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岡本作礼 (作礼窯)

本日は弊社でも取り扱いのある、佐賀・唐津焼の作家、岡本作礼氏をご紹介します。

❖岡本作礼 (作礼窯) 
岡本作礼氏は、1958年に佐賀県唐津市に生まれました。
1979年より唐津の窯元で修業をはじめ、1989年には九州百名山のひとつにも数えられる唐津市の作礼山の中腹に「作礼窯」を構えるようになります。

2002年には東京・銀座の黒田陶苑にて個展を開催。
2003年には東京都提案美術館「現代日本の陶芸『愛用と発信』」にて出品し、2008年には京都、2012年には福岡、2016年には東京・神楽坂にて個展を開催するなど精力的に活動。
現在は年間4回の個展を中心に毎年新作を発表し、唐津焼第三世代を担う作家として注目されています。

岡本作礼氏は、古唐津の陶片を収集し研究を重ねて自らの作品に活かしています。信条として、作礼山周辺でとれる素材のみでつくりあげることを目指すとしており、斬新で新しい唐津焼を生み出すために、製作時間の多くを、うつわの素材となる土、釉薬の原料となる長石の採取、焼成時に使用する薪割に費やしています。
唐津という土地ならではの素材の特性、土着性を引き出し、過去に存在しなかった新しい唐津焼をつくりあげること。これが「唐津という窯業地で成り立つやきものである」との考えで生み出されるうつわは、独特の説得力、そして品格を持ち合わせています。


最後に、弊社で取り扱っている「作礼窯」のうつわをご紹介いたします。
ご興味がありましたら、ぜひお問い合わせください。

「朝鮮唐津割高台鉢」
「鎬黒唐津板皿」
「絵唐津豆皿」
「朝鮮唐津松向付」
「朝鮮唐津豆皿」


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