自己紹介

はじめまして、ヴィーノサローネの主(あるじ)です。

僕は普段、メンズファッション誌を中心に企画と編集、執筆を仕事とするファッションエディターが本業です。もうかれこれ、30年以上になるでしょうか。そのキャリアの途中で、フィレンツェ、ナポリ、ヴェネツィア、ミラノに移り住んだことがあります。

ファッションエディターとしての仕事は、各シーズンのトレンドから導き出した着こなしの提案や、基本的なクラシックスタイルの解説。あるいは、過去にさかのぼり、伝説的な国内外の紳士を探り出し、その人のスタイルを紐解き、撮影を交えて誌面を構成することです。時には、企業の社長や、世界的なブランドのCEOにもインタビューすることもあります。ファッション誌のつくり方は、いろいろです。

そんな僕が、念願のワインを販売することになりました。それも、イタリアワインに絞り込んだ通販でのセールスです。

昔からいわれる「下手の横好き」でしょうか、イタリアワインとの付き合いも30年以上になります。イタリアの北部から南部までのワインを、チャンスがあれば白でも赤でも、当然ロゼでも、いやいやスパークリングも、味わってきました。もちろん、現在進行形です。 
イタリアに出張したとき、時間があればカンティーナ(ワイナリー)を訪ねて取材もします。うっかり見過していた、日常的なハウスワインに新鮮さを感じたり、時々、稀少なヴィンテージを口にして、イタリアワインの底知れぬ多様な造りに驚いています。

よく、「フランスワインはどうですか」と聞かれますが、嫌いなわけではありません。フランスワインにはまりそうな機会は何度もありましたが、それでも、イタリアワインに陶酔するのは、かの国の豊かさとユーモアが、あの液体に潜んでいるからです。

自己紹介の欄なのに、どんどんイタリアワインに迫ってしまいましたが、題して「ファッションエディターのイタリアワイン販売奮闘記/ディアリオ ヴィーノサローネ」で詳細を綴っていきます。

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