もう悲しくないと思った
ラーメン
もう悲しくない、と朝起きたら思った。
だから、今日はちょっと凝った料理でも作ろうと思ったのだ。
凝った料理を作ろうと思えるのは、心が戻ってきた証拠だ。体力が出てきた証。だから、もう大丈夫だと思った。
手間のかかる料理。何がいいだろう。
餃子を皮から?肉まんを蒸そうか。本格的なコンソメスープや、ラザニアなんかもいいかもしれない。
そうだ、うちにはパスタマシンがあって、うどんや蕎麦が打てる。そうだ、ラーメン。
ラーメン。
縮れ麺を自分で打とう。スープは濃い、甘めの味噌。ヤンニョムを入れて少しピリッとさせたらたっぷりのキャベツにしゃきしゃきもやし。甘いコーンと、ネギを多めに。真ん中に厚切りのバターを落とそう。
そう思ったら、もうそれしかない気がした。
そうだ、サッポロ味噌ラーメンにする。それしか食べたくない。
布団から飛び起きた。朝から麺打ちに取り掛かった。
麺は1週間ほど寝かせるのがいい。でもどうしても今夜食べたいから、少しでも長く寝かせられるために、と思い早朝から打ち始めたのだ。
麺を仕込んで寝かせ、スープを作ってトッピングをそろえた。
コーン、バター、コーン、バター、ほうれん草。これもバター。
結果から言うと、大成功だった。麺からつくるラーメンは美味しい。
でもこうして書いているとまた食べたくなって明日もこのくそめんどくさい料理をしないといけなくなるから、もう書かない。
可愛い名前
海外にいた時に、可愛いな、と思った名前をリストにしてみる。
・サブリナ
・ヴァレンティーナ
・ダニエル(女の子で。普通ならダニエラ)
・ゾーイ
・ミミ
・サシャ、ザッシャ
・オータム
・ユキ(日本人じゃなくても、この名前がいた!)
・ジョージナ、ジョジーナ
いきなり、可愛い名前を思い出して、またそう言う子と遊びたいなーって思っている自分。
夫にそれを話すと、なぜか照れ臭そうに、いいね、なんていう。
種明かし
年末に、美味しい唐揚げの話をした。
続きをしていなかったのでここでしたいと思う。店で売ってるみたいな本当に美味しい唐揚げができるなてわ、乞うご期待。
・下味は自由だけど、ちょっと水分があるといい。
うちは、酢、醤油、オイスターソース、すりおろしにんにく、パプリカパウダー、アニスパウダーでしている。
水分がある調味料が特に見当たらなければ、酢か酒を使っておけばいい。
・そこに、米粉と片栗粉を半々で入れる。
ばあちゃんは米粉100%でやるんだけど、私がやるとなぜか、揚げている時にハゲて肉汁が飛ぶ。うまくできる人は、ぜひ米粉だけで。そのほうがうまいです。
・手でぐっちゃぐちゃに混ぜて、肉の周りにねっとねとの粉の塊がついているような状態にする。ぐちゃぐちゃ感を出すために、下味で水分が必要です。とにかく粘度をだす!
・乾いた米粉を用意して、ぐちゃぐちゃの肉を一つずつ落とし、表面につけていく。
10分くらい置くと、肉の水分が米粉を吸ってまた表面が少ししっとりしてくるから、また表面に乾いた米粉をつける。
これをしつこく、何回かやればやるほど、がりがりになって美味しくなる。
怠ると、肉汁が出て肉が硬くなる上に、油が飛ぶのでいいことないです。
・3回はつけなおす。
・170度くらいの激アツではない油に1個だけ入れて、動かさずに1分揚げる。
ほかの肉を追加。1個目も追加した分も、どれも動かさず3分揚げる。
ひっくりかえしてまた3分。
これで完成です。
米粉だから、やっぱりパリ、モチ、が強い唐揚げに仕上がります。
アジアに生まれてよかった、と思います。
下味は「五香粉」というのを業務スーパーとかで買ってみてください。すでにミックスされてて便利、唐揚げにものすごい合います。やはり、アジアで良かったと実感します。
米粉
ばあちゃんはなぜこのレシピを編み出したかと言うと、正月のために炊く餅の「餅とり粉」と言うものがあって、餅がお互いにベタベタ引っ付かないためにかける粉なんだけど、その正体が米粉らしい(たまにコーンスターチでもそう言うらしいので買う時は気をつけて)。
それの残りを唐揚げにつけて揚げていた、と言うところからこのレシピが出来上がった。グルテンフリー、卵もいらない。片栗粉も、コーンスターチとか諸々の粉もいらない。
米粉、一本。ちょっとコツがいるけど。
楽です。ぜひ、お試しを。本当にうまいよ。
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