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エディターコース「書く人あれば読む人あり」~ちょっと実験~

※〈ちょこっと倶楽部・エディターコース〉メンバー向けの限定記事です
今回はメンバーでない方も最後までお読みいただけます

このところ、出版のお手伝いをすることが多く、勢いここにも電子出版のことや、著者と編集者の関係について書くことが多かった。
これはもちろんこのエディターコースにおいてのキラーコンテンツであり、今後もたびたび登場するだろう。

でも今日はちょっと肩の力を抜き、実験(のフリをした遊び)をやってみようと思う。
エディターコースのメンバーのみが参加できる実験(のフリ…以後略)だ。

実験
文章で人を動かすことができるか。

いや、できるって。
どんな文章でもとは言わないが、文章によっては読み手の心を動かし、行動を動かし、人生を動かすことだってできるかもしれない。

じゃあ実験なんてせんでえぇやん。
いやいや、まぁ落ち着いて。

自分の文がどの程度の力を持っているかを知る実験をしたいのだ。
ということで、実験の題目を変更する。

実験
自分の文が全体に及ぼす影響ってどれくらいだろうか。

なんとなく実験らしくなった。

さぁ前置きはこの程度にして、ルールの説明に移ろう。

ルール
・メンバーが文を繋いで1つの文章を作る
・1人1回あたり3文まで、3文合計で100字まで
・文は句点(。)・感嘆符(!)・疑問符(?)・カギ括弧(」)で終える
・しばらくループするので、1人何度か出番あり

ルールはたったこれだけ。
つまり、みんなで文を繋いで作文しようという遊び(いや、実験)。

こんなふうになる。

Aさん:A1。A2。A3。(3文書いた)
Bさん:A1。A2。A3。B1!B2。(2文書き足した)
Cさん:A1。A2。A3。B1!B2。C1。「C2」C3?(3文書き足した)

A1・A2…が1文を表す。3人がそれぞれ太字部分を書いたイメージ

小説になっていくのか、はたまたエッセイか、それは誰にも分からない。
けど、できあがったストーリーに自分の思いがどれだけ反映されたかを後で検証できればいいなと思っている。
たった3文100字で全体の流れを呼び込めるか。

僕がまず冒頭を書く。
実験に参加して続きを書きたい人は、後でパルケに送るフォームで申込を。
その申込順に順次文章を渡していくので、その末尾に書き足していってほしいのだ。
全員一巡したら次は2巡目の応募を受け付け、また申込順で書いていく。
これを次回4/7の「書く人あれば読む人あり」の手前まで続けてみたい。

用意はいい?
では冒頭を書いてみよう。

うだるような暑い夏の日、僕は河原を少し急いで歩いていた。
川の風でも吹けば少しましになるだろうに、その日はあいにく無風だった。
案の定、僕のシャツはぐっしょりと重く、これだけで肩が凝りそうだった。

(96字)

は?
まぁまぁそんなに驚かんでも。

小説にもできるし、エッセイにもできそうな書き出しにしておいた。
どっちに転ぶかはこの後に続く文で決まるのだろう。

ということで、この続きをみんなで紡いでいく実験に参加したい方は、このあとパルケで送る応募フォームで名乗りを上げてほしい。
数日は待ってみようと思うが、誰も申し込まなかったら結構なダメージを受けるので、そこのところはどうかよろしく(切実)。

この実験(というか遊び)が成立するかは分からない。
分からないならひとまずやってみようかと。

(2024/3/17記)

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