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付加価値と他者思考


どうも、全然見れていなかった半沢直樹を一気見している快晴です。


ブックオフで「100円のコーラを1000円で売る方法」が210円で売っていたのですぐに買ってしまいました。

本を読んだ後、メルカリで出品したら380円ですぐに売れました。

ノリで出品したので、いざ売れてしまうと出品するのが面倒で少し後悔しました笑。

この本は「価格を下げずに価値を上げろ」ということを結論として言っているのですが、学んだことをガン無視してゴリゴリの価格勝負でメルカリで売っちゃいました。


この本の結論でもある価値を上げる方法なんですけれど、通常50円のコーラを1035円で売ったという話が出てきました。

どうやって売ったのかというと、リッツ・カールトンで販売したということです。もちろんコーラ自体は50円の普通のやつ。

このリッツカールトンで売ったものは「心地よい環境で最高に美味しく飲めるという体験」です。
コーラをコーラとして売るのではなく、「空間と一緒に売ることがミソ」なのです。
要するにどんな付加価値かです。

コーラをコーラとして売ったら価格競争が激しくなるから、そこで勝負したらかなり厳しい戦いにるので、価値を上げるべきだということです。

この「空間と一緒に売る」という考え方はちょっとスタバに似ているなって思いました。
スタバはコーヒーを売っていないのと同じように。

この本で気になったことはもう一つ。
「製品志向」と「市場志向」というのが出てきました。
「製品志向」の考え方は、製造販売のことだけしか考えないということで、「市場志向」はライフスタイルと自己実現そして夢を売ること、つまり商品を買った後の悩みを解決したり、夢を叶えること。

要するに「ベネフィット」のことだと思いました。
ベネフィットを説明するのにドリルの話があります。
「ドリルを買いに来た人は、ドリル本体ではなく、穴を買いに来ている」ということです。

さっきの話に例えると、製品志向だとドリルのことばっかり集中してしまっている状態で、市場志向だと効率よく穴を開けるにはどうしたらいいのかと考えるという感じですね。

この「製品志向」を「市場志向」に切り替えるには、「顧客視点」を大事にするといいと書いてありました。一度立ち止まりってお客さんの立場になって考えてみれば見えてくるということです。

「顧客視点」というのはビジネス観点だけど、いわゆる「他者思考」というものはあらゆる場面でとても重要なことだと思いました。


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