虚心坦懐

お久しぶりの投稿です。
noteから、「そろそろ記事を書かないと、33か月連続投稿の記録を失うぞ~」といったお知らせがあったので、気分の乗らないまま書いてみることにしました。

たまに、自分で書いた記事を読み返すことがある。
それで、「こんなこと、いつ書いたっけ?」と思い出すのが難しい記事もあったり、「偉そうなことをよくもヌケヌケと書いたものだ…」と赤面するような記事もある。

先週から、居合を暫く休むことにした。
理由はいくつかあるが、その大きなものとしては、さらに自分自身に磨きをかけるためである。

居合道を始めて3年弱になる。
おかげで、参段にまでなれた。
演武大会にも何度か出させていただいた。
これで十分満足だと思っているが、その一方で、さらに高みを目指したい気持ちもある。

だが待て。
自分にとっての居合は、あくまで【趣味】である。
師匠や師匠の周りの人達と接していると、居合をやる環境も意気込みも、その程度が自分とは大きく違うと感じることが少なくない。
そうすると、こちらに求められることに十分応えるのは難しい。
そして、そんなことで不安や怒りを募らせても、業であれ何であれ、理にかなうわけがない。

武道も大事だが、家族と歩む人生をさらに充実させたい。
そして、そのための手段の一つを、新年度を迎えるにあたって見つけたのだ。
そうであるなら、そちらを優先し、一意専心で取り組むべきではないか。

心のわだかまりは、ない。
素直に謙虚に礼儀正しい自分で、眼前の目標に向かい、淡々と突き進むのみ。

それが成し遂げられた暁には、再びやり直せば良いだけのことだ。

稽古に費やした3年は無駄にしない。
武士道の魂を、まだ死なせてはいない。

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