見出し画像

【旅行記】2023春 スペイン②

■前回の記事


■2日目の朝食

スペイン2日目。ホテル1階のレストランにて朝食。スクランブルエッグやパンケーキ類のホットメニューは、注文して出来立てを貰える嬉しい仕様!

▲色んなチーズやハムが食べ放題!

■サグラダ・ファミリア聖堂

今回の旅行のメインともいえる「サグラダ・ファミリア」へ!メトロで「Sagrada Familia」駅へ向かいます。地上に出た瞬間から目の前にサグラダ・ファミリアが聳え立つ興奮!流石はバルセロナのシンボル。

▲絶賛工事中!

聖堂は19世紀後半に聖ヨセフ帰依者協会の本堂として建設が開始されました。現在もガウディ没後100年にあたる2026年の完成を目指して工事が進められていますが、コロナの影響などもあり、もう少し延びるようです。

▲生誕の塔の正面

正面の「生誕の塔(ファザード)」にはイエス・キリストや聖母マリアの像、ガブリエルをはじめとした天使の像、糸杉のモニュメントなどが彫られています。あまりにも巨大な塔は見上げるだけで精一杯。圧倒されてしまいます。

今回は聖堂内部と生誕or受難の塔のいずれかが見学できるチケットを購入。ガイドやブログなどを見ながら比較したうえ、受難の塔を選びました。この塔はキリストの死がテーマとなっており、彫刻自体はカタルーニャの彫刻家スビラックスによって手掛けられています。

▲受難の塔。生誕の塔とは異なりシンプルな印象

エレベーターで塔の上へ。バルセロナの街を360度展望で見下ろせ、独特な形の彫刻や工事している様子が間近で見られます。

一通りの見学を終えたら、巻貝のような形の螺旋階段を下りてエレベーター乗り場から聖堂内部へ。

▲螺旋階段は結構スリリング?

聖堂内部は幾つもの柱が天井近くで枝分かれして、巨大な石の森のよう。様々な色合いのステンドグラスから光が降り注ぎ、幻想的な世界観を作り出しています。

一旦外に出て、地下博物館とスーベニアショップへ。博物館ではガウディ直筆のスケッチや、建築経過を追う写真や映像を見ることができます。中にはガラス張りの工房があり、職人さんが作業をする様子を見る事で「今も未完成なんだよなあ」と改めて感じさせられます。

▲工房。色んなオブジェクトのモデリングが並びます。

スーベニアショップも充実しており、うっかり散財…2021年に完成した「マリアの塔」のトップにフォーカスしたグッズが可愛いくて気に入りました。ただ、ガウディの死後に着工されたものなので、現地ではどうやら賛否両論のよう…

▲雪の塔みたいでとても可愛いのですが…

■サン・パウ病院

引き続きメトロで移動。「Sant Pau| Dos de Maig」駅で降車し、「サン・パウ病院」へ。19世紀に活躍したバルセロナの建築家、モンタネールの代表作ともいえる建築物です。

▲病院より大学みたい?

"芸術には人を癒す力がある"という信念から、病院とは思えない程美しく華やかな装飾が施されています。2009年までは病院として実際に機能していたそうです!

▲病院全体のミニチュア。敷地の広さがうかがえます

受付を終えた後は自由に敷地内をうろうろ。全ての建物内に入れる訳ではないですが、一種の世界観が確立されている空間を歩き回るだけでも満足してしまいます。

▲こんな大部屋なら少しは気が晴れるかも?

特に礼拝堂は息をのむような美しさ。当時この病院にいた医師や患者は心の拠り所としていたのでしょうか。

■グエル公園

サン・パウ病院前からタクシーを拾い、「グエル公園」へ。グエル氏の依頼でこの地に集合住宅を造る計画でしたが途中で頓挫してしまい、最終的に公園になったものです。
公園自体は約15万平方メートルと非常に広いですが、やはり見どころは有料エリア内の大階段や中央広場でしょうか。

▲入口から有料エリアまでの道のりはヤシの木?が植えられていて、なんだか南国風…

公園のシンボルとしてお馴染みのドラゴンがいる大階段は思ったより小さく、逆にカラフルなモザイクタイルのベンチのある中央広場は非常に広々としていてイメージと真逆でした。

▲ドラゴンのいる噴水は絶好のフォトスポット!
▲遠くにはサグラダ・ファミリアが!

広場の垣根も兼ねている波型のベンチは人間工学に基づいて造られているそう。いずれもデザインが異なっており、意匠が凝らされていますが人が入れ替わり立ち代わりで座るのでじっくり観察することができず…

▲ベンチに座ってバルセロナの街が一望できます

お菓子の家のような建物の一つはスーベニアショップ。実際に「ヘンゼルとグレーテル」の童話がモチーフとなっているそうです。

広場の脇にある階段から地上に降りると、市場というギリシャのパルテノン神殿を彷彿とさせる円柱群が中央広場の土台を支えています。

▲天井には太陽の飾りがはめ込まれています。

■2日目の夕食

2日目はカジュアルに、ホテル近くのデパート「El Corte Inglés(エル・コルテ・イングレス)」のフードコートを利用。パエリア専門店はもちろん、中華やイタリアン、お惣菜やサラダバイキングなど様々なお店があります。
奥にあるドリンクやデザートコーナーの品もまとめて最後に精算するスタイル。

▲どのパエリアを選ぶか悩む!

今回はミックスパエリアとマルゲリータピザ、ライスプディングをセレクトしました。パエリアはシーフードメインだけど柔らかな豚肉も入っていたり、マルゲリータの生地もモチモチ!
ライスプディングはお米を牛乳で炊いたもの。日本ではあまり馴染みがありませんが、スペインでは「アロス・コン・チェレ」という名で親しまれているデザートのようです。好みが分かれそうな味と触感…

▲フードコート価格なので、リーズナブルなのがまた嬉しい。

■お土産購入

デパートの地下にある食品売り場でバラまき用のお土産を物色。オリーブオイル、イベリコ豚のポテチ、コーヒーをゲット。

▲スプレー式のオリーブオイルは量の調整が簡単。お料理やサラダにも!

スペイン③に続きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?