起きたら衝撃のニュースが飛び込んできた。

PRISMと言えばFusionなんて言葉が出てくるはるか昔、CrossOverとかJazzRockなんて呼ばれてた国内 Instrumental musicの先陣を切ったバンドと呼んでも良いだろう。

1stアルバムを買ったのはたぶん19、20歳のころ。自分といくらも歳が違わないギタリストがリーダーで作曲からアレンジ、そして華麗なプレイまでこなしているという事実は驚愕だった。

とにかく早弾きが凄かった。今のようにYouTubeがあるわけじゃないので、どうやって弾いているのか確認のしようもない時代。圧巻すぎてコピーしようとしても出来なかった曲も沢山あったし、数少ないコピーできる曲は散々弾かせてもらった。自分とはタイプが違うギタリストだけれど、受けた影響は少なくない。

体調が良くないという話は耳にしていたけど、64歳とはいくら何でも若すぎる。自分からみたら残り3年の命ということだ。

残り3年と言われたらどうするね？ 勝手に師と崇めている、松原正樹氏も61歳で亡くなっている。今の自分の歳だよ…。

 桜の季節だけど、自分も来年の桜はひょっとしたら見られないかも知れない。今のところ健康上の不具合は見つかっていないけれど、突然の事故や災害だってあり得ないわけでは無いし。

結局「今日一日 納得の出来る過ごし方をする」以外の方法は無いのは判っているのだけどね。

今日は和田さんの曲をかけながらギターを弾こうと思った朝だった。謹んでご冥福をお祈り致します。

今日も一日つつがなく過ごせたことに感謝。