忍耐

苦痛や苦悩に耐え抜いたとき、強くなったことを実感できるだろう。
怒りに身を任せるのではなく、ただひたすらに耐える。
耐えるにも限度というものがあるが、大抵は限界に達するまでにケツを割るのが関の山である。
限界など、そう容易くは到達しない。
もう無理だと思った先の先まで、粘り強く、辛抱強く耐えることが限界突破に通じるはずだ。
過去の自分と比べて、今の自分はどうか。
些か、忍耐強くなっただろうか。
人に愚痴をこぼしたり、ボヤいたり、喚いたりするのは、恥でしかない。
また、それで強さは得られない。
限界突破の先に光が見えるなら、迷わず進む。
独りで耐え忍ぶ。
辛くてもやり遂げる。
己に勝つまでやる。
力まない。
イラつかない。
投げ出さない。
脱力こそが、最強の構えである。


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