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沢山の思いを背負って。

みなさん初めまして。
ヴェルフェ矢板レディース高校生のRです。
今回はもうすぐ控えている「クラブユース」に向けての想いを書きました。

今回、U18のクラブユース選手権は
栃木県は代表チームは予選なしで
ヴェルフェ矢板レディースと決定いたしました。
よって、10/21・10/22に栃木県で開催される関東女子クラブユース選手権に私たちが代表チームで出場致します。


ヴェルフェが関東大会に初出場した2年前、


相手が強豪と分かっていたものの
想像をはるかに超えるデカさと上手さに圧倒された。

結果は0-16と完敗


この経験がヴェルフェ矢板レディースに火をつけた。

「来年は必ずこの場所に戻ってきて

関東1回戦突破をする」

昨シーズン、このような目標を立てた。
しかしなかなか甘くはなかった。

初参戦であるU18 1部リーグ戦は一勝も出来ずに終わった。
大一番であるクラブユース、この大会も予選敗退となった。
前半終了間際にとられた1点。
その1点で勝てなかった。


試合後の集合写真。誰も笑えない。

スタートラインにも立てず…

色んな事情はあったにせよ悔しくて悔しくて仕方がなかった。

試合終了の笛がなった瞬間みんな泣いていた
むしろ、試合中から泣いていた。

今までやってきたことが一瞬にして
崩れ落ちていくように感じて、とても辛かった。

高校3年生の選手や色んな事情でその年で退団が決まっている選手もいた。
だからこそ本当に悔しかったし
関東に連れて行けなかったこと、
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。


クラブユースが終わり、月日が経った冬。
負ければ降格が決まるリーグ戦の最終節。
絶対に負けられない試合だったが0-8と最後の公式戦も完敗。

これにより2部リーグ降格が決まった。


昨シーズンは楽しいこと嬉しいこともあったけど
何よりも悔しいシーズンになった。

今年になって人数も増えてより一層スタメン争いも厳しくなった。

練習で紅白戦ができるようになったり
練習後、自主練をする人が増えたり
去年よりもサッカーに対する意識が高まったように感じた。


そして今年引退する高校3年生の2人がいる。
2人は高校からサッカーを始めて、日々一緒に練習に励んでいる。
とても謙虚な選手で練習では絶対手を抜かないし
いつもチームを盛り上げてくれるムードメーカー。

2人は高2で辞める予定だった。
今の高3の代はもともと5人いた。
同級生がそれぞれ辞めていく中で、残ってくれた。
新チームには2人が不可欠で最終的には
残る決断をしてくれた。
そして入試が近いクラブユースも一緒に戦ってくれる。

これは決して当たり前ではないと思っています。

大学入試は人生を左右するので、
自分の人生を優先して今すぐ引退することだって有り得る。
それでも、2人は最後まで一緒に戦ってくれる。
私たちにとって中心的な存在で、いなければいけない存在です。

2人もそうだしその他に、
去年卒団したかけがえのない仲間や
去年キャプテンを務めてくれた選手も。

その人たちとは目標を叶えられずに終わってしまったから
再度目標を叶えるために、

その人たちの想いも背負って

私たちは戦わなければいけない。


そして今年は規定の関係で予選に出れなかった
栃木県内のチームに所属する選手たちもいる。


沢山の人たちの思いを背負っているし、
関東大会の1回戦は絶対に勝たなければいけないと思っています。

色んな想いを背負って栃木の代表として戦う。
楽しかったこと、辛かったことも
全部乗り越えてきて今がある。

自分たちは確実に成長してきています。
これまで積み上げてきた自分たちを信じて、
誇りを持って闘おう。

ヴェルフェVamos!!🔥🔥🔥


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