自キャラが勝手に動くゲーム

「交流する元気はないけど、とりあえず自キャラが動くところは見たい」ってこと、ありませんか?
本当にありますよね。自分はものすごくあるので、そういうときに程よく遊べるゲームをメモってみようと思います。

対義語:ロールができるゲーム

オススメするゲームの一覧ではないです。ただの羅列。
未プレイのものは除外。他に知っていたら教えてください。
以下に挙げるものは一応全て最低限以上のキャラメイク的要素あり。



Cardwirth

とても歴史の長いフリーゲーム。
ユーザー製作のシナリオをダウンロードして遊ぶ。中世ファンタジーから江戸編、現代学園ものまで色々! すごい!

  • 自由度高め。キャラ設定も文字のみで済むので楽。
    キャラクターランダム生成機能やランダムクーポン(キャラの経歴や要素を設定するもの)配布クエストが存在するので「キャラのこと何も決めてないけどとりあえず開始だ~」とかもできる。やってるうちに愛着が沸けばよし。自分はこの遊び方。

  • 歴史が長い→ユーザー製作のシナリオが豊富。
    とても豊富。人の力ってありがたいですよね。

  • エンジン・スキン・バリアントを変えればもっと遊びが広がる。
    設定が複雑になる一因でもありますが、前述の江戸世界! 現代学園! はコレ。

  • その気になればシナリオを自分でも作れる。
    プレイ人口が多いので、分からないときに聞ける相手が多いのもいい。

  • シナリオが豊富だが、それを自分で集めなければいけない。
    シナリオ公開時期が古いと配布元が閉鎖されていることもある。泣く。
    プレイ人口が多いのでオススメ一覧系はたくさん出てくるけど、こだわると意外と探しづらい。

  • シナリオは玉石混淆。好みや当たり外れがある。
    大長編~シリアス~コミカルギャグ系まで様々。大抵はreadme.txtに説明書があるので、要確認。

  • エンジン・バリアントの使い分けがちょっと面倒。
    あるエンジンバージョンで作られたシナリオは他のエンジンで読み込めない、とか。何とかする手段は一応あるけど、現状楽ではない。

  • 気にするとやることが意外と多い。
    プレイ前の各シナリオ注釈確認、パーティ編成しなおしなど。地雷回避のためには必須。クリックすら面倒なときはここがやれない。

The sims

人間たちの生活を眺めるゲーム。
まあこれだよね~という感じ。実際に最強です。今は4あたり?

自由度はとにかく高いし「とりあえず人間を眺めたい」人には一番オススメ。文字通り勝手に動く(手出しもできる)。

  • PC版ならModを入れればかなり画面と自由度を作り込める
    だいぶ頑張れば髪・服・インテリアの自作もできる。

  • カメラモードも充実。なんて素晴らしいんだ。

  • オフラインでプレイできる。いいね。

  • (スペックが許せば)何人でも詰め込んで眺められる。

  • 海外製で、キャラの見た目も生活様式もリアル寄り。好みは分かれるかもしれない。

これで町一つに複数家族を放り込んで眺める遊びをしています。楽し~。

RimWorld

リムワールド。人間たちの生活を眺めるゲーム。Simsに並ぶ最強その2。

未開の地を開拓する共同体に指示をしたり、人間たちが勝手に作業するのを眺めたりする。進行すれば指示の自動化もできる。
人々(村人でない部外者含む)にはそれぞれ名前やら性格やら得意不得意やらが設定され、彼ら同士で恋愛をしたり、仲悪くなったり、ひいては口論からの殺し合いに発展したりする。やめなさい。

  • 本当に勝手に動く。放置可だし操作可。

  • 基本的に全てのキャラクターはランダム生成のみ。好きなら利点。
    modを導入すれば名前・見た目・性格全て設定可能。

  • ↑の二点が最強すぎて他の利点が霞むまである。

  • 難易度は(調整できるものの)高め。
    特に怪我で死んだり感染症で死んだりとかが日常なので、死を見たくない人は要調整。

  • 難易度やキャラクター設定の他、世界観などの細部設定も可能だけど、オリジナリティにこだわるならMod前提。

  • ロールプレイを除けばほぼ同じ導入・ストーリーで繰り返し遊ぶようなゲームなので、感動の起伏とかが欲しい人は飽きるかもしれない。

なんと人外種族追加もできるので好きな人にとっては完全な時間泥棒。
この一覧の中での自由度とクオリティの総点はピカイチと思う。

探索遥かなり

放置系アプリ。片隅の町から冒険を始め、クエストを受けながら行動範囲を広げていく。

  • 放置ゲーかつ自動生成。楽。後述の行動ログに「今現在こういうことをしている」と表示され続ける。

  • 行動ログが楽しい。
    履歴に「××は辺りを見回した。」みたいなことがズラっと並ぶ。行動ログや戦闘ログを見返して戦略や行動を立てる。楽しい。

  • アイテム名・スキル名・効果文の変更ができる。
    「このキャラはモーニングスターを鞭のように扱って躍り舞い……」とか字数さえ入れば何でももできる。

  • やや堅い文章とシンプルな画面。
    好きな人は好きそう。自分は好き。

  • 一度作ったらキャラ名や画像は変更できない
    最初にどんなキャラで遊ぶかを決めておかなければいけない。

  • スキル使用に必要な要求ステータスがちょっと限定的。
    「頑丈な盾役だからVIT全振りにしよう!→防御バフにINTが必要」とか。足りないと使用できないので、使用スキルを見据えての割り振りが必要。

  • レベルアップやスキル取得、リビルドが遠い。
    なので気分によって自由自在とまではいかない。成長ものんびり待ってプレイするのがいい。

  • 色々とシンプル。
    なので、物足りない人は物足りないかもしれない。グラフィックとか。


Legends of Covitoria

上に挙げたCardWirth風味なアプリ。さっくりキャラメイクをして、投稿型シナリオを遊ぶ。

  • 手軽。
    CWがアプリでもできる気分。CWと違って、シナリオのダウンロードがアプリ内だけでできるので、そこも楽。

  • その気になればシナリオを自分でも作れる。
    大体CWと同じ。ある程度の素材も用意されている。ただし、シナリオ制作はアプリではできない。

  • シナリオが少ない。
    レベリングクエストはかなりあるのでそっちは問題ない。「ストーリーを味わうキャラ遊び」をしたいときには物足りないかも。


ソウルアンリーシュ

ちょっとCW風味、古き良きRPG。
無料版があるのでお試しでやってみるのがいいと思います。自分は無料版まで。

  • シナリオに統一感がある。
    CW風味だけどCWと違ってシナリオがユーザー投稿型ではないので、変なシナリオがない。安定して遊べる。

  • スキルの発揮しどころが多い。
    例えば「警戒心の強さ」を示すスキルを所持していると、シナリオ途中で警戒する描写が入ったり、それにより危険を回避したりできる。
    スキルを取得していないと気付かないけど、持っていると嬉しい、そういう塩梅。好き。
    戦闘用スキルと枠は共通なので、どっちを取るかで戦略も出る。

  • キャラメイク要素が少ない。
    名前+ステータス+立ち絵が職ごとに数種のみ。自由なキャラメイクとは言い難いかも。


The Golden Lore Ⅴ

自動探索ブラウザRPG。キャラクターは毎日各自依頼を受けて出発し、16時にその結果が更新される。
やることはキャラを作る・準備を整える見て楽しむだけ。これだけ。

  • 放置できる。楽。確認をサボっても冒険者が冒険をやめることはないし、そのレベルで留まるとかもしない。成果問わず勝手に成長して勝手に進んでいく。

  • カットイン・立ち絵が入れられる。
    デフォルトだと何もなしだけど、凝ろうと思えば凝れる。画面を豪華にしたい人向け。

  • 他プレイヤーを眺めるのも楽しい。オンライン交流要素はゼロだけど、毎日の更新時、面白い冒険やすごい戦闘があると名前やプロフィールが表示される。また、同レベル帯の依頼でよく一緒になる人だと自然と名前を覚えたり。

  • 戦闘面での細かい設定はできない。プレイヤーにできるのは装備を整え、冒険者を励まし、毎日送り出すことだけ。高難易度に出かけられても泣かない。

  • キャラがすぐ死ぬ。
    冒険の結果やロストにプレイヤーは干渉できない。事前準備をどれだけしても死ぬときは死ぬぞ! 一応死にづらくなるような設定はあるけど、一人のキャラで長く遊びたい人には向かない。


QuestNotes

CW風味ゲーム。剣と魔法のファンタジー世界でキャラを作り、TPRGをGMレスで遊べる感じ。
ただチャット交流を前提としたMMOなので、交流したくないなら他プレイヤーに姿が見られないよう設定をするか、そもそも他人の存在が見える場所に行かない必要がある。真っ直ぐシナリオをやるだけならそのままでよし。
自分は交流ありきで普段遊んでるんですけど、この間完全ソロでやったらめちゃくちゃ面白かった。ガチでカードワース。シナリオ探しの手間がないカードワース。

  • キャラクター設定の自由度が高め。ジョブによるステータスの上下限がないので、戦闘面の自由度は高いと思う。
    例えば物理前衛攻撃職でも回復支援職でも好きな武器を持てるし、好きなステ振りをできる。回復用ステが一切ない鈍重火力オンリーな回復支援職とかもできる。

  • カットインみたいなやつがある。画像とテキスト(スキル名、セリフ、効果の文章……)がカスタム可能。付けてもいいし、付けなくてもいい。

  • シナリオが豊富。開発の長いゲームなので、大長編から読み物、秒で終わるギャグまで量がかなりある。オンラインゲームなので、CWみたく個人でのダウンロードの必要がないのも楽でいいところ。

  • その気になればシナリオを自分でも作れる。作れる!!!!!!!! ぜひ作ってください。スマホのみでは不可。

  • やりたければ他人との交流もできる。色んな人がおり、楽しい。他人と一緒にシナリオをやると、TRPGセッションみたいで楽しい。

  • シナリオが玉石混淆。CWの項目と大体同じ。
    ただゲーム・アプリストア側の規約があるので、そこまで変なものはない。あとは好み。タグ/ワード検索はあるので大きな苦労はしない。

  • ゲームバランスがシナリオ製作者依存。当然戦闘バランスもシナリオ製作者に依存。高難易度戦闘だったり、パズルがノーヒントだったり。
    また公式アップデートやその時のプレイ傾向、環境にも左右されるので、「アップデートで全ステータスの平均が引き上げられた」後、結果的に戦闘の難易度が変わる、みたいなことも。特に古いシナリオは製作者がもう離れていて、修正ないままだったり。

  • たまに動作が不安定。
    進行停止になるのがシナリオ側の問題だったり、サーバー側の問題だったりと色々。まだβ版なので仕方ないね。まれにサーバーが落ちていることもある。


ワールドネバーランド エルネア王国の日々

どうぶつの森の早送り人間版、MMOの雰囲気があるソロゲーム。「架空人生シミュレーションゲーム」らしく、実際シムズやファンタジーライフに近め。シリーズものなので過去作も似たような感じかも。
ゲーム内一日がリアル20分くらい×30回分で一年、複数の職や季節行事が存在するひとつの王国で過ごす。

  • 毎日をのんびり過ごせる。ゲームのメイン。農作業したりダンジョンに行ったり、他の国民と仲良くしたり、子どもを作って家系図を伸ばしまくったり。国民にならず一ヶ月で退去もできる。

  • NPCに話しかけると色々会話してくれる。季節・時間帯・続柄・イベントの前後で話題も変わる。

  • 国民全員の名前・顔・性格などがランダム決定。プレイ開始時の初期国民以降はひとつと同じものがないプレイ体験って感じになる。性格は行動にも反映される。
    好みの顔で統一した王国を作るもよし。3Dで着せ替え要素もありだから見た目にも楽しい。

  • 自分の見ていないところでもNPCが生活している。
    いやぁ~~これこれこの感じ~~。事件は起きないけど群像劇とか好きな人にはいいかも。

  • 全放置して眺めて遊ぶとはいかない。放置ゲームではない。できないことはまあないけど、普通にプレイしたほうが当然楽しい。

  • 慣れると単調。
    そもそものんびりするゲームなので、効率や感動を求めたい人へのロールゲームとしては向かない。脳内補完できたほうが楽しめるかも。

  • 通信必須。
    ログボやイベントもありだけど別にやらなくても問題はない程度。課金しなくても充分遊べるけど、たまに課金したほうが楽。


カイロパーク

アプリ。無料版もたくさんあるのでタイトルは省略。大抵はシュミレーション系。ひとりのキャラに焦点を当てたものは少なく、キャラメイクも名前と数種と見た目程度。自キャラ云々は放って普通にゲームとして楽しめるタイプ。

  • シリーズたくさんなので気に入ったのを選べる。
    「戦略は合わないけど規模小さめなのなら……」とかも平気。逆にSLGが合わないと厳しい。

  • 全体的にゲームな感じが強い。ドットが豊富だしやることがある。ハマるとハマる。

  • あまりキャラクター中心ではない。
    「町や土地のシュミレーション」が多めなので当然と言えば当然。NPCの恋愛要素はあるので、その程度でいいなら充分。

  • 自由度は普通。
    建物の設置や新規NPCの呼び込み等、要課金またはチュートリアルを兼ねた進行が多いので、何でもできるぞ~~~~!!!! という程ではない。

異世界の創造者

PCゲーム。厳密には「自キャラが勝手に動く」とは違うけどロールプレイができるゲームとして。
ある世界に来た主人公として、のんびり生活を送ったり、討伐したりして過ごす。「異世界を作れる」のがここでの主人公。つまりどういうことかと言えば、ワールドマップを都度ランダム生成する。マップも町もNPCもダンジョンもプレイごとにランダム生成

!?!?!?

紹介文にある通り自由度が高い。ありがとう。雰囲気はちょっと易しいElonaという感じ。楽しくて自分は今4週目です…

  • マップ、NPCの顔アイコンや口調や職業、旅のミニイベント、などなどが全てランダム生成。こんなに嬉しいことがあっていいんですか!?!?!?!嬉しいので何回でも言う。完全なランダム生成です。NPCには誕生日や好物設定、初めて出会った場所の記録などもある。至れり尽くせりか?

  • カスタム要素。顔アイコンや口調は差し替えできる。1つのセーブデータをじっくり遊んでもいいし、新鮮さを求めて繰り返し転生しまくっても楽しい。

  • 仲間システムの充実。NPCには町の住人の他、冒険者(主人公と同じように各地を放浪する)もいる。定住していない人には中々会えないのも味わい。NPC・魔物共に仲間に誘う・恋人になる・結婚が可。殺害や追放も一応できる。賞金首を牢獄に送るなどもある。草。総括としては一期一会の出会いをやれる。

  • 一応メインストーリーは存在しており、そこはランダム要素なし。
    リムワールド同様、同じ導入・ストーリーのゲームなので、そこが退屈な人は飽きるかもしれない。

  • 販売所がDLsiteのみ。このゲーム買うために初めて登録したんですけど、雰囲気が怖い。性癖の絵ばっか出てくる。未知の世界すぎて買うか迷った。未定だけどSteam販売も視野に入れているらしいです。よかった~。



その他

やったことがないためここには書けないけど、とりあえず「自キャラが動くところを見たい」を叶えていそうなもの一覧。

・放置系エロトラップダンジョン
シンプル画面の戦略ゲーム、ただ名前の通りにR-18らしい。それが見たいならいいかも。

屍喰らいの冒険メシ
すごいそれっぽい。

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