡選手とブルーノメンデス選手はJ1でも十分にやれる選手なので、2人で15点ぐらいは取ってくれると思います。その他では、エミルサロモンソン選手の完全移籍移行も大きいでしょう。あと、謎の外国人ジョルディクルークス(ローダJC)にも期待です。


ただ、放出選手もなかなか痛いんですよね。セランテス選手の退団(Twitterでアビスパサポも言っていたけど、マジでなんで更新しなかったんだ)、セレッソ大阪に福満選手(来季はジェフユナイテッド千葉)、川崎に遠野選手、柏に上島選手、広島に松本選手(来季はセレッソ大阪)、神戸に増山選手と、ほとんどの選手が期限付き移籍期間満了でチームを去りました(ここまでレンタルの選手が多いのも珍しいな)。いやーなんとも言えないですね。できれば完全移籍移行したかったんでしょうけど、想像以上に活躍してくれた(しちゃった)ので、レンタル元のクラブとしても戦力として考え直しちゃったんでしょうね。あとは、選手自身が自信をつけて、もう一度レンタル元でチャレンジしたいと思ったんでしょう。上島選手なんかは、レイソル時代は名前も知らなかったんですけど、本当に化けましたね。こうやって整理すると、なかなか入れ替わりの激しいオフになったのかなあと思います。

監督は長谷部さんが続投になりましたね。まぁあの成績だったら変える理由がないので妥当だと思いますけれど、あのスタイルがJ1でどこまで通用するかっていうのは未知数な部分が大きいのかなと思います。J2で鉄壁と言われていた守備でも、J1では通用しない部分が出てくるので、いかにアップデートできるかにかかってくると思います。なんか今の福岡って以前の松本山雅に似ている気がするんですよね。松本山雅も2018年に最少失点で優勝しましたけど、J1では、守備はそれなりに安定していましたが(失点数はリーグ8位)、点が取れずに(得点数はリーグ最下位、1試合平均の得点数は0.61)降格してしまったので、やはり、ある程度得点パターンがあるチームじゃないとJ1は厳しくなってくると思います。そういう意味では、FWが1人で10点ぐらい取ってくれれば、J1残留への道が見えてくると思います。長谷部さんのサッカーを水戸時代からJ1の舞台で見てみたいと思っていたので、すごく楽しみです!

次回は「サガン鳥栖」編をお送りします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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