見出し画像

今更ながらコムロサウンドに感謝♪

今日はこんなタイトルのお話をしたいと思います。

「コムロサウンド」って言わずと知れた90年代〜2000年代、時代を席巻、時には社会現象とまでなった小室哲哉さんがプロデュースした音楽たちのことです。

例えば
安室奈美恵
TRF
globe

とかですかね(挙げたらキリがないのでこのくらいで。。)

今でもふと聴きたくなる

つい先日もちょっとしたきっかけでふと聴きたくなり、YouTube Musicで検索して安室奈美恵の「Sweet 19 Blues」とか聴いてました。

たまたまYouTubeの検索に引っかかってTK presents こねっとの「YOU ARE THE ONE」の動画とか見たりしました。

今聞いてもめちゃくちゃカッコよくて、リズムやテンポのノリも良く、曲調もドラマチックな展開で、感情が揺さぶられます。

90年代〜2000年代初頭にヒットした曲たちということで何より当時のことを思い出してしまいます。

いやー、ホントいい!!

でも、こんなに素直に「イイ!!」って言えるようになったのって・・・つい最近のような気がしているんです。

素直じゃなかかった若かりし頃

当時コムロサウンドが音楽シーンを華やかに彩っていたのが90年代後半、ちょうどその時代、私は高校生〜大学生になっていた頃でした。

街ではもちろんコムロサウンドが流れていて「アムラー現象」なんかもあって、「HeyHey Hey」とか、テレビでも見ない日は無いような感じだったと思います。

一方で私や私の周りではなんとなく洋楽志向というか、マニアック志向というかそういう流れがあって、私も大学になって軽音楽部に入ったこともあって時代を彩った音楽からは一線を画して、60年代70年代のブリティッシュなロックやアメリカのブラックミュージックなんかにハマっていました。

邦楽も例えばいわゆる「渋谷系」と言われていたフリッパーズ・ギターとかコーネリアスとかですかね。バイトをしてはCDやレコードを買い漁っていました。

(これらの音楽については主題が変わってくるのでまた別途どこかでお話しします。)

そんなに私自身詳しいことは決して無いのですが、音楽も知る人ぞ知るというか、玄人好みというか…そういうものをつい求めて、普通の人とは違うという気持ちになっていた自分がいたと思います。

ホント若気の至りなのですがw、若い時分って人と違うことをやりたいというか、普通じゃないということに憧れるというか…そんな感情で当時のコムロサウンドを聴くっていうのが何となく時代に流されている感じがしてカッコ悪いと思ってしまい。。。60年代のロックや70年代ソウルに造詣のあるオレは音楽の志向も人と違うぜ、そんなオレは普通じゃなくてカッコいいぜ〜って(今でもほんとにタダの普通のオッサンなのに)思っていたと思います。今考えたら笑っちゃいますねww

時には人の好みなんて人それぞれなのに、コムロサウンドを当時から好きだった人を馬鹿にしちゃうようなことを言った事もあると思います。(ホントゴメンなさい。。。)人に価値観を押し付けたり、人の好みなんて人それぞれって当たり前の事を理解できないなんて、むしろホントカッコ悪いし、当時の自分に教えてあげたいです。

リアルタイムを全力で楽しめなかったというホロ苦い後悔

そんなこんな、反省点ばかりなのですが。。。

それだけでなく、リアルタイム世代の時にその当時流行ったものと違うものに夢中になってしまった事って今振り返るとなんとなく、その当時の最先端を全力で楽しめなかったなぁ。。。というちょっとだけホロ苦い後悔を感じてしまいます。

もちろん当時私が夢中になった60年代ブリティッシュなロックや70年代のブラックミュージックも今でもすごく好きだしコムロサウンドと同じく何度聴いても良いのですが。

当時はものすごく流行っていて、みんなが夢中になって、ちょっとそれに引いてしまって毛嫌い反応のような事を当時はしてしまったけど、そんな音楽も時間が経てば古き良き思い出のようになって、伝説のように語られて、「当時はこんなことがあったりあんなことがあったりでスゴかったんだよ」なんて語る人が出てくる。

この一連のサイクルを見て結論。
「今の時代を全力で楽しむ」って事はとても大事だなと思います。

時代の流行にそっぽを向けちゃうと自分に振り返ってくる。何十年か後に思い出を語る時期になった際、みんなと同じように素直に楽しく振り返ることができない自分になってしまう...これが教訓です。

今は更に自分の子供世代の流行りとなり、90年代いわゆるJPOPと比べるとどうなのかな...って思ってしまう事もあったのですが、これはこれ今の時代で輝いているものなので、同じことの繰り返しをせず、間違っても批判などせず、今の時代の音楽を自分なりに受け入れて楽しみたいと思っています。(音楽だけじゃなく何にても通じる話ですね)

人はこうやって大人になって分かることが増えていくんだなー
そんな気がしました。

最後に

最後に補足しておくのですが、コムロサウンドは当時のリアルタイムの時も絶対にイイと心の中では思っていた自信があります。(TM NETWORKは私が小学校の時に初めて買ったCDです)ただ高校生〜大学の多感な時期に素直に表現することができなかったとある普通の若者の話と思っていただければ幸いです。w

そして、現在に至るまで何やかんやいろんなシーン、場面場面でコムロサウンドを聴いてきた自分がいて、冒頭でもあったように今でも聴きたくなる時がある。

これってもはや同じ世代を生きた同士であり、コムロサウンドは自分の人生と共にあったものだ・・・と改めて感じた次第です。

今更ながら、こんな歳になって気づいてしまって遅くなって申し訳なかったのですが、改めてコムロサウンドをこれまでの人生で楽しく聴かせてもらいました、たくさんの思い出もあります、ありがとうございます!

あと、若い時分に素直に好きと表現できなくて本当ゴメンなさい!!
これからも今を楽しみつつ、時々スパイスのように聴かせて頂きます!!

ではでは〜
今日の話も長かった。。。ww

この記事が参加している募集

思い出の曲

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?