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昔と今を繋ぐレール: 鉄道で綴る親子三代の絆

4月21日(日)ツインリンクもてぎ、シビックオーナーズミーティングで会いましょう。

今日は鉄道旅行の最終日として、さいたま新都心にあるホテルからスタートした。さいたま新都心は、かつて栃木に住んでいた時代に買い物や食事を楽しむために訪れた思い出深い場所である。そのため、久しぶりに訪れたこの地は、昔の記憶を色濃く呼び戻してくれた。

そして昼前には東京駅へ向かった。東京駅では、旅のお土産を選ぶ時間を持ち、いくつかの店舗を巡りながら見て回った。昼過ぎには、計画通り東海道新幹線に乗り込み、静かに愛知県への帰路についた。

今回の旅行はただの旅行ではなく、私が幼少期に鉄道好きだった亡き父と一緒に過ごした数々の鉄道旅を再現するという特別な意味を持っていた。父との旅行は、私にとって楽しい思い出ばかりであり、その思い出を基に甥も同じような体験をさせてあげたいと考えたからだ。もし父が生きていれば、彼は孫である甥を連れて、さまざまな地域の鉄道を楽しんだことだろう。甥の目を輝かせながら、列車に乗る姿を想像するだけで、何とも言えぬ喜びを感じる。

残念ながら、甥が十分に成長して鉄道の旅を十全に楽しむ頃には、父は既にこの世にいなかった。そのため、私が父の代わりとなり、甥に鉄道の魅力を伝える役割を担うことになったのだ。この旅を通じて、少しでも父への親孝行としての意味を持たせることができたならば、それに勝る幸せはないと心から思う。

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