見出し画像

「アスリートのSNS活用」フットゴルフ日本代表の想い #1

SNSメディアとして立ち上げた「SNSと私」記念すべき第1回はアスリートである辻本亮さんにお話を伺い記事を作成しました!サッカー(フットボール)とゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の選手として活動する辻本選手がどのようにSNSを運用しているのか。特にアスリートの方々には是非読んでいただきたいです。

使用状況  「ありのままの自分を大切に」


これまでInstagramやTiktokの運用、Facebookは結果報告を掲載するなど各媒体によって異なる使い方をしています。その結果、現時点ではTwitter運用に比重を置いていると話していました。

目的は、「フットゴルフの競技認知と選手として個人のブランディング」と言うように、フットゴルフに関する投稿がほとんどです。
普段の運用で意識していることは、「自分の人間性をどう出していくか」を大切に、そのままの素のキャラを出していると話していました。実際に見ていると他の選手からいじられるような絡みも見られます(笑)

SNS運用のこだわり  「エゴサーチは毎日」


「毎日、フットゴルフのキーワードで10回以上検索をかけて、投稿を見かけたら必ずいいねを押しています。」
と些細なきっかけも逃さないように、興味を持ってくれた人との接点を大切にしています。

これは辻本選手だけでなく、他のフットゴルフ選手も同じことをしていて、誰かが「フットゴルフ面白そう、体験してみたい」という投稿には毎回いいねが何件もついています。競技を普及させたい。という思いで、個人レベルで取り組んでいるそうです。特にみんなで打ち合わせをしたわけでもなく、自然にそのような流れとなったとのことです。日本代表選手に反応してもらえると嬉しいですよね。

マイナースポーツのように、あまり知られていない競技を新たな層に知ってもらうことは大事なことですが、別の媒体で知った人との接点を大切にすることで、更に興味を持ってもらうことができるでしょう。

投稿して終わりでなく、関連ワードを検索してその声を今後に活かすことや、コミュニケーションを生むことなど運用方法は様々あります。

SNSのエピソード 「スポンサーに繋がったSNS運用」


SNSで集客をしたことがある方はたくさんいると思いますが、辻本選手にもイベント(関西フットゴルフリーグ)への参加に繋がる例があります。
「フットゴルフあるあるなど、フットゴルフ関する投稿が拡散されたことで、自分のプロフィールに飛んできて申し込みに繋がりました。」ただ競技を知ってもらうだけで終わらず、体験する流れができていました。

そしてアスリートにとっては、スポンサー獲得もSNSの使用有無で大きく変わります。辻本選手は個人のスポンサー獲得にも繋がった例がありました。最初は記事で名前を知ってもらい、そこからSNSアカウントを見てもらったそうです。その際のお話を聞くと「普段、フットゴルフを広めようとしていた発信活動を見てもらって、声を掛けてもらいました。」と、積極的な発信が応援してもらうきっかけに繋がったことがわかります。

様々なSNSがありますが、自分とマッチしているSNSを使うことで、継続でき、効果が生まれてくるでしょう。


SNSとファン 「フットゴルフ普及のために」


「自分の素を出す」ことを普段から意識していると、自然にファン(フォロワー)に人間性が伝わります。「絡みやすいと思ってもらえるような文章や内容を投稿している」ことは大切なことでしょう。逆にフットゴルフに関する、少しお固い真面目なツイートは反応が少なくなってしまったようです。

「常にどのような内容を求められているのかを考えています」と話していたように、伝え方一つで反応も変わります。投稿ごとに反応を見ながら、常にアップデートさせたいですね。

競技のファンを増やすためにSNSで何ができるか伺うと、「初めて体験する人が感想を投稿してほしい」と言っていました。
参加者の言葉は、その周囲の友人・知人に届き、競技を知って、体験したいという流れを生むきっかけになります。フットゴルフのイベントの際に参加者がSNSに投稿したくなるような仕掛けがあると、投稿の数が増えそうです。

SNSで困ったこと 「競技イメージを下げるわけにはいかない」


難しい点や気を遣う点として上がったのは「競技イメージを下げる投稿をしないこと」です。受け取り方は人それぞれですが、配慮が足りなかったために叩かれてしまうことは少なくありません。
競技を普及するために活動していたにもかかわらず、炎上してしまうと、個人の問題だけではなく競技全体に迷惑をかけてしまいます。
事前にルールを決めておくことは大切です。しかし、相手を思いやることがどれだけできているのか。投稿前にもう一度、文章を読み直すことも必要です。

今後  「結果にこだわる」

これまで競技の普及と、自身の認知のためにSNSでフットゴルフの発信を続けてきた辻本選手。
「発信しているからこそ、競技の結果にはこだわりたいです」と話していました。また、SNSに関しては自ら創設したクラブチーム「Bromista Footgolf Club」のアカウント運用に力をいれるそうです。こちらも楽しみですね。


来年には日本でフットゴルフのW杯が開催されます。辻本選手、そしてフットゴルフに注目していきましょう!

【辻本亮】
Bromista Footgolf Club 
最年少フットゴルフ日本代表記録
Twitter:りょー@フットゴルファー2.0
【フットゴルフ】
協会公式サイト:一般社団法人 日本フットゴルフ協会
Twitter:一般社団法人 日本フットゴルフ協会


<インタビューご希望の方/SNS運用について相談したい方>

以下、Twitterアカウント、またはメールアドレスにご連絡ください。

Twitter:https://twitter.com/k0sk_vektor?s=17
Gmail: sportsvektor@gmail.com

【運営者】
こーすけ[SNS運営代行/SNSコンサルタント]ベンチャー企業のSNSを担当。現在は、アスリート、スポーツ関連企業、団体のサポートがメイン。スポーツに限らず、その他企業、団体、個人のSNSを運用もサポートします。


マイナースポーツの普及活動、アスリート活動に使わせてもらいます!