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【嗚呼、人生 vol.37】オーストラリアでコロナになった①

喉に違和感を感じた夜。念の為抗原検査をした。陰性。安心。一週間後から旅行の予定だから今コロナにかかるわけにはいかない。次の日、やっぱり喉が痛い。痛み止めの薬を飲んでその日は過ごした。そして次の日の朝。やっぱり喉が痛かったので一応もう一度抗原検査をした。陽性を示すピンクの線がうっすらと現れた。よく目を凝らさないとみえないくらい、うっすらと。喉の痛み以外にこれといった症状はない。一応ホストファミリーに伝えて安静に過ごし、午後にもう一度検査をしてみることに。そして午後5時過ぎ。恐る恐る検査をしてみると、今度ははっきりとピンクの線が現れた。終わった。よりにもよってなんでこの時期に、、、

旅行の予定をいくつか変更しなければならない。
まず航空会社に電話した。払い戻しはできないとのこと。その代わり他の目的地に行きたい場合は差額を支払えばいけるらしい。まあ良いだろう。そして最初の目的地でお世話になる予定だった宿泊地に一人分キャンセルできないかの連絡。残念なことに一人減っても料金は変わらないとのこと。そして、渡豪前に加入した保険会社に治療費は賄われるかの確認の連絡。費用請求できるとのこと。よかった。そんなに症状がないとはいえコロナの中よく頑張った、自分。何が悲しいって、今回は7年前にお世話になったホストファミリーに会いに行く予定だった。彼らが住んでいるところにお邪魔する日までに陰性にならないかもしれない。それが一番つらかった。夢にまで見たオーストラリアでの再会が実現しないかもしれないことが悲しかった。でも悲しんでいるだけでは何も始まらない。

とりあえずはしっかり寝て、しっかり食べて、早く治すことに専念するぞ。

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