WCSの裏で遊べる特殊デッキ戦が最高だった話。【GLC大会レポート】
シティリーグの上位構築が公開制になり、情報網が凄まじい勢いで発達した現代のポケモンカード。
おかげで誰もが強い構築を握れるようになりました。構築よりプレイで差がつくようになってポケカの深みが増しました。
しかしその一方で、ゼロからデッキ構築する機会は以前よりグッと減ったように思います。
そんな中今回紹介するのは『GLC』という特殊ルール!まだまだ発展途上なGLCでは開拓する楽しさ・自分で考える楽しさを味わえます。
GLCを知らない人も、絶賛どハマり中の人も是非ご覧ください!
『GLC』とは?
GLCは『ジムリーダーチャレンジ』の略称。
ポケモンWCSでの人気サイドイベントのひとつで、一風変わったデッキで遊ぶ特殊ルールです。
GLCには構築ルールが4つあります。
■同名カードは1枚だけ!
普段のルールでは4枚まで同名カードを採用できますが、GLCでは同名カードを2枚以上使えません。いわゆるハイランダー構築です。
「同名カード」が1枚なので例えば▼のように同じ名前の別カードをそれぞれ採用するのもNGです。
基本エネルギーは何枚でも採用できます。
■ポケモンのタイプは1種類だけ!
ジムリーダーらしくタイプ統一します。
デュアルタイプはどちらのタイプとしても採用可能ですが、特性「ダブルタイプ」は右上記載のタイプでしか採用できません。
■ルールを持つカードは使えない!
・ポケモンex/V/GX/BREAK/EX
・かがやくポケモン
・プリズムスター
・ACE SPEC
は使用禁止です。
なのでサイドは基本的に1枚ずつ進みます。
ルールを持っていそうで持ってない
・ひかるポケモン
・アメイジングポケモン
・古代能力
・ウルトラビースト
・フュージョン等のバトルスタイル
は使用可能です。
■エクストラ準拠
カードプールはエクストラと同じです。
しかしなんとエクストラの禁止カードも使用可能。
▼エクストラの禁止カード一覧はコチラ▼
代わりにGLC独自の禁止カードがあります。
GLC禁止カードはこの6種類。
以上がGLCのルールになります。
ここでもう一度おさらいしましょう。
GLCの大会レポート
先日、国内最大規模となる21名でのGLC大会に参加してきました。
■BALL アニバーサリーカップ
今回参加したのは普段からお世話になっているカードショップ『BALL』さんの開店1周年を記念したGLC大会です!
BALLではスタンダードだけでなくGLC・ADV-PCGなどの特殊レギュレーション、スタートデッキそのままバトル等の初心者でも気軽に参加できるイベントがほぼ毎日開催されています。
プレイヤーの味方でいてくれる最高のお店なので、近くまで来たらぜひ脚を運んでみてください!
▼BALLさんのTwitter▼
そして会場は熊本県にある『eeeルーム うきのば』
eスポーツ体験やプログラミング講座、コワーキングスペースとしても利用できる施設です。
■使用デッキ分布(21名)
最大母数は超タイプ。
そこに雷・悪・無色タイプが追う形となりましたが、大会全体ではフェアリーを除く全タイプがバランス良く出揃いました。
どのタイプも何かしらのギミックを使えるので、それを発掘するのもデッキ作りの醍醐味ですね!
■上位入賞者のデッキ構築
▷1位:悪タイプ
【アクジキング】のワザ「レッドバイキング」や【クロバット】のワザ「クリティカルバイト」などサイドを追加取りする手段に長けた構築。
軽量アタッカーが多い悪タイプにしてはエネルギー枚数が多く、かなり使いやすそうな構築です!
デッキコード:MypRUX-FqomNx-2yMpUX
▷2位:鋼タイプ
低ダメージが飛び交うGLCで耐久・回復・妨害に振り切ることでサイドレースを優位に立つ鋼タイプらしい構築!自身は【ジラーチ】【ブロロローム】でリソースを補給できます。
デッキコード:NgnNH9-WD3NBV-LH6ig9
▷4位:超タイプ
【ダストダス】で特性ロックしながら【ディアンシー】等でコンスタントに攻撃する構築。ポケモンを相当絞っている特徴的な構築です。
サイド落ちを考慮するとポケモンを絞るのは勇気が要りますが、この枚数でも成立するんだな〜と発見がありました!
デッキコード:4cGxac-8wtWpc-aD84Gc
▷4位:無色タイプ
特性「プライマルターボ」から繋ぐ白ルギアのような構築。本家ルギア同様、【アーケオス】がたった後の安定感はバツグンです!
今回の無色デッキは全てこのアーケオス型でした。
デッキコード:D8cGcc-BIFN3O-KY8xaY
■参加者のデッキ構築
撮影許可をいただいた参加者のデッキ構築+提供してもらったフェアリーデッキを掲載します。(デッキ提供ありがとうございます!)
『ボチビート』のデッキ解説
デッキコード:9gQHnL-CULQBD-NLgiig
最後に、今回僕が作った「ボチビート」を解説します!…が、構築のスタートから60枚ができるまでの思考回路を書いたら文章量がやや重くなってしまいました。
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ここまで読んでくれてありがとうございました!
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