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2023年5月21日 ヴァンフォーレ甲府観戦雑感 ツエーゲン金沢戦A+α 

皆さんこんにちは。
いつもありがとうございます。
第17節ツエーゲン金沢戦がやってまいりました。
遠方のアウェー2連戦という事でフィジカル的には非常に困難ですが、上位進出を目指すには落とせない今節です。
どのような形であれ、泥臭く勝ち点を捥ぎ取って欲しいと願いながらキックオフを待ちました。
ゲームの入りは、篠田監督も後に語ったように甲府の流れが来ていましたね。
10分を過ぎたあたりで、多少ゴチャっとしてこぼれたボールをシュートに持っていかれてからゲームの潮目が変わります。
金沢さんが高い位置からハメに来た事と、甲府の両サイドハーフと両ボランチが重くて効果的に繋ぎに参加できずに、圧倒的に攻め込まれる前半戦となりました。
特にサトカズの不調が顕著で、キックが定まらない程フィットしていませんでした。今思えばよく63分まで踏ん張ってくれました。
林田も普段よりも出足が遅い場面がありましたが、井上と共にゴール前で何度もスライディングしてシュートブロックをしてくれました。河田が大活躍した試合ですが、この両名の活躍も影のMVP級だったと思います。
前半を何とか無失点で凌ぎ切り、後半開始から重さの目立った両サイドハーフに替えて荒木と三平を投入します。これで2列目の運動量と選手間の距離が近くなり、やっと全体にパスの連動性が出てきます。
両サイドバックが積極的にオーバーラップを仕掛け、前線の人数が厚くなり攻撃が活性化し始めます。
しかし金沢さんも返す刀で長いボールをセンターフォワードに入れて、一気に局面をひっくり返そうとしてきます。
蓮川のカバーリングによっていくつかピンチが救われましたが、1呼吸のタイミングの差で失点していたかもしれません。
未だスコアレスゲームですが、選手の疲労と共に次第にスペースが生まれ始めており、ここからやはり乱打戦になるのかと思われましたが、このゲームはとにかく両チーム共に点が入りませんでした。
甲府は、シュートブロックに飛び込んだディフェンダーと河田のスーパーセーブが素晴らしすぎましたが、相手もさるもの。ゴール前で見事な集中力でゴールを死守してきます。
近くて遠い先制点を両チームとも取りあぐねていましたが、今年の甲府にはこの漢がいます。
そうです。スーパーウタカです。
三平の浮き球のパスが少し風で戻され、相手ディフェンダーの寄せが甘くなった一瞬に、正にワンチャンスを仕留めてくれました。あっぱれ!
あとはこの虎の子1点を守り切り、またまたウノゼロ勝利。
今節は打ち合いになるかと予想していましたが、今年は本当に1-0が多いですね!
河田がセーブした林選手のシュートと、ウタカが決めたシュート。この2場面がハイライトになったゲームとなりました。
素直に言えば、チャンスは金沢さんの方が多く、違った結果になりえる試合だったと思います。
そんな負け試合のような一戦で勝ち点3を三連戦の最後に奪えたこと、これはもう本当に凄いことです。勝ち点6くらいの価値があるんじゃないでしょうか。球際の最後の頑張りがこういった結果に繋がっているのだと思います。素晴らしいですね。心からの拍手を送ります。
守備はこのまま奮闘し続け、あとはもう少し攻撃の火力が上がってくると最高ですね。
そんな中で迎える次節は、監督交代をした大宮さんとなります。
ストーブリーグに甲府がオファーを出したと噂のある原崎さんが率いています。
前節の仙台戦を見た感じだと、開いて構えてレーンに選手を立たせてしっかりパスコースを作ってくる印象を受けました。
また、大宮さんの両サイドハーフは、泉澤選手と柴山選手という個で剥がせるドリブラーですので、甲府のサイドバックは2人に前を向かせないようなタイトな守備が必要になってくるのではないでしょうか。
サイドバックが引き出されたスペースには、ボランチとセンターバックのどちらがスライドするのか、といったあたりが甲府の守備の見所になりそうですね。
また、何より泉澤選手に甲府のサイドバックがマッチアップするシーンが今から楽しみでなりません。
関口選手が泉澤選手と一対一をしている動画が2年前に出ていましたが、あの頃から成長した姿を見せたいですね。
攻撃時には、石川選手の予測の速いプレスをどうかわすかがビルドアップのポイントになるでしょうか。
そしてフィニッシュワークは、サイドからのクロスが効果的になりそうな気がします。
ご存じの通り浦上選手は正面のハイボールはめっぽう強いですから、なるべくサイドに目線を振らせて揺さぶりたいですね。
それにしても、あの三人と戦うのはワクワクしますね。監督が交代したことで、もしかしたら新里選手と三幸選手も抜擢されるかもしれません。
予想のつかない次節ですが、厳しい戦いになるのは間違いないでしょう。
その上で、面白いゲームになると良いなぁ、と今から楽しみにしています。
目指せ三連勝!
連敗の痛みを払拭するには大型連勝が一番です。
昨年の0-3の悔しさを今こそ晴らして欲しい!

がんばれ甲府!!

今週も勝ちましょう!!



最後まで読んでいただきありがとうございました。


追伸

少し話は変わってしまいますが、残念なニュースが一つありましたね。
甲府に練習参加していたと噂の明治大学の田中克幸君が札幌さんに内定したそうです。
ものすごーく加入を楽しみにしていた選手だったので、非常に残念です。。ま、しかし、今週はトレーニングマッチも有りますし、甲府の試合が二日続けて見れる喜びを嚙みしめて、まだメンバーに入れていない選手たちの姿を楽しみに観戦に行きたいと思います。
田中選手のご活躍もお祈りしています。怪我に気を付けて頑張って欲しいですね。
また、トレーニングマッチの相手もYSCC横浜さんで、実はちょっと密かに応援しているチームで、それもまた嬉しいんです。
以前、鹿児島ユナイテッドFCに移籍した有田選手を見ようとニッパツ三ッ沢競技場に観戦に行った際に、鹿児島さんよりも寧ろYSCCさんに目を引かれてしまい、それ以来ちょこちょこ試合結果を気にしています。
当時YSCCさんはJ3最下位でしたが、2人目3人目が後ろからボールホルダーをドンドン追い越していきましたし、後ろから精度の高いミドルレンジのパスがズバッと通って見応えが有りました。
「これでなんで最下位なん!?」と驚かされたのです。
特に、キーパー以外全部できるんじゃないかという程クレバーでポリバレントな柳雄太郎選手、小柄なレフティーテクニシャン菊谷篤資選手、華奢ながらスキルフルで推進力のあるドリブルが武器のロリスティネッリ選手に目を引かれました。
トレーニングマッチに出場するかどうかは分かりませんが、もし出場するようでしたら、注目したいですね。
また、甲府の注目選手としては遠藤光、通称えんぴかを推したいです。
記憶違いでしたら申し訳ないのですが、確か彼は大学2年次には既にスタメンで起用されていました。ポジションは右サイドバックだったと思います。
大学2年次ということは、当時の専修大学サッカー部は関東大学サッカーリーグ一部に所属していた筈ですから、2年生で一部スタメンはかなり凄いですよね。
また、大学の監督さんもプロ内定時のインタビューにて「非常に足元のテクニックのある選手」と評価していますし、甲府の番記者マツジュンさんも“器用な選手”と記しています。
それでいて本職はボランチですから、きっと体も強く、そして試合の状況認知能力にも長けているのではないかと推測されます。
怪我からの復帰の過程にある現在ですが、連戦が続く夏以降の後半戦に存在感を出してくるのではないかと期待しております。
さらには飯島、ノリック、大和、神谷など、そろそろ天皇杯などで出番が回ってきそうな選手達にも注目したいですね。
もしかしたら、一ノ瀬君や志村ぼん君、はたまた高橋利帆君とか参加したりしないかな!?

しないかな (^▽^;)


それでは改めて

最後まで読んでいただきありがとうございました。










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