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#144 教員に求められる学力と指導力の本質

記事では、
教員採用試験に
受かってはいけない人として、
2つの定義をあげています。

「一つは学力に非常に不安があると思われる人。
授業を担当する知識が足りない先生です。
そしてもう一つ、生徒の指導力に疑問がある人。
例えば、集団への適応が難しい先生です。」

一理あると思います。

現場を見ている僕から、
もう少し本質に近い回答をお示しします。

教員が求められる「学力」とは、
子どもたちからの、
際限のないなぜ?なぜ?攻撃を導き出し、
その都度きちんと解答を示せる力です。

学習面、生活面において、
広範かつ深みのある知識が求められます。

教員が求められる「指導力」とは、
解答がない問題に対して、
子どもたちに目的意識を持たせ、
一緒に解決していく力です。

この2つの力を磨くことに
楽しさを感じ、
何よりも、
磨いた2つの力を、
子どもたちに伝えることに、
嬉しさを感じる。

これが、教員が求められる「熱意」です。

もちろん、
始めから学力と指導力を
兼ね備えた教員はいません。

僕もまだまだ足りません。

でも熱意を持った教員が、
教職を目指そうとする入口は確保して欲しい。

そうでないと、
日本の教育に未来はありません。

残業時間や残業代といった、
働き方の改革。
これは内からの改革。

何でもかんでも学校任せの指導に頼る、
学校依存社会からの脱却。
これは外からの改革。

今、僕ができるのは、
目の前の子どもたちに真摯に向き合うことと、
想いを発信することです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6406df8f6bf0ed437bb5a74d38dbe65bf2d1c05a

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