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非モテがインタビュー/恋愛のプロ 渡辺ゆいかさん

―はじめに

「恋愛コンサル」という職業を、アナタは知っていますか?
 
文字通り、恋愛をコンサルティング(指導・解決)する職業。
世間一般ではまだそんなに浸透していないかもしれないが、実はその需要は高いもの。
そんな「恋愛コンサル」として数々の実績を打ち立てているのが、渡辺ゆいかさんだ。
 
彼女のオリジナル恋愛メソッドは反響を呼び、個人のスキルを売買するサイト『タイムチケット』の恋愛カテゴリでは、36か月連続1位を獲得。彼女の生徒の中には、マッチングアプリ『Pairs』にて、いいね数1位を獲得した方も。まさに、恋愛のプロとも呼べる存在!
 
その一方、年齢=彼氏いない歴の非モテ筆者。
 
「恋愛コンサルとは一体何なのか?」
「ゆいかさんって何者?」
「どんな人生歩んできたの?」
 
と、よだれが垂れるくらい彼女に興味を持ったため、今回のインタビューを決意。非モテなりの視点で、恋愛のプロに根掘り葉掘り聞いてみました!

▼自己紹介パート

―恋愛コンサルって何者? どういうことをしているの?


ゆいかさん:恋愛コンサルとは、恋愛相談にのる人です!
これまで1500名以上の方々の恋愛相談にのってきました。
 
始めたばかりのころは、副業として、1時間数千円くらいで恋愛相談を聞きながら、アドバイスをしていましたね。「好きな先輩がいるけど、どうやったら付き合えるの……?」が初めての相談でした。

―そんな些細な恋愛相談なら、友達にもできるのでは?


ゆいかさん:そうですね。もちろん、友達でも相談にのれるし解決できるかもしれません。
でも、恋愛コンサルという視点で、詳しい人にアドバイスをもらえることで、より納得感を感じてもらえたんだと思います。
そこから少しずつ実績を重ねて、たくさんの方から評価もいただけました。
 
2年くらいこの1時間相談のスタイルを続けた後に、長期コースを立ち上げてみました。
これまでも受講者からの評価は高かったのですが、1時間の相談では「付き合えました」といった最後の成果まで追うことができないなと思うことも。
 
だからこそ、長期コースでは「彼女ができるまでサポートします!」という内容にしてみたんです。

―そ、そんなに恋愛相談に需要があるんですか!?


ゆいかさん:需要はありますよ! 今では長期コースの方が、利用者が多いくらいです。20万弱のコースも、タイムチケットで220枚以上の販売実績があります。
 
でも、私の長期コースは、恋愛相談にのるだけではないですよ。
 
プロのファッションコンサルが、服の買い物に同行してくれたり、美容室でヘアセットをしてもらったり、腕利きのカメラマンに写真を撮ってもらえたり、さまざまなサポート体制があります。
 
それに加えて、約50日間にわたり恋愛攻略記事を配信し、マッチングアプリのプロフィールの書き方からメッセージのやり方、初回デートの会話、2回目・3回目のデートで距離を縮めるところまで、恋愛テクニックとともに、長期的にサポートしていきます。
 
実際に成果もでているし、やっぱり満足度が高いんです。

―すごすぎます……! そして、とても気になっていたのですが、ゆいかさんって、昔からモテていたんですか?


ゆいかさん:モテのポテンシャルは、たぶん高かったと思います……!
小さい時からすごく人が好きで、誰に会ってもだいたい「好きー♡」という感じでしたね笑。こういうタイプって、あまり最初から嫌われることはないのかなと思います。
 
だから、初めて彼氏ができた中学2年生のときから、彼氏は途切れることなく、4~5人付き合って、そのまま結婚に至りました。いいなと思った人は、向こうから告白してくれることがほとんどでした。
 
でも、高嶺の花という訳ではなかったのかなと思います。
誰でも好きになれるベースがあるから、自分の周りにいる人で満足できちゃっていたんです。
理想の男性のタイプも全然高くなくて、趣味が一緒で仲良くなれればOKでした!オンラインゲームのようなニッチな趣味やハロプロ繋がりでも、付き合ったこともあります。
(ここで孤独なハロプロヲタクである筆者は、大きく動揺www)

―若くして結婚!その後、離婚されたと伺いましたが……
 一体なにがあったんですか?

ゆいかさん:23歳と若いうちに結婚しました。その後、持ち家も購入し、24歳で出産。当時は、誰も羨むような幸せを手に入れたと思っていました。
 
でも、旦那さんとの結婚生活は上手くいかなかったんです。
 
「もう結婚したから満足」
「家庭はいいから、仕事を頑張ろう」
 
と、自分自身の気の緩みが出てきてしまいました。
しかしそれ以上に、ストレスフルになり情緒不安定になってしまったんです。例えば、感情のコントロールができなかったり、自分の思っていることを正確に伝えられなかったり……。また、役割を分担して、生活を共にしていくという結婚生活の中で、価値観が合わずに難しいと感じる面が多かったです。
 
ついにはうつ病になり、28歳で離婚しました。

―恋愛のプロでも、結婚生活に悩むものなんですね。


ゆいかさん:そうですね。「欲しいもの=結婚」を、手に入れたからといって、メンテナンスしなくてもいいなんてことはないですね。

結婚生活では家庭内でそれぞれが担っていく役割もあるし、日々問題も起こります。そもそもの相性もありましたが、それでも当時はそういったことが難しくて悩みました。
 
例えば、すごく可愛いバッグがあったら、一番欲しいと思うときは買う直前ですよね?絶対に欲しい!と思って買うけど、買っちゃったら意外と使わなかったり、買って満足してしまったり。
これは誰にでも言えることですが、結婚をゴールにして付き合っているときは楽しいけど、結婚した後にどこにモチベーションを持つのかはすごく難しいと思います。

▼お仕事パート

―恋愛コンサルになったキッカケは?

ゆいかさん:そんなこんなで結婚生活が上手くいかない日々が続き、「自分の人生はこのままなのかな……」と鬱々と毎日過ごしていました。実は、好きな人もこっそりできたのですが、そのときはまだ既婚者だったので何もできず。
 
それでも、「好きな人を振り向かせたい!」「自分の今の人生を変えたい!」と藁にもすがる思いで、この時期に恋愛についてたくさん勉強したことが最初のキッカケです。

1日6時間くらい恋愛攻略サイトを見続ける日々を、1年くらい続けましたね。当時は生きるのが苦しすぎて病んでいたので、それだけが唯一の救いだったこともあります。

―絶望感があったとはいえ、勉強量がエグすぎませんか。


ゆいかさん:私が見ていた恋愛攻略サイトには、当時500以上の記事が掲載されていましたが、全部読みつくしましたね。すると、さまざまな恋愛相談や解決論をサイトで見ているうちに、次第に恋愛理論や回答パターンが予測できるようになってきていました。
 
「あぁ、この場合はこの理論でしょ」みたいな笑。
タイトルを見ただけで、解決策が言えることもありました笑。
 
サイト以外にも、恋愛に関する書籍を読んだり、復縁サイトも読み漁ったり、恋愛心理学を勉強したりしていました。そうした経験を経て、いつの間にか「私、恋愛相談めっちゃ得意だよ!」と友達に言えるようにまで変化していましたね。

―恋愛コンサルのキャリアを始めた経緯は?


ゆいかさん:『タイムチケット※』という、サイトに登録したことが始まりです。
※個人の持っているスキルや時間を、30分単位で売買できるサービス。
 
当時、私の友達がその会社に就職したので、「チケット出してよ」といろんな人に声掛けをしていました。まあ、その流れで、とりあえず……私も登録してみました。もちろん、私の他にも声を掛けられて登録している人はたくさんいましたね。
 
そんな経緯でしたが、その内の一人(友人)がランキングに入っているのを見たときに、「絶対に抜いてやる!」となんか火がついたんです。そこから、やるなら本気でやろう!と思い、文章もバッチリ書き直して、コピーライトも考えて、まずは友達にチケットを買ってもらい、少しずつ実績を作っていきました。

―予想外のキッカケで始めた、恋愛コンサルですが、
自分がこの仕事に向いているなと思ったのは、なぜ?


ゆいかさん:普段の会社勤めでは、エンドユーザーのお客さんから「ありがとう」と言われる機会があまりなく、あったとしても会社員としての社交辞令的な意味合いが強いなという印象でした。
 
でも、お金を払って恋愛相談しにくる方って、そこが人生一番の課題!みたいなテンションでいらっしゃるので、そこで「ありがとう」と言ってもらったときのお役立ち感が、すごく嬉しかったんです!

―そこに加えて、ゆいかさんの恋愛経験・恋愛知識も!


ゆいかさん:そうですね。私はみんなが知らないような知識を持っているから、それを伝えるだけでも誰かの役に立てるかなという気持ちもありました。
「私が言うことは、他の誰にも言えない」っていう自信もあります!
 
例えば「好きな彼と上手くいかないんです……」という相談に対しても、なんで上手くいかないのかという理由まで理屈で説明できます。そういうことができる人は、あまりいないんじゃないのかなと自負しています。
 
相談者から「そうだったのか!」「やっと気付きました!」という反応をいただいたときは、やっぱり嬉しいですね。マジシャンの種明かしを見た相手が驚いて、それを見たこっちが嬉しくなるみたいな感覚と同じかな笑。

―再婚されて、恋愛することがなくなった現在、
どのように恋愛情報を取り入れているのですか?


ゆいかさん:やっぱり、お客さんからですね。
あとは、大学に通っている知り合いや友達に教えてもらうこともあります。
 
やっぱり広く深く情報をキャッチアップするのは難しいなと思うので、私はマッチングアプリを専門にしてやっていきたいと思っています。主要なアプリは機能を見るという目的で、インストールしてチェックもしていますね。(もちろん会うことは絶対にありませんし、いいねを貰わないような設定にしています。)
 
今の時代、マッチングアプリも多種多様ありますが、全部をチェックしているわけではありません。やっぱり相手の数が一定数いることに意味があるので、ニッチな新サービスを調べなくても、メジャーなアプリをしっかり抑えれば、そこは問題ないかなと思っています。

▼こぼれ話♡パート

―非モテ筆者からのお願い!
ゆいかさんが実際に使っていたモテ技を教えてほしいです!


ゆいかさん:うーん、いっっっっっくらでも出てきますよ笑。
 
王道だと「相手の趣味に興味を持つ」ですね。
例えば、自分がゲーム好きではなくても「私もそのゲームやりたい♡」「教えて♡」と言ってみます。ハロプロ好き(筆者の趣味です)であれば、同じグループのファンになるけど推しは違うとかもいいですね。
「●●ちゃんのグッズ当たったからあげるね!」という感じで、相手が言われたら嬉しいと思うことを言ってあげたいなって思います。

―他にも、もっと手軽なモテ技も教えてください!


ゆいかさん:気軽にできそうなものなら、「肘を、絶対に肩より外に出さない」とか。男らしくなっちゃいますし、これを意識するだけでもちょっと可愛くみえますよね。

あとは「手首の裏側を見せる」とか。
物を渡すときに、ただ渡すよりも、手首の裏側見せるようにすると、全然印象が違いますよね。

単純ですが、男性は女性を“喜ばせたい”と思ってくれる方が多いので、「嬉しいです!」って言うこともモテますよ♪

これらを実践すればすぐにモテるというわけではなく、まず「この子なんか可愛いな」って思ってもらうことが重要なんです。キッカケを作ることが大事ですね。

―自分自身のチャームポイントって何だと思います?


ゆいかさん:私はモテたいと思ってずっと生きてきたので笑、モテに特化したスキルばかりを身に着けてきて、チャームポイントというと悩みますが……あ、オイルマッサージができます!
友達のマッサージ師に通って教えてもらいました。
でも、チャームポイントというよりこれは武器ですね笑。
 
あとは、あなたの趣味を一緒に楽しめます!というところかな。
どんな趣味だったとしても、「必ず一緒にやってみる精神」なので、パチンコ屋に一緒にいったこともあります笑。「私もやってみるー♡」「やったことないから楽しみ♡」という感じです。そういうことを言えるのは、我ながらチャームポイントかなと思います。
 
もちろん興味のないことであれば、2回目以降になったら「うーん、私には才能がなかったからやめとくね♡」とか言って相手を否定しない形で断ります。自分が主語なところもポイントですね。
 
自分の好きなことを好きと言ってくれる相手に対して、嫌いとは思わないですよね。

▼未来への展望

―恋愛コンサルは、まだ副業?本業?


ゆいかさん:何が本業かと言われたら、もはやわからないですけどね笑。
恋愛コンサルや会社員もやりつつ、今後は『マルチ複業』のような形になれたらいいなと。
本業・副業という観念ではなく、『パラレルワーカー』ですね。

―これから将来チャレンジしたいこととは?


ゆいかさん:『E・S・B・I』という4つの働き方があり、将来はその全ての働き方を同時にするのが理想です。
『E・S・B・I』とは、Employee(従業員)、Self Employee(自営業者)、Business Owner(ビジネスオーナー)、Inventor(投資家)の4つの柱でそれぞれ働くという考え方です。

4つの働き方「E・S・B・I」

私の場合だと、それぞれ以下のような感じで当てはまりますね。
 
・Employee(従業員):
 お金にはあまりならないけど、自分がやりたいからやる仕事。
 社会との繋がりを保つため。一般企業で働く会社員。
・Self Employee(自営業者):
 自分自身の専門的なスキルで稼ぐ仕事。恋愛コンサルタント。
・Business Owner(ビジネスオーナー):
 自分のためにお金と時間を使ってくれる人を集めて、
 その人たちを動かす仕事。今まさに動かしている事業。
・Inventor(投資家):
 投資で利益を創出すること
 
この4つがしっかり立つと、それぞれのマイナスがカバーできるので、すごく強い働き方になります。この働き方を目標として、30代前半のうちに達成したいなと思っています。

―恋愛コンサル1本で進んでいくのかと思っていました。


ゆいかさん:もともと恋愛コンサルを副業として始めたころは「これが私の天職だ!」と思い突き進んでいましたね。ところが、段々と仕事に慣れていき、それが日常に当たり前のように溶け込むようになってくると、今度は、会社員の仕事が楽しいなと気付かされたんです。
 
友達と話したり、人と繋がれたりすることは、楽しいですよね。
やっぱりバランスが大事なんだなと思います。
 
自分自身の「恋愛コンサル」としての価値提供も続けていきたいですが、それよりもこれからは一緒に働きたいと言ってくれる人を増やしたいです。
そうやって集まった方々に、「ゆいかさんと関わってよかった!」とか「一緒に仕事できてよかった!」と言ってもらえるような組織を作っていきたいですね。

―貴重なインタビュー、ありがとうございました!


ゆいかさんとのインタビューは、コロナ禍というご時世もありオンライン形式でした。
 
それでも、どんな質問にも笑ったり驚いたりと必ずリアクションがあり、丁寧に受け答えしてくださる姿勢には、親しみを感じるほかありませんでした。(もし私が男で、実際に会ったら、たぶん好きになってしまうだろう……)
 
恋愛コンサルとしても、単純にその場しのぎのモテ技を教えるのではなく、自身の辛い経験により得た、圧倒的な知識量と引き出しの多さ、更に天性のモテ気質があり、これは人気恋愛コンサルになるわと実感。
 
少しでも興味がでた方は、相談してみてもいいかもしれません。
(お金を受け取っているわけでも、回し者でもありませんwww)

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渡辺ゆいかさんのご紹介

渡辺ゆいかさん

渡辺ゆいか(わたなべゆいか) / Yuika Watanabe

Pairs公認♡恋愛戦略アドバイザー
タイチケ歴代1位|テレビ朝日「くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」にTV出演|結婚相談所ツヴァイ・セミナー講師|Pairsエンゲージ公認・恋愛プロコーチ|Pairsでコンサル生がいいね数1位を獲得|年間200人超の相談実績| 異性の気持ちが分からないと悩む恋愛初心者に、心理分析で戦略を考えるアドバイスが大好評! 離婚を経て、マッチングアプリPairsで知り合ったイケメンで優しい経営者と再婚♡「こんなこと聞いて良いのかな?」と思うことでも、お気軽にお声掛けください(っ'ヮ'c)

もっと知りたい方はこちら:https://lit.link/yuikawatanabe
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