「書く人あれば読む人あり」~〈エディターコース〉にかける思い~
前回の「書く人あれば読む人あり」では、「編集」について考えた。
今日はその続きとして、僕が主宰するこのメンバーシップ〈エディターコース〉の意味、ここにかける僕の思いを少し語ろう。
「選ぶ」「繋ぐ」「紡ぐ」という言葉で表現されるのが編集だ。
そこに「書く」要素は――雑誌編集は別として――ない。
あくまで他者が書いた文章を選んだり繋いだりするのであって、自分が書くのではないのだ。
ではなぜこのメンバーシップは〈エディターコース〉つまり〈編集コース〉といいながら、講座は「エッセイ講座」なのだ?
さきほど編集に「書く」要素はないと言ったばかりではないかと。
〈エディターコース〉のメンバーは、エッセイ講座を受講する方、自著の出版を目指している方など、やはり「書く」ことを目的とした人が多い。
そもそもnoteがクリエイターの集う場である以上、エディターとライターでは圧倒的にライターのほうが多いだろうことは当然のこと。
そうなら、なぜもっと分かりやすく〈ライターコース〉として「書く」ことに特化したメンバーシップにしないのか。
これには大きな理由がある。
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