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愛するオットが癌だと診断されました。

まさかの出来事です。

まだ、心が震えて現実を受け入れられません。

わたしたちは結婚27年経った今でも、新婚に間違えられるくらい仲良しなオモロ夫婦です。

子供がいないからなのか、はたまた前世に生き別れになったのか、究極なソウルメイトなのか、いつも離れがたく、たいてい同じ空気を吸っています。

毎日、ボケとツッコミあいの応酬で笑ってばかり。2人ともワインでほろ酔いが大好き。TVを観るより静かな場所でボーっとするのが好き。

お互いのどこが好き?ときけば二人とも

『一緒にいるとき、すごく嬉しそうな顔をするとこ』。

オットが私をみて笑う、その笑顔は、誰よりも優しくて可愛くて、あったかくて、愛情たっぷり。

ただいまあ!と、家に帰ってきたときの嬉しそうな笑顔は新婚当時から変わらない。

オットの笑顔は最強なのです。

そしてオットにとっても私の笑顔は最強なのです。ただ2人でいるだけで毎日が楽しい。気が合う夫婦です。

去年会社をやめ、毎日一緒に笑って過ごす日々の大切さをありがたいなあと思っていた矢先の出来事でした。

昨日は大泣きしてしまいました。

2年前からオットの皮膚が荒れ始め、当初はムレや汗によるものかと思っていたら、最近シコリができて大きくなりました。

紹介された病院に行き皮膚科のあと外科でイボを取るくらいの気持ちでした。

結果は悪性の癌と診断されました。

レベルは詳しい検査次第なので、まだ先ですが先生の口調から予断を許さない状況であることがわかります。

私を襲ったのはオットがいなくなるんじゃないか、というすさまじい恐怖心です。こわくてこわくて震えと涙が止まらない。

一番不安でショックを受けているのはオットだとわかっているけれど、もしもと、あってはならないことを考えてしまいます。

オットは鼻を真っ赤に目を腫らして泣く私に、大丈夫だよ、大丈夫と言います。

そんな優しいオットに最強の笑顔を見せたいのに涙がとまらないのです。

神様、わたしからオットを奪わないでください。

かけがえのない愛しい大事なオットを。

助けてください。

たくさんの後悔。

皮膚が荒れたときにもっと強く病院に行くことを伝えていたら、嫌がっててもクビに縄をつけて連れて行ったら、塗り薬が効かない時点で調べたら、、たらればの応酬です。

でも悔いても仕方ない。

絶対オットは治る。完治する。そのために前を向いて情報を集めようと思います。

もう少し泣いたら、最強の笑顔で一緒に闘うから、愛しいオット。2人で闘おう。癌と。

がんばります。






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