馬原虫性脳脊髄炎(EPM)の予後
馬原虫性脳脊髄炎(EPM)は主に Sarcocystis neurona (稀に Neospora hughesi )が馬の中枢神経系に侵入することによって引き起こされる。
S. neurona の終宿主はオポッサムであり、オポッサムは糞便を介して環境中に S. neurona のスポロシストを排出し、馬がそれを摂取することで感染が成立する。
S. neuronaは馬に侵入後、腸管内と全身の血管内皮細胞で増殖し、中枢神経系に至ると考えられているが、その侵入経路は未だ不明であ