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「ベースボールは終わらない」


記事をご覧のみなさんは、「ベースボールは終わらない」という楽曲をご存知だろうか。
僕が愛してやまないフジファブリックの楽曲である。いつまでも僕の心の中のベストテンな曲である。

2023年3月22日、僕たちの侍JAPANがベースボールの母国であるアメリカを下し、3度目のWBC優勝を果たした。決勝ラウンドのメキシコ、アメリカとの2戦はあまりにドラマティックな展開に熱狂した方は大勢いるだろう。14年前にイチローが林昌勇から放ったタイムリーを超える感動がそこにはあった。

よく野球は筋書きのないドラマだと言われる。侍たちは球史に残る名演で、特にMVPを獲得した大谷翔平は自らの手で切り拓いてきた投手と野手の「二刀流」を最高の舞台で結実してみせた。ラストイニングのマイク・トラウトとの勝負はあまりにも美しい幕切れだ。

栗山監督は己が真と思った手を信じ抜く胆力をひしひしと感じた。思い切った継投策、機会を逸することなく要所でベンチメンバーを使う、そして不振を極めた村上宗隆を使い続けた。メキシコ戦のサヨナラ決勝打は栗山監督の信心の賜物だろう。

野球は、面白い。こんなにドラマチックな展開が観れるとは思わなかった。これからもずっと野球を見続けていたい。僕の中で「ベースボールは終わらない」

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