腸内細菌と匂い

 今回の話は、現在、わかる人には深刻な問題になっている
人間の「匂い」の話を取り上げる。
注意点として、すべて、経験からの推測であることと、
他の人のブログなども参考にしていることを付け加えておきます。
 

先に、ここ最近の私の理解を進めた事象を少し書きます。
 
(1) 甥っ子の結婚式、披露宴会場で、若い人がたくさんいたのに、
 全く匂いがしなかった。この2年間で、匂い無しは初体験。
 
 →他者の未来を、幸せを願っている時、
  自分も他者も体のモードが通常とは異なる気がする。
  この祝モードの時、腸内環境はバランスの取れた状態に
  なるのかもしれない。
 
(2) 以前にも書いたが、マンション前に救急車が止まり、
 患者さんと思われる人が出てきて、10m以上の距離があるのに
 見えた瞬間に匂いを感じた。
 
 →多分患者さんは、ピンチを他者に伝えるため、
  または、外敵を近づけさせないために何か信号(周波数)を発振。
  当然、これを受診できる機能が、人間の嗅覚にあるはず。
 
 
(3) スーパーで買い物をしていて、ある人の匂いを感じてすぐ、
  下痢になって、トイレに走ったこと。
 
 →腸内環境のリセット要求を、脳は匂いで識別できるようになっている。
  腸と脳の間をつなぐ、目には見えない「匂いインターフェース」だ。
  自分が出しているのか、他者のものかはどうでもいいみたい。
 


これらを経験して、腸内と脳は、「匂い」で通信をしていると感じた。
ならば、腸内細菌って体の中にだけあるようなイメージだけど、
実際には下図のように、半径3mmぐらいに広がっている
と考えたほうが辻褄があってくる。
匂いに困っている人は、この距離感がわかるはず。


 もしかすると、極小の腸内細菌にとっては、
人間の体はスカスカで、出入り自由なのかもしれない。
自身の引力により身にまとっているとも考えられるが、
ここでは説明のため、出入り自由としておく。
 

さて、人間の体内にはたくさんの腸内細菌がいて、
それらがバランスよく混ざり合っていると、
嗅覚的には、同じ匂いになる記事を、以前にも紹介した。
 
「たくさんの匂いを混ぜると、みな同じ匂いになる」というもの。


このことから、健康な人は、たくさんの種類の腸内細菌があり、
多少のバランスの違いあれど、混ぜればほとんど似たような匂いになる。
そして、私達はこの匂いに慣れているので、
他人であってもほとんど無臭に感じる。
 
言い換えれば、これまでは健康な人が多かったので、
匂いを感じることは少なかったのでしょう。
 
以降は、この匂いを「腸内健康臭」として説明する。
(勝手に名前つけるのって、結構楽しい)
 
 

さあ、ここからが世の中の匂いの私の分析だ。
 
 
「腸内健康臭」は普通の人には無臭で説明しにくいので、
4種類の腸内細菌が混ざったものを
「餃子のタレ」を例にして説明していく。
(なんで餃子やねん、という意見はごもっとも)
 
材料と量は、醤油1、みりん1、お酢1、ラー油(適量)の4種類で、
4種類が混ざっている時、無臭とします。
 

ある日、健康なAさんは、突然体調を崩し、
腸内細菌のバランスが変化しました。
 
なんと、4種類のうち3種類が死滅して
腸内は、お酢の菌だけになってしまいました。
当然、体の外には揮発したお酢だけをまとっています。
比率がお酢100%になり、慣れた匂いではなくなったのです。
想像すると多分、圧迫感のある酸っぱい匂いになります。

体調の崩し方次第で、
みりん菌だけが残ると、甘い匂いになり、(←みりんは匂いしないけどね)
ラー油菌だけが残ると、どろどろっとした感じ。
このラー油菌は、体から外に出て、道などにへばりつきそうですね。
 
そして、すべての菌が無くなってしまうぐらいに
体がぶっ壊れてると、
体内に残っている「うんち」の匂いになる。
 
こう考えると、腸内細菌は、
「うんち」の匂いを隠すためにあるとさえ思えてくる。
もし美人な女性から、そんな匂いがしたら、
世の中の男子は、とっても悲しい。
多分人口はどんどん減るだろう。
 
 
まとめとして、
今、外で人から「強い匂い」を感じる人は、
この匂いは、もともと誰しもが持っている腸内細菌を含めた
「体の匂い」だと知った方が良いかもしれない。

成分の比率が、変化しただけなのだ。 

そう考えれば、怖いものではなくなる。
そこからスタートしてはどうだろうか。
 
その上で、自分が多種多様の腸内細菌を作り出し、
身に強くまとえば、他者の匂いが侵入してきても、
匂いは軽減され、影響を受けにくくなる。
 
この考え方で、私はなんとか薬もサプリも使わずに
なんとか生きていける気がしています。
 

問題なのは、その匂いが持つ、脳へのメッセージ成分なのです。
他者の腸内からのメッセージを自分の脳が受け取り、
自分の体に合った対処がされるわけです。
 
健康な人なら無視できる腸内メッセージも
弱っている人には、大問題ということもあります。

「糖分が多すぎる」という他者の腸内メッセージを受信して、
自分の脳は食欲を減らすために、「頭痛」を作るかもしれません。


 
 
 
最後にまた変なたとえだけど、
Aさんが作る「餃子のタレ」が、どんなに配合になっても、
お好み焼きソースとマヨネーズをかければ、
餃子は、きっと「お好み焼き」になれる。
 
そんな心構えでどうでしょうか。
 
 





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