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元県民がおすすめする笹団子以外の新潟土産

社会人になって金銭的な余裕が出てから、帰省する際に新幹線を使うことが増えた。学生時代は夜行バスで辛くて長い移動時間を凌いだという思いも相まって、何度乗っても新幹線はいい気分になる。

上越新幹線ときに乗って行き来するのは新潟駅。
ここ数年親しみが増えてきた新潟駅(ぽんしゅ館コンプレックス、またはぽんしゅ館 新潟驛店)で買えるおすすめのお土産を紹介します。



お酒好きな方へ、気軽に渡したい:ワンカップ

ワンカップとも呼ばれるカップ酒、安いもので200円台からあり、高くても400円くらいのものがほとんどなので、気軽なお土産に最適だと思ってます。ひと瓶持って買えるのは大変だけど、ワンカップなら頑張って持って帰れるし。

カップ酒ってその地元じゃないとまず手に入らないのでレア感もあるし、残った瓶はコップにもなって可愛い。


新幹線改札目の前の方のぽんしゅ館コンプレックスの土産コーナーに、あまり他ではみないくらいのラインナップがずらりと並んでいる。
少し離れた通路にあるぽんしゅ館 新潟驛店にある名物利き酒コーナーで好きになったものを選ぶもよし、パケ買いもよし。

おすすめは、素朴に描かれた鮎がカワイイし味も広くおすすめしたい「鮎正宗」、
見た目も上品な「雪男」、
日本酒好きに自信をもってあげたい「北雪」、
見た目レトロで味も人気の「鶴齢」、
高橋留美子先生が新潟出身ということで実現したらんま 1/2の「ふじの井酒造 パンダカップ」など。

雪男。スキーをかついでいてカワイイ。
陽気なパンダ、つい手に取ってしまう
レトロカワイイお花、流行りそう。鶴齢

おすすめ画像としては見た目がシンプルなものばかり選んじゃったけど、錦鯉が描かれた華やかなものや、猫のイラストが描かれた苗場酒造のものなどもあります。

カップ酒だけじゃ味気がないときはカップ酒コーナーの近くに売っている乾きものおつまみを添えて。
ホタルイカ、南蛮エビなどが新潟らしくておすすめ。

お土産をあげる人の好みを考えて選ぶのも楽しい。

米菓に数あれど、静かに推したい:豆天

新潟は米どころなので、煎餅がたくさんあります。
亀田製菓、三幸製菓、岩塚製菓、栗山米菓など、全国のスーパーに並ぶお煎餅のメーカーの多くが新潟にある。

ていうかもはや煎餅しかない。そう言いたくなるくらい煎餅の種類には充実している。

よくお土産として挙げられるのは「柿の種」だけど、まぁ亀田製菓のはどこでも買えるし……。
元祖である浪花製菓のものも、そんな珍しいものではないし。小学生の時に初めて食べて衝撃を受けた「柿の種チョコ」もめっちゃ好きだけど意外とドンキで買えたりする。

県民が好むわりに全国展開されていない「サラダホープ」も近年有名になっているのでこれもおすすめではあるけど、
個人的には日頃から特に感動なく親しんでいた味だけあって(褒めています)お土産としてはパンチに欠けるのではと常々感じている。

確かに美味しいけども

そこでおすすめなのが「豆天(まめてん)」!

これは大豆が丸ごと入った生地を焼いた後に揚げて作られる、ちょっと変わった揚げ煎餅。

豆天の天は天ぷらの天らしく、確かに天ぷらのような優しさと風味がある。
バリバリした食感で、大豆がじわりと甘くて、食べ応えがあって美味い。

たまに給食に出てた記憶もうっすらある


スーパーで売っていることがあるけど種類は少ないし、他の煎餅に比べるとそんなに安くないので好きな人しか知らないのではと思う。

大橋食品製造所さんのものが色んな味入りで小分けになっているのでバラマキ系にも良い。

おやつにはもちろん、しょっぱいのでつまみにも最適!甘いものが苦手な人にも喜んでもらえる、大人におすすめのおやつ。
自分用に買って帰ることも多い。イチオシです。

女性にあげたいクッキー:白銀サンタ

ガトウ専科の「白銀サンタ」は人気のあるお菓子。
隠れた一品とかではないんですが、個人的に好きなので。

雪国らしい商品で見た目も可愛いし、パッケージからおしゃれ。私は甘いものがそこまで得意じゃないので実はこのクッキーがすごく好きというわけではないんですが、女性の友人や大人の方にあげるには最適と思っている。量は入ってないので個人向け。(大入りのもあるけど)


数量と値段でみたコスパはそこまでだけど
見た目の力でカバー

お酒風味のお菓子が多いなか、これはノーマルな味付けというのも◯。みんながお酒好きなわけじゃないですからね。ただ、仕入数が多くないのか、製造数がそもそも多くないのか、いつどの時間帯に行っても数が少なかったり売り切れていることがある。あったらとりあえず買ってみてもよいのでは。ちなみに、同じくガトウ専科の花火パイも大きくて食べ応えがあって、手頃な価格でおすすめです。これは新幹線改札中のニューデイズにもある。

家族や親戚への手土産に:越のむらさき(醤油)

300mlサイズが手頃

貰って困らないお醤油!

しかも県民自慢のちょっといい美味しいお醤油。
お土産何にしようかなーと迷っているところ、親からおすすめされて購入。

普段の料理にドバドバ使うというより、お刺身やおひたし、白米にかつおぶしを乗っけてちょろっと足すなど
少しずつ味を楽しんでいます。
使い勝手がよくて気に入り、だし醤油はリピート中。


これのいいところは小さめサイズがあって帰省の荷物にならないところ(かさばりを重視しすぎ)。
地味だけどワンコイン以下で買えるし、新潟感もある。新潟のお米と魚とぜひ。

越のむらさきが有名処だけど、ぽん酒館(新潟驛店の方)には色んなメーカーの醤油がずらりと並んでいるので、気になったものを見つけてみるのもおすすめです。

軽さを求めるならだしパック:on the UMAMIのUMAMIだし


今風のデザイン

これは長岡在住の友人がくれたもの。料理にハマってからよく使っているとのこと。

自分でいいお出汁ってなかなか買わないけど、そのぶん思いがけず貰えると嬉しい。冬は鍋だし。なんぼあってもいいですからね。
私は離乳食用に出汁を取って冷凍しきれず余った分を大人用ご飯でいただいている。
ちゃんと出汁をとったスープや鍋はしみじみ美味しい。

見た目も今どきでオシャレだし、若い人にも年配にもおすすめ。

だしパックは珍しいものではないけど、これは燕三条の会社で作っているもので、なんと燕三条の本社にはカフェやだしミュージアムもあるらしい。
燕三条は地元からはやや遠いので(新潟は広い)行ったことがないけど、もし出かけることがあれば行ってみたい。

要冷蔵だけどおすすめ!:なかよしミートのくんせい

お酒好きな先輩がやたらと褒めていた、長岡のなかよしミートのタン燻製&なんこつ燻製。
これも県内じゃないとまず手に入らない。新潟のお土産屋以外で売っていることを見たことがない。

新潟県民は豚肉好きで、年間消費量も全国トップレベルらしい。確かに食卓にはよく上がっていた。

惜しくも要冷蔵だけど、冬ならそこまで気にせず持ち歩ける。これも密かに人気のためか、ぽん酒館にあるにはあるけど店頭で品切れになっていることが多いので見かけたら購入してみるのがおすすめ。

気の抜けるブタイラストが可愛い


確か500円以下で買える。お酒好きな方へのお土産に。

とりあえずバラマキ用のお菓子が欲しければ:南蛮えび煎餅

新幹線のホームでも買える
念のための予備お土産にも

結局煎餅。最終的には煎餅。

しかし何だかんだ、これが一番リピートしているお土産だったりする。

海老を名物にしている都道府県は多くあるし、海老せんべい自体は珍しいものではないけど、それでもこの南蛮えび煎餅はそこらのものより断然美味いと思う。

なんていうか、えび味の煎餅というより、えびが煎餅になった!感がする。味が濃くて、旨味が強い。
しっかりした厚みと歯応えで、おやつにはもちろん、おつまみにも。

やったことないけど、自分用に一箱買いたいくらい美味しい。

箱のサイズが大小あるけど、小さい箱でも16枚とたくさん入っていて値段も700円程度でそんなに高くないので、職場などへのバラマキお菓子に最適。
会社のえらいおじさんが「美味いなこれ」と気に入っていました。迷ったらこれ。


という感じで、ここ数年買ったものでお気に入りのお土産をいくつか紹介してみました。

新潟駅のぽんしゅ館、日本酒&米好きにはたまらない軽食屋(カフェのノリで日本酒が飲めます)があって最高なので、新幹線の予約時間には余裕をもってお楽しみください。
あとレジが少なくて繁忙期にはめちゃ並ぶのでお土産を買う時間にはお気をつけください。

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