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【起業経験者】再就職を考える際の課題と解決策5つのポイント

ベンチャーGO運営事務局田代です。最近元起業家(起業経験者)の方と再就職についてお話を伺う事が多いのでその話を書かせて頂きます。

「起業経験者」=「セルフプロデュースも完璧」みたいなイメージを持ってており、再就職やキャリアチェンジで悩まないんじゃない?!むしろそこらの企業より太いパイプを持たれてるんじゃない?!などと考えていました。実際そのような方は沢山いらっしゃいます。そしてSNSのプロフからも感じ取れます。
しかし色々お話しさせて頂いている中で気づいた事があります。
それは・・・

1.意外と自分の強みに気づいていない
2.再就職先でポテンシャルを活かしきれていない
3.起業経験を上手く伝えられていない
4.何が出来るか何をしたいかハッキリしていない
5.謙遜しがち

上記の点を気づきました。
そこで私なりの考察をさせて頂きます。 

1.意外と自分の強みに気づいていない

起業に至ったストーリーをお伺いしていると「自身の体験」に「課題」を感じ起業されている方が多いです。「儲ける」事よりも「課題を解決させる」事に奔走しているうちに「人」に出会い「信用」「信頼」が付いてきて「利益」が上がる「会社」になっている。
事業の失敗、売却、縮小は色々な環境の変化に寄る所もあります。しかし強みは事業の結果よりも「自分自身」でクリエイトした「事」そのものだと考えます。

2.再就職先でポテンシャルを活かしきれてない

閉業後に再就職されている方も多いです。そして悩まれています。何か違うと。私もお話を伺っている中でこの方は今の会社で強みを活かしきれてないと感じます。

3.起業経験を上手く伝えられていない

面談で「一番行きたかった企業に上手く書面で伝えられなかった気がする。」と仰った方がいました。
一般的に転職は職務経歴書、履歴書で判断される書類審査となります。
その中にご自身が経験された起業の体験を表現できるでしょうか?
相手が見た時に職務経歴書の経験企業欄で「その人」と「ストーリー」が想像できるでしょうか?
一切想像できないので「20●●年事業廃業」その一文しか目に留まっていないのではないでしょうか?

4.何が出来るか何をしたいかハッキリしていない

ご自身がしたい事=起業に繋がっているのだと思います。しかし企業に入るとなると「自分の経験が活かせるのだろうか?」「興味持ってもらえるのだろうか?」「興味のある業界はあれど、年齢的に異業種いけるのだろうか?」「自分を活かせるのはどの業界だろうか?」など悩まれている方が多いです。

5.謙遜しがち

これがほぼ全員の方に当てはまります。
みなさんとっても謙遜されます。10年会社経営されていたのに「まぐれですよ」と言われる方もいました。お話を詳しく伺うと「まぐれ」を作るための努力連続ストーリーがありました。
起業していた会社が無くなる又は、他企業の手に渡る事で自分のアイデンティティーも失われるような体験をされているのかもしれないと感じました。

まとめ

お話をさせて頂く中で、ご自身の強みやご経験の活かしきれていないもどかしさを感じます。そんな事も会話の中で解決したり改めて気づく事は沢山あります。ゼロイチから立ち上げた起業経験を過去の実績のままにするのはもったいないです。
是非この機会に起業経験ストーリーをお聞かせください。

私自身もちょっとした起業(個人事業主ですが)を過去に経験しています。失敗し再就職をし会社員歴は彼是20年弱です。病気をキッカケに今までのキャリアを手放し完全未経験業界へのキャリアチェンジも経験しています。
話を伺わせて頂く中で新たな発見が出来きご経験を最大限に活かしたキャリアを一緒に考えさせて頂きたいです。

ベンチャーGOでは、元起業家、起業経験者のセカンドキャリア構築を通じて、その豊富な経験と知見が活用されることにより、ベンチャー企業の成長を加速させることを目指しています。さらに、起業家にセカンドキャリアの選択肢があることで、より多くの人々が起業に挑戦できるエコシステムの構築を促進する事を目指しています。失敗を経験した起業家も再び社会で価値を生み出す機会を提供し、成功か失敗かで評価されるのではなく、プロセスの中で培った知識と経験が高く評価される世の中にしたいと考えています。

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