見出し画像

楽しい14ヶ月でした

育休が終わる。
保育園の洗礼もしっかり受け、楽しみにしていた1人時間は大して満喫できず終わるけど、約1年間の育休は楽しかったといえる。

子どもと夫とたくさんの時間を過ごせたのはもちろん、色んな所へ行ったし、友だちや家族、親戚とも何度も会えた。
仕事をしてないぶん時間の掛け方が育児に全振りされるわけだけど、何しろまだ意志のない赤ちゃんなのでその日にやることは全てこちらに決定権がある。
幸いなことに健康な赤ちゃんだったので、こちらの都合でお出かけの予定を好きなように立てて色んな場所へ行った。

都会はお出かけスポットや赤ちゃん連れで行きやすいお店選びに事欠かず、気づけばこれまでになくアクティブに動いた一年になった。
四ツ谷とか神楽坂とか、普段は全然行かないところに遊びに行ったのもいい思い出。

おっぱいを飲んで泣いて寝て、飲んで泣いて寝ての繰り返しの生活から
笑うようになり、遊ぶようになり、動くようになり、食べるようになり
どんどん人間らしく成長していく様を見るのはとても楽しかった。

むちむちふわふわの腕や足、にこにことしか形容できない屈託のない笑顔や、まだ言葉を知らない喃語の数々。

抱っこ紐にいれてどこまでも行ったな。
密着した身体が温かくて心地よく、夏は暑くて心配になるほどだったけど
それでもまだ歩けない赤ちゃんを移動するには抱っこ紐に入れるほかなく、
本当に長い間ぴったりくっついていた。
抱っこ紐に入ったときにこちらを見上げてニコニコキャッキャと楽しそうに笑う姿なんか、絶対忘れたくない姿だ。

どれもこれも愛おしくて、なるほど子どもは可愛いものだと何度も納得した。
死ぬ前に流れる走馬灯フィルムを大量にストックできた。

最近は無事に歩けるようになり、私の手を引きながら楽しそうに前に進む。抱っこ紐に入れると足をばたつかせて、まだ歩きたいとでも言っている様子。
こうやってどんどん成長していくんだろうなと思う。

もう一日中一緒にいられる時間は減ってしまう。
それは悲しいし寂しいけど、私が彼に出来ることにも限りがある。

この一年の思い出を人生のハイライトとして大事にしながら、これからの成長を楽しみに生きていこう。

ちょっと大袈裟だけど、まぁそんなことを言いたくなるくらい、尊かったよ赤ちゃん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?