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女囚セブン

アマプラで一気見しちゃったね。

みんな色んな理由で受刑者になってる。
それぞれの人生のドラマのいたたまれなさとか切なさにくぅーとなった。

一番くぅーってなったのは、盗癖の方。
生い立ちも含め、満たされない気持ちがぽっかりあった。
作品の中で心がコップと水に投影されていた。何か気に入らないことがある度に、コップに水が注がれていく。
こっちとしては、「あーあー溜まっちゃう、溜まっちゃう。」とヒヤヒヤした。
ストレスってそうゆうもんだよなーとも思った。
自分の許容量にたまってく感じ。水がコップから溢れると爆発しちゃう。
その方は、水が溜まる度にしれっと人のポーチやら財布やらを盗む。
ここで面白いのは、盗んでもコップの水は減らなかったということ。
きっとこの方にとって盗みはフラストレーションの捌け口のようなもの。
捌け口に頼っても、自分の満たされない気持ちには変わりなくて、むしろどんどん満たされない気持ちは強くなっていった。

なんかさ、私も仕事終わりにイライラして憂さ晴らししたいなぁって思う時がよくある。いつもやり方が分からず、自転車漕ぎながら歌ったり大声でバレずに叫んでみたりした。
極端な話、盗みもそれの延長みたいなもん。だから、気持ち分かるなぁ。他人事じゃないなって。

じゃあどうすればよかったんだ?私がその人になんて声かける?(すなわち自分に)

最近やってたのは、あえて自分を声に出して褒める。「くそイライラする〜」→「イライラするぐらい仕事頑張った!えらい!色んな感情感じて充実してた!」って。
そしたら、まさかーと思うけどちょっと気分がよくなった。恐るべし言霊。
よく言うけど、一つの事実も人の認知次第で色んな捉え方があるなーってほんと思う。
だから、どうせならポジティブに捉えた方がいいじゃんって。

あとは、一般論では気分転換するとかあるけど、私的には折り合いをつけるも大事かと。
イライラするし、満たされない気持ちあるよね〜うんうんと受け入れるかな。

コップの水は定期的に総決算で捨てたいもんです。

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