読書中毒

暴飲暴食ってあるじゃないですか。
それの読書版ってあると思うんですよ。

速読とも違って、ときどきやってしまいます。

登場人物の名前なんてそっちのけ。
ただ本筋だけを追って、
シナリオの核を拾って、
雰囲気で読んで、
結末が早く知りたくて知りたくて、

ストレスの解消、というか情報を沢山頭に送り込んで余計なことを考えないようにして現実逃避するって方が正しいかもしれない。

私はこれで毎度後悔する。
読み終わったあと、もっとじっくり楽しみたかった、ずっと読んでいたかったと思ってしまう。読み終えた途端消失感に襲われて読んでいられた時間の短さに嫌になる。作者にも失礼だろという勝手な申し訳ない気持ちも増し増しなのが追い討ちでやってくる。
けど、この後悔を経験していてもまた同じことを繰り返してしまう。
結末を知りたいということだけが先走る。

まるで中毒者のように、暴読してしまう。

ちなみに小娘はnoteでも同じことをして寝れない夜の時間を過ごすこともあります。
時間をかけて綴られた文章を乱読する小娘をどうか殴ってほしい。

故に、本を読んでも(登場人物の名前を覚えていないため)それを話すこともままならないし、共有するとこができないし、なんのために読んだんだ状態になって無常感で心の底がみちみちになる。
別に誰かと共有したいから本を読むわけではないけど、言葉にできないとすぐに私の頭の中から情報が抜け落ちてしまうし、読んだはずなのに読む前の状態のおつむと同じになってしまうと考えちゃう。
何のために読んだん?ってなるんですよ。そう、それが嫌なんですよ。

一時の快楽のために本を読んで、そう、本がジャンクフードみたいに貪り喰われているようで。
まぁ、貪り食っているのは私だから、それは私の責任なのだが。


ていうモヤモヤを抱えてる小娘がここにいるよっていう話でした。


最後までスクロールしてくれてありがとうございました。

読んだらスキしていってください。
承認欲求があるので。

ちなみにオチなんてない。

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