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『洋服は持たなくていい』意味を間違えたら悲劇だった!

30代を過ぎてもいろんな洋服を着て、ウキウキする小物と家具に囲まれて生活したい願望はちっとも薄れず。作業着生活約18年のわたしにとって、『洋服』って結構特別だったんですよね。だっていつの間にか1日15時間は普通に作業着だったからwwだから、洋服を買いに行く時が1番テンションの上がる時。

でも数年に一度、定期的に持ってるモノとか全部捨てちゃいたい衝動に駆られる時ってありません?全リセットをのぞむというか。

定期的に訪れるそんな衝動と、ちまたで目にする本のことばの数々がやけに一致したときがあって。

・洋服を整理すると、運が開ける
・スッキリする
・目標とする自分に近づく為に、不要な服は全捨てする
・ときめかないモノは、もう卒業っ
・フランス人は10着しか持たない

なーんてよく聞く言葉だと思います。
12月ってこともあり、新年に連れてくモノたちを選別しなきゃな…ってちょっとセンチメンタルな思いにつられつつ。

『捨てたれーーっ!!』って、思ったわけです。
スイッチが入ったのです。

何を手元に残して、何とバイバイするのか…
決め手はこんまりさん流の『ときめくか』『否か』も大事に意識してみた。
苦渋の決断と選択をしてみようと思う、12月中に終わらせるために。

こんまりさんに限らず、お洋服は一気に選別した方が片が付くと言われてる。バーッて床に全部出して、直観で『いる、いらない』の判別をしていくとサクサク進む、らしい。


確かに確かに、出番のない洋服たちがクローゼットの中を占めるのは、どうかと思うし?新しい流れも、次のお洋服たちもリフレッシュして欲しいに決まってる。

着るモノにうだうだ悩みたくもないし、ワンルームの1.5畳分を占めるクローゼットの中は、翌年に向けてそろそろ半分開けてみようとも思った。次の新しいモノを取り入れる為に。


ハンガーにかけられた服やたたまれたズボンを1枚1枚手に取ると、意外と買った時のことがちらちらっと頭をよぎる。ついでに友人たちに言われた言葉も結構覚えてたりする。

「かわいいーっ」てテンション上がって即買いした、ハイヒール柄のロングスカート。
欲しくて欲しくて、何度も悩んで奮発して買ったホワホワの暖かいお高めなカシミヤセーター。
「そんな奇抜なの誰も着なくない??」っていわれた、ワンショルダーのニットワンピ。似合うね、って友人たちに褒められた王道の上下セットモノや襟周りが個性的だったグレイジャケット。
着心地の良い、ロゴが目立つTシャツ。
履き心地の良い、足がスラッと見える薄手のタイツ。

ニアピンを取った時にきていたゴルフウェア
表彰を受けたときに緊張の中、手を通したスーツ
友人の結婚式に身につけていたショール
大好きな店員さんと1時間試着会しまくって悩んで買った、セットワンピ


ーーー
わたしは『整理』の意味をはき違えて。

『少ないことがより良いこと』だと、思い込んでしまった昨年。
本当の王道以外、全部捨ててしまった。
捨てなければ、何も手にはいないと思い悩んだ2021年だった。
だって、何もかも行き詰まってよくナイコトばかり降り注いでるような気がしてたし。パンパンなところに新しいものは来ないって言うから??
仕事や生活を変えるための意気込みも、当然あって。

欲しいものや必要なものは、いつでも買える自分に成ればいいんやっ』
よく聞く、どっかのアッパー系のセミナー言葉を自分自身にひたすら言い聞かせて。

今までお世話になってきた大量の洋服と靴を一気に捨てた。
70リットルのゴミ袋、8袋ぐらい出した。
ついでにタイミングが重なってお引っ越しまでして。

結構、すぐに。
秒で後悔した。
懺悔した。

好きなモノやテンションが上がるモノを減らしすぎてしまったことに。

必要なモノも、着たかったモノも大切なモノもほぼ全部捨ててたことに気付いたからww片付け切ったスッキリ感も確かにあったけど、それ以上に虚しさと悲しさの方が凄かったww

着る物が本当に何もない。
オシャレもへったくれもない。全くワクワクしない、テンションもダダ下がり。

また買えばイイ!とか、好きな時に買えるぐらい稼ぐしっ!!って何度か言い聞かせてみたけど、そんなの無理だった。

だって、あの手にするまでに感じた感情とあの洋服たちと培ってきた時間は戻ってこないんだもん。もう手に入らない、大好きだったあのブランドのジャケットも、ココにないってことは当たり前だけど袖を通すことはない。あの感触を、再び手にすることはない。

テンション、MAXダダ下がり。

で、ダダ下がりな気分でイイ仕事なんかできるハズもなくて。
ダダ下がりで、気合も入るわけもなくて。
ダダ下がりで、誰にも会いたくないし。
ダダ下がりであんなに好きだった美容院にも、足が向かなくなってた。

『あぁ、やっぱり服は捨てなきゃ良かった』って、毎日毎日そればっかり思ってた。当然、仕事も思うようにいかなかった。

で、思ったのです。

「やっぱり服は戦闘服だった」って。

服が人を作る
服が気分を上げてくれる
服が自分のキャラを与えてくれる
服を活かすにふさわしい女性になりなさい
ちゃんと背筋が伸びる服を着る!

コッチの言葉の方がわたしにとっては正しかったんだょーーーーっ
バカーーーーっっ!!って叫びたくなった。

※ときめいた言葉の参考書籍はコチラ
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服が似合う顔が欲しい
好きな服だけ着ればいい
楽しくなければ仕事じゃない

ミニマムにも生きてみたい。
身軽に、オシャレを楽しみ続けたい。
安い・高いで選びたくはない。
ビシって着たいものを着る。
ふにゃって、笑顔になれるモノを着る。

服は靴は極力減らさず増やしすぎず、もっと楽しむことを考えていきたいと思います。勢いに任せちゃダメだーっ。もちろん、買うときもww

服は『纏えて』一人前♡
皆さま、整理も断捨離もスッキリ気持ちいいですが、捨てすぎも要注意でしww

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