見出し画像

続・良い街頭インタビューのセブンルール

月曜日のカナイです。

今回は、ちょっとずるいけど打率が上がる街頭インタビューのやり方をご紹介します。ただし…結構上級テクニックだと思うので注意してください。

前回の記事(良いインタビューのセブンルール)はこちら

①二匹目のドジョウを狙う
②情に訴える
③遠回りする
④例を挙げる
⑤条件を絞る
⑥喧嘩させる
⑦もう一度言わせる

 ①二匹目のドジョウを狙う

そもそもインタビューさせてくれる人がなかなか捕まらないということがあるかと思います。しかしインタビューのメッカ渋谷だと、夕方や週末になると、だいたいZ○P!やめざ○しテレビ、月曜から○ふかしなど…いろんな取材クルーがいます。

そこで、別番組のインタビューが終わった人たちを待ち伏せし、「うちもお願いしたいんですけど…」と、インタビューをお願いしてみましょう。受けてくれる時間もテンションもあるので、狙い目です。


②情に訴える

それでも厳しい場合、こういう言い方をすることもあります。「上司から100人聞かないと帰らせてくれないんです!」「1分で終わります!1分だけ!」

最後は人間の情に訴えかければ、まぁ何とかなります。とりあえず見栄やプライドは捨てて粘って、神が舞い降りるのを待つだけです。


③遠回りする

早く本題にいきたいところですが、自分の場合はあえて「何してるの?」「どこから来たの?」など、とにかく遠回りします。機械的に質問を始めてもなかなか相手の心は開きません。相手のテンションを温めたり、キャラクターを探るなど、つかみが必要です。なんなら9割雑談で最後に聞きたいことを聞くぐらいでもいいかもしれません。

④例を挙げる

例えば「尊敬する人って誰ですか?」と聞くとします。でも、なかなかパッと思いつかないですよね…。

そこで、「家族」「芸能人」「職場」「スポーツ選手」など、だいたい想定される回答から逆算して、例となるキーワードを出してあげる。すると、「家族だったら〇〇ですよね〜」と出やすくなります。また回答をコントロールするためにさりげなく誘導するためにも必要です。

いろんな料理があるお店だと何を頼むべきか迷うじゃないですか。逆にメニューが3種類くらいだと瞬時に頼める。人間は選択肢が多いと迷いやすいんですよね。

これが街頭インタビューの準備で一番必要だと思っていて、身の回りの人やネットで調べて、何と答えるのか、どういう回答が文脈に合うのか、事前にインプットしておくことが大事です。

⑤条件を絞る

例えば「1000万円もらえたら何に使う?」と聞くと、だいたい「貯金」「旅行」「買い物」とかありきたりな答えになりがちで、少しひねった回答もほしいところ。

そこで「もし今日で死ぬとしたら?」という条件を加えました。そうすると「銅像を作る」「花火を打ち上げる」「渋谷の大型ビジョンにヒストリー流す」といった、ユニークな回答が出てくるようになりました。このように条件を次々に変えてみて、面白回答を引き出してみましょう。


⑥喧嘩させる

例えば「ナシ」派の人に対して「さっきの人はアリって言ってた」「全体的にアリが多い」などと、対立を煽るような質問や言い方をしてみましょう。人間は自分の意見が否定されたり、気に入らないと文句を言いたくなりがちなので、ここをどんどん突いていきましょう。


⑦もう一度言わせる

話の中でインパクトがあったコメントや、テンションがいまいちだった場合に、「もう少しテンションあげて言ってもらっていいですか?」「カメラ目線で言ってもらっていいですか?」「長くなっちゃったんで、〇〇って短くまとめて言ってもらっていいですか?」と、言い直させてしまいます。あくまで演出の範疇で、言ってもないことを言わせるとヤラセになってしまいますのでご注意。

とにかく慣れるにはやりまくるしかないのですが、大事なのは相手の心を掴みながら、自分のペースにうまく乗せることだと思うので、参考にしてみてください。

ではまた!

以下、参考事例です。



#動画 #映像 #撮影 #街頭インタビュー #質問 #動画撮影 #動画編集     


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?