ダニエル

スポーツなんでも見る・読む・書く。Jリーグと高校野球がメインです。

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最近の記事

東都の逸材たち 〜2023年秋季〜

今年の東都は下級生から活躍してきた投手が多く、ドラフト1位候補が目白押し。 最終週を迎えてなお、4チームに優勝の可能性、5チームに最下位(入替戦行き)の可能性が残る大混戦はまさに戦国東都。これは観に行くしかないなと。 (最終週なのに中央、國學院、青学は優勝も最下位もあるってどないやねん) 最終週第1戦で観た選手たちの感想を書いていく。 西舘 勇陽 中央大学の西舘(4年・花巻東)は高校時代から好投手と評判が高かった右腕。観るのは1年半ぶり。 先週229球を投げており、今

    • 2022年秋季関東大会準々決勝 横浜×健大高崎

      「一番おもしろい」試合「甲子園へ行けるか、行けないかが決まる試合が一番おもしろい」という持論がある。 その「一番おもしろい」試合は夏だけでなく秋にもある。 春の甲子園とも言われる選抜高校野球大会に出場するためには、前年の秋に行われる地区大会で好成績を収めることが必要となる。 各地区に出場枠が割り振られていて、来年は記念大会で増枠し、関東地区は東京地区と合わせて7校。関東5.5枠、東京1.5枠と言われている。 つまり秋の関東大会でベスト4に入ることで、甲子園出場がほぼ確定する。

      • 第104回全国高等学校野球選手権大会 ベスト8予想

        どうにもこうにも止まらぬこの暑さ。 この暑さの中、今年も49地区を代表する高校の球児たちが聖地の土を踏む。 収まらぬコロナ禍、今年こそは不本意な形で大会を去る高校がいないことを祈ります。 今回も各ブロックの展望、ベスト8予想を書いていきます。 太字はベスト8予想校と特に注目する選手。 今回の予想のテーマは「県レベルの高低」と「夏の調整力」です。 トーナメント表は昨年に引き続きベースボールチャンネルさま作成の画像を引用しています。 Aブロック  本命の仙台育英は平均値が

        • 2022年春季東都大学野球1部・2部入替戦 中央大学×東洋大学 3回戦

          ディス・イズ・ザ・デイスポーツで最もおもしろいと感じるのは、優勝が賭かった試合だ。その次に来るのが昇格・降格が賭かった試合だと考えている。 東都大学野球は4部まであるが、それぞれのカテゴリに自動昇格・降格がなく、上位カテゴリの最下位と下位カテゴリの優勝校が入替戦を戦って昇降格を決める。 今日観たのは1部最下位・中央大学と2部優勝・東洋大学との間で行われる入替戦。 1部と2部の差は顕著で、1部は神宮球場で全ての試合が行われるが、2部は逆に神宮で1試合もできない。まさに天国と地獄

        東都の逸材たち 〜2023年秋季〜

          2022年春季東都大学野球2部 東洋大学×立正大学 1回戦

          最近はサッカーばかり観ていて、野球を観るのは昨年の神宮大会以来。 観たい投手がいて、東都2部の東洋大学vs立正大学に足を運んだ。 Go To 神宮東都大学野球は4部まであるが、それぞれのカテゴリに自動昇格・降格がなく、上位カテゴリの最下位と下位カテゴリの優勝校が入替戦を戦って昇降格を決める。 つまり昇格枠は0.5。2部を優勝しても1部に上がれないこともある厳しいリーグだ。 1部は「戦国東都」と言われるほど力が均衡したリーグだが、それは2部も同様。プロ入りできる力を持った選手

          2022年春季東都大学野球2部 東洋大学×立正大学 1回戦

          第94回選抜高校野球大会 ベスト8予想

          球春到来。 今年もやってきた、待ち焦がれた春の選抜の季節。 各ブロックの展望、ベスト8予想を書いていきます。 太字はベスト8予想校と特に注目する選手です。 遅筆なので随時更新。トーナメント表はこちらから。 Aブロック (浦和学院×大分舞鶴)×(和歌山東×倉敷工) 「やりそう」だと思ったのは和歌山東。昨秋の近畿大会で京都国際を破ったように、投手と守備を中心とした粘り強い野球は選抜向き。継投が投手運用の基本スタイルだが、その中でも右サイドの麻田は初見では攻略しづらいだろう。

          第94回選抜高校野球大会 ベスト8予想

          J2サポが考える2022年J1展望(後編)

          引き続き、2022年のJリーグ展望を(いまさらながら)書いていきたい。 (前編はこちら!!) 全18チームをわかりやすいように、 ・優勝争い ・ACL出場権争い ・一桁順位を目指す ・残留争い と4段階に分けて評価をした。 今回は「一桁順位を目指す」「残留争い」と考えている9チームを取り上げる。 ※2022年シーズンが終わった時に振り返る用の備忘録であり、あくまでも個人の主観が散りばめられたメモのようなものです。(予防線) 以下にはオフの動きへのコメント、甲府サポ視

          J2サポが考える2022年J1展望(後編)

          J2サポが考える2022年J1展望(前編)

          昨年に引き続き、Jリーグ開幕に向けての展望になる。開幕前のわくわくする時期が今年もやってきた。(遅い 甲府サポなのでJ2を予想!と言いたいところだが、今年も一歩引いた目で見られるJ1について、甲府サポの視点を入れつつ書いていきたい。 全18チームをわかりやすいように、 ・優勝争い ・ACL出場権争い ・一桁順位を目指す ・残留争い と4段階に分けて評価をした。 今回は「優勝争い」「ACL出場権争い」と考えている9チームを取り上げる。 ※2022年シーズンが終わった時に振

          J2サポが考える2022年J1展望(前編)

          第103回全国高等学校野球選手権大会 ベスト8予想

          夏の甲子園が帰ってくる。 49の高校が、たった一つの栄光を夢見て戦う、高校最後の晴れ舞台。 ドラフト1位候補もいれば、負けたら野球を終える選手もいる。彼らの人生が交錯する晴れ舞台。 去年はこの晴れ舞台そのものがなくなってしまった。 開催されること自体への喜びも噛み締めて、去年の先輩たちの想いも胸に、元気にプレーしてほしいです。 そして無事に大会が終わることを祈っています。 今回は各ブロックの展望、ベスト8予想を書いていきます。 太字はベスト8予想校と特に注目する選手です。

          第103回全国高等学校野球選手権大会 ベスト8予想

          第103回全国高等学校野球選手権大会 地方大会予想

          甲子園へ行けるか、行けないか――― この仲間ともっと野球ができるか、できないか――― 野球人生が続くか、終わるか――― 夏の大会は1球、1プレーの重みが秋、春の大会と大きく異なる。 それは高校最後の大会だということもあるし、野球を経験したものであれば誰もが憧れる甲子園という舞台につながっているからでもある。 甲子園優勝で高校野球生活を締めくくることができるのは1校だけ。もちろん全国制覇を成し遂げた高校の選手たちは幸せだろう。 だが、誤解を恐れずに言えば、甲子園の本大会で敗

          第103回全国高等学校野球選手権大会 地方大会予想

          第93回選抜高校野球大会 準々決勝以降 勝敗予想

          2回戦の勝敗予想は7勝1敗。展開もおおよそ当たっていたので自信になる。 センバツにおける準々決勝以降というのは、それまでと比べてチームの総合力が問われる戦いになる、というのが私の持論だ。 初戦はフレッシュな状態での一発勝負なので、事前の研究や相性が勝敗の鍵を握る。 2回戦はチームの勢い、選手の調子、初戦の勝ち方が大事になる。 そうして迎える準々決勝、あるいはその先は、極端に試合間隔が狭まる。 よって絶対的なエースの存在で勝ち上がってきたチームは、そのエース投手が消耗した状態

          第93回選抜高校野球大会 準々決勝以降 勝敗予想

          第93回選抜高校野球大会 2回戦 勝敗予想

          今大会は戦力分析を兼ねて、勝敗予想をしてみた。 結果は10勝6敗。 具志川商ー八戸西以外は展開を当てていたので、もったいないなと思いつつ、手応えも感じたので、2回戦以降の勝敗予想も行っていく。 第6日目○仙台育英ー神戸国際大付●神戸国際は北海・木村、仙台育英は明徳義塾・代木と、初戦は相手の好左腕に苦しめられた。 仙台育英に関しては、本来は打線の破壊力満点のチーム。 神戸国際のエース・阪上の状態が悪そうであることから、楠本への対応如何では、5点以上は取れるのではないかと読む

          第93回選抜高校野球大会 2回戦 勝敗予想

          第93回選抜高校野球大会 1回戦 勝敗予想

          高校野球ファンが待ちに待った、2年ぶりのセンバツ。 この社会情勢下で高校生に聖地で野球をさせてあげられること、それを見ることができること、どちらも素直にうれしい。 この記事では勝敗予想について、随時更新していきたい。 太字は両チームのキーマンになる。 第1日目○北海ー神戸国際大付●開幕試合は投手戦になると予想。 北海の木村は140km台のストレートとキレのあるスライダーが武器の大会屈指の左腕。 初戦で疲労がないことを考えれば、打線に力のある神戸国際といえど、大量点は見込めな

          第93回選抜高校野球大会 1回戦 勝敗予想

          J2サポが考える2021年J1展望(後編)

          前記事に引き続き、2021年のJリーグ開幕に向けて、展望を書いていきたい。 全20チームをわかりやすいように、優勝争い、ACL出場権争い、上位進出を狙う、旋風に期待、正念場、残留争いと6段階に分けて評価をした。 今回は「正念場」、「残留争い」と考えている7チームを取り上げる。 ※2021年シーズンが終わった時に振り返る用の備忘録であり、あくまでも個人の主観が散りばめられたメモのようなものです。(予防線) 以下には各チームのオフの動きを中心に、予想フォーメーションとKey

          J2サポが考える2021年J1展望(後編)

          J2サポが考える2021年J1展望(中編)

          前記事に引き続き、2021年のJリーグ開幕に向けて、展望を書いていきたい。 全20チームをわかりやすいように、 ・優勝争い ・ACL出場権争い ・上位進出を狙う ・旋風に期待 ・正念場 ・残留争い と6段階に分けて評価をした。 今回は「上位進出を狙う」、「旋風に期待」と考えている7チームを取り上げる。 ※2021年シーズンが終わった時に振り返る用の備忘録であり、あくまでも個人の主観が散りばめられたメモのようなものです。(予防線) 以下には各チームのオフの動きを中心に、予

          J2サポが考える2021年J1展望(中編)

          J2サポが考える2021年J1展望(前編)

          2021年のJリーグ開幕に向けて、展望を書いていきたい。 まずはJ1から、と思い立って補強の動向などを振り返ってみた。 全20チームをわかりやすいように、 ・優勝争い ・ACL出場権争い ・上位進出を狙う ・旋風に期待 ・正念場 ・残留争い と6段階に分けて評価をした。 今回は「優勝争い」「ACL出場権争いに絡む」と考えている6チームを取り上げる。 ※2021年シーズンが終わった時に振り返る用の備忘録であり、あくまでも個人の主観が散りばめられたメモのようなものです。(予

          J2サポが考える2021年J1展望(前編)