SamuraiTeacher【侍★日本語教師】

居合道×日本語教師×ベトナム語

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抱負2024

新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 今年も継続してnoteを綴っていきたいと思う。 2023年は、まさに波乱万丈の年だった。 今年は、落ち着いた年にしたいと思う。 周囲に振り回されないためには、自分自身が常に冷静沈着でいなければならない。 落ち着いて問題を対処する力を養いたい。 そのためには、何が必要か。 おそらく、自信だと思う。 自分に自信が持てなければ、不安が襲って来る。 逆に自信さえ持てれば、焦らず、慌てず、苛立たずに、何事

    • 万理一空

      いつでもどこでも 最後に行き着くのは一つの場所 憂鬱も一時 快楽も一時 ただ今を恐れず真っ直ぐに突き進め 向上心の先には暗闇を割く光が照らす

      • 虚心坦懐

        お久しぶりの投稿です。 noteから、「そろそろ記事を書かないと、33か月連続投稿の記録を失うぞ~」といったお知らせがあったので、気分の乗らないまま書いてみることにしました。 たまに、自分で書いた記事を読み返すことがある。 それで、「こんなこと、いつ書いたっけ?」と思い出すのが難しい記事もあったり、「偉そうなことをよくもヌケヌケと書いたものだ…」と赤面するような記事もある。 先週から、居合を暫く休むことにした。 理由はいくつかあるが、その大きなものとしては、さらに自分自身

        • 我が道

          自信とは、突然湧いてくるものなのかもしれない。 自分がやりたいこと、成し遂げたいことが果たせる、そんな気がしてきた。 独立したいという思いと、日本語教師を続けたいという思い、そして妻と二人で何かビジネスができればという思いが重なり、灰色だった青写真に明るみが出始めた。 体が弱い妻は、今は専業主婦として、頑張ってくれている。 私は、それで十分満足している。 それでも、彼女自身が納得できていない。 自分の稼ぎも生計の足しにしたいという気持ちは有難い。 だが、また病気になられて

          覚書き「刀法・前切り(英信流)」

          正座にて、正対する相手に対し、第一刀目は柄頭を正中線に向けて、抜きながら立ちながら、横一文字に斬りつける。 正座は、背筋を伸ばし、両膝の間は緩く拳一つ分くらいで、右足親指が左足に乗っており、両手は、腿と股の付け根から少しだけ離れた位置、正面よりやや内側に向けて指先を真っ直ぐに揃え、脇が少し空いた状態にする。 目付けは、床下3m先を見る。 このとき、正中線に向けた刀に引っ張られるように、両膝を絞りながら爪立って、斬りつけると同時に右足を素直に正面に出す。 注意点として、まず、刀

          覚書き「刀法・前切り(英信流)」

          昇段試験後の雑感

          全日本居合道連盟の昇段試験に無事に合格し、3段になった。 これまで長続きしなかった習い事や趣味はたくさんあるが、この結果は『石の上にも三年』を実践できた努力の賜物だ。 とはいっても、「何だ、あのへっぴり腰の居合は!」と、試験の後に師匠に指摘された。 ここまで来たら、何としても一端の居合人として、人前で華麗な業を披露できる侍になるつもりだ。 まだ技の基本もできていなかったり、修得していない業も多かったり、そもそも業の理合いも分かっていなかったりするが、それでも、これまで教わ

          卒業式2024

          先日、私の勤める日本語学校で2023年度【令和五年度】の卒業式が行われた。 中国、ネパール、ミャンマー、ベトナムの学生たちがそれぞれ1年、1年半、2年の学習期間を終え、新たな進学先(大学院、大学、短大、専門学校)へと旅立った。 総勢71名の留学生達は、日本でのこれまでの留学生活を満喫し、笑顔でこの日を迎えられただろうか。 その場の様子を傍で見る限りでは、みんなが誇らしげな表情で、まだ見ぬ世界へと自信を抱いて挑もうとする、逞しい姿に見て取れた。 少なくとも、私が担任をしていたク

          次の日曜日、いよいよ昇段試験だ。 毎週稽古に参加して、業の精度を上げるために、懸命に励んだ。 稽古をつけてくれている先輩から、3年近くもやっていれば、もう立派な居合人だとお褒めの言葉を頂いた。 だが、3年近くやっていても、いつも師匠から間違いの指摘を受ける箇所は同じ所ばかりだ。 体の小さい者は、相手に大きく見せるようにしなければならないと教わった。 前屈みになったり、体を沈ませたりしてはいけない。 刀を力任せに振っているから、いつまで経っても治らないのだろうか。 刀は、正しく

          忍耐

          苦痛や苦悩に耐え抜いたとき、強くなったことを実感できるだろう。 怒りに身を任せるのではなく、ただひたすらに耐える。 耐えるにも限度というものがあるが、大抵は限界に達するまでにケツを割るのが関の山である。 限界など、そう容易くは到達しない。 もう無理だと思った先の先まで、粘り強く、辛抱強く耐えることが限界突破に通じるはずだ。 過去の自分と比べて、今の自分はどうか。 些か、忍耐強くなっただろうか。 人に愚痴をこぼしたり、ボヤいたり、喚いたりするのは、恥でしかない。 また、それで強

          自由への疾走

          他所の家庭に首を突っ込んでくるご近所さんもいれば、ホウレンソウのやり方も分からない部下もいれば、役所仕事のように客に接する礼儀知らずの受付嬢もいる。 人生いろいろ、人もいろいろ。 その都度、腹が立ったり頭に来たりするのは、無駄なエネルギー消費。 省エネしないと、身が持たない。 如何なる時や所を問わず精神修養、質実剛健の精神を養うべく、これも鍛錬だと思い定め、現実逃避することなく、人生と向き合っていくしかない。 人生は山あり谷あり。 悪いときの方が長く感じたり、良い時のこ

          永遠のテーマ

          もうすぐ昇段試験がある。 居合道を始めて三年弱… 次は三段を目指す。 今年に入ってから、できるだけ稽古に参加するようにしている。 昇段試験を受けるに際し、余程のことがない限り、休まずに稽古に出るよう師匠から告げられた。 それで、試験までは毎週稽古に参加する旨を妻に伝えた。 妻が快く承諾してくれたおかげで、あと一月弱の本番に向け、順調に鍛錬できている。 「居合は今や、自分の生活の一部である」 「私」という人間の中には、「日本語教師」という特異な領域がある。 そこから、思

          脱力

          力を抜くことを覚えようと思う。 何事も、気張り過ぎないように。 ムキになると、余分な力みが生じる。 余分な力みは、無駄な動きに繋がる。 仕事もそうだ。 必死になってやったことが空回りすることは多々ある。 程々にしておかないと、ストレスが溜まる一方だ。 何か問題があっても、真正面から受けようとせず、受け流す姿勢で居た方がいい。 仕事に対する姿勢が改善されれば、それは家庭においても、また趣味などのプライベートの場面においても、余裕が生まれ、充実感が増すに違いない。 趣味も程

          忘年会2023

          今日は会社の忘年会だった。 社長や学校責任者、専任講師と事務スタッフ、非常勤講師数名が集まり、宴を楽しんだ。 2日前の日曜日は、居合道の最終稽古日で、稽古終了後に納会が行われた。 普段は顔を見せない道場生も来て、皆でお好み焼きを食べながら談笑した。 もうすぐ、本年が幕を閉じる。 その前に、共に働いた仲間たち、共に業を磨いた仲間たちと一緒に「お疲れ様」とお互いを労う。 先日のお好み焼きも、今日のお酒も、どちらも美味かった。 一所懸命に頑張ったから、それだけに味わい深かった

          振り返り2023

          今年も残すところ、あと10日。 ここで、2023年を振り返ってみようと思う。 今年は、これまでの人生において、ワースト5に入るであろう大波乱の出来事があった。 もう済んだことだし、結果的には悪い方向に進まなかったので、今更ほじくり返したくないのだが、やはり今の自分が生きている意義は「家族」に尽きるので、これまで以上に丁寧なコミュニケーションを重ねていくことが大切であると痛感した出来事だった。 その大きな「分裂の危機」を乗り越えたことは、今後再び訪れるかもしれない衝突の回避

          健康志向

          健康に気をつけたい。 高血圧が続いていたので、病院へ行き、薬をもらった。 薬を飲み続けて2週間後の今日、血液検査の結果をもらいに、再び病院へ向かった。 中性脂肪と悪玉コレステロールの値が平均値と比べて異常に高かった。 これが原因で高血圧となり、動脈硬化、心筋梗塞などの病気になる恐れがあるらしい。 大好きな肉類、ラーメンなど脂質の高いものを控えるように医者から忠告を受けた。 ウォーキングやスクワットなどの運動は毎日している。 おかげで、体力的に若い頃と比べて、それほど衰

          本気の度合い

          会社が正しい判断をくだせたことは大きな収穫だった。 まだ自分を必要とするのであれば、その期待に応えようと思う。 教務主任という今の立場は、神経をすり減らすことが多い。 それにしても、なんと自利利他の知らぬ者の多いことだろうか。 いや、理解できなくもない。 誰だってそうだ。 楽な仕事で給料が貰えるなら、わざわざ自己を犠牲にまでして働こうなんて漢は居ないのが常だろう。 我儘を通そうとする人が居れば居るほど、組織という器にヒビが入り、やがては割れて粉々になってしまう。 だが