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良い街頭インタビューのセブンルール

月曜日のカナイです。

私、以前某テレビ番組のADをしていたことがあり、
そこで街頭インタビューを良くやらされておりました。

番組ではすげー面白い人とか、ノリが良すぎる人がだいたい採用されますけど、あんなのは100人に1人いるかいないか。まさに1000本ノックな作業。

もちろん最初は声をかけるのだけでも難しいのですが、
やっていくうちになんとなくうまくいく「コツ」のようなものに気づいて、するとだんだん撮れ高が良くなります。

そこで今回は、誰でもマスターできる
良い街頭インタビューのセブンルールをご紹介します。

①仲良くなろうとする
②自分をさらけ出す
③相手を否定しない
④想像力を膨らます
⑤リアクションは大きくする 
⑥ダメだと思ったら切り上げる
⑦最後まで相手を楽しませる

①仲良くなろうとする

仕事とかやましい気持ちは捨てて、フランクな気持ちを持って、「あの相手と仲良くなりたいな〜」という気持ちで声をかけましょう。だが決してナンパやキャッチではありませんのでそこはわきまえましょう。

②自分をさらけ出す

まずは「〜の取材で」「〇〇の話を聞きたい」と、身分や目的をちゃんと伝えて、相手に安心感を与えましょう。さらに「自分も出身が同じ」「自分も〇〇な経験がある」とか、共感ポイントを見つけられると、さらに相手の安心度が上がります。相手より先に自分の心をさらけ出しましょう。

③相手を否定しない

相手の話が微妙だったり、意図していない答えだったとしても、決して否定してはいけません。話を続けるには「褒める」「気になる」ポイントを見つけてひたすら広げていきましょう。否定してしまうとそこで終わってしまいます。

④想像力を膨らませる

相手の答えに対して、いつどこで、なぜそうなったか、そしてどうなったのか、想像力を膨らませて話の輪郭を作っていきましょう。このとき5W1Hを満たすように聞いていくとやりやすいです。

⑤リアクションは大きく

なるべく大きな声で大げさに驚いたり、笑ったりしましょう。リアクションが良いと相手も安心しますし、動画でも笑うポイントやアクセントとして使えます。伊集院光氏のラジオでよく笑っている構成作家さんが良い例です。

⑥タイミングを見極める

自分も相手も時間には限りがあります。これ以上引き出せないと思ったら、質問を全て聞き出せてなくてもやめましょう。逆に相手がとにかく面白い場合はもう少し粘るなど、最後は勘が必要になります。

⑦最後まで楽しませる

採用するしないに関わらず、貴重な時間をいただいたことに感謝し、笑顔で見送りましょう。そうしないといつSNSに悪口を書かれるかわかりません。

という感じなのですが、これは基本中の基本。

実は、もっとずるいけど打率が上がるインタビューのやり方があります。

これは次回ご紹介します!!


#動画 #映像 #インタビュー #動画撮影 #テクニック

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