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ある日私は障碍者になった

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全ての生きづらさを抱えた人たちに捧ぐ 精神障害者手帳を手にした私の奮闘記 当事者として経験したこと、感じたことを記事にしていきます。
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記事一覧

失ったモノを数え上げればキリが無し、最初から持っていなかったと思えばそれでヨシ

実は、満開のサクラが苦手だった。 春にはあまり良い思い出がないせいだろうか。 咲き誇るサク…

Veronique
2年前
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ある日私は障碍者になった(14)~「死なんといてください」

2021年春先のことを、ここにきてやっと記します。 【マガジン】 リワークにむけ…

Veronique
2年前
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ある日私は障碍者になった(13)~年金生活者生活支援金<障害年金編>

はじめに◆健康上の理由で仕事ができない状況が続けば、生活費の工面に悩まされることになりま…

Veronique
2年前
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PTSD~生きづらさを抱える全ての人に捧ぐ(12)

※いま心の状態が安定されてない方は以下を読むと御辛くなる可能性があります。 複雑性PTSDに…

Veronique
2年前
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ある日私は障碍者になった~(11)就労支援センターに通いはじめてからの変化(10…

主治医から「リワーク支援(職場復帰支援)」の利用を考えてみてはどうかとのアドバイスをもら…

Veronique
2年前
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ある日私は障碍者になった~(10)バナナに不戦敗

休んでいるんだけど休んでいない、そんな不毛な日が長く続いている。 休職中だからゆっくり心…

Veronique
2年前
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ある日私は障碍者になった~(9)交流分析の視点から・ストロークについて

昔、主治医から教材として与えて頂いた本と、その内容に関連した「メンター養成講座」で学んだことを振り返りながら今の自分を検証してみたいと思います。 『交流分析のすすめ』杉田峰康 著この第5章にストロークについて書かれています。交流分析を提唱したのはエリック・バーンというカナダの精神科医です。 ストロークについて言葉でほめたり、目で同意を示すと言った動作や、もっと広く「私は、あなたがそこにいるのを気づいていますよ」と、相手の存在や価値を認めるようなさまざまの刺激をストロークと

ある日私は障碍者になった~(8)カミングアウトは必要?不要?

私は自分の精神疾患について話すことに抵抗はありません。ただ、障害者手帳を持っていることを…

Veronique
2年前
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ある日私は障碍者になった~(7)<正しさ>との葛藤

毎日雨続きで1日生きるのがやっとの状態です。季節の変わり目、梅雨は身体の調子を崩しやすい…

Veronique
3年前
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ある日私は障碍者になった~(6)社会復帰への道・就労支援センター見学編

前々回の(4)医師+αの支援の大切さのところで、少しだけ触れた就労支援センターについて見…

Veronique
3年前
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ある日私は障碍者になった~(5)時が止まった空間に生きている私

休職期間が長引いてくると、世の中で私だけポツンと時が止まってしまったかのような孤独感に襲…

Veronique
3年前
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ある日私は障碍者になった~(4)医師+αの支援を活用してみた

シリーズ4回目の投稿にあたって約束ごと通院歴15年以上、精神障害者2級の手帳をこの春手にし…

Veronique
3年前
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ある日私は障碍者になった~(3)障害者手帳にオシャレ&利便性工夫編

障害者手帳『カード』vs『紙』『カード』化されると噂には聞きますが、私が2021年春交付を受…

Veronique
3年前
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ある日私は障碍者になった~(2)障害年金申請編

前回投稿からの経緯前回の投稿で障害者手帳申請取得のために主治医と押し問答10ヶ月していたということを書きました。このタイムロスのおかげで…私は職場の病気休職中の一定割合の給与補償期間を使い果たして無給期間に突入しました。もちろん、それまでに復職するつもりでしたし、復職できると思っていました。自分から減薬を申し出たり、散歩ノルマを課すためにカメラを持って道端の花の写真を撮ったりして。だけど、それが計算通りにいけば苦労はないんです。 さて、困った…お金がない。 傷病手当金独身