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Cross Modulation Bootleg Remixes紹介 その2

1. Behind Mirror 'Behind Glass' Tucan Remix 

一曲目は、今をときめくPOPバンドのSuperorganismのメインコンポーザーであるTucanのリミックス。レーベルカラーに寄せたようなヘヴィなリフに、同じくSuperorganismのOronoがボーカルを重ね、ミステリアスな仕上がりになっています。日本女性であるボーカルのOronoはキュートな見た目と裏腹に、とても大人っぽく表現力豊かな素敵な声の持ち主です。ビデオも同じくSuperorganismのメンバーであるRobert Strangeによる力作。

2. Blue Iron ‘Iron Flesh Resharp’ JK Flesh Remix

こちらはJK FleshことJustin K Broadrickのリミックス。Justinといえば、知る人は知る、元Napalm Deathのギタリストであり、Godflesh, jesu, Zonalなどで精力的な活動を長年にわたって行なっている、イギリスの重鎮であります。JK Fleshは彼の活動の中では、テクノ寄り、ダンスフロア寄りの音作りに位置するプロジェクトで、このリミックスも低音のガッツリ効いたグルーヴィーな仕上がり。ビデオはロンドン在住アーティストGryphus Visualsのサイケデリックな作品。

3. Midnight Sun 'Kaelike' rLr remix

レディオヘッドやトムヨークとなどのアーティストを擁するXL Recordingsの総帥Richard RussellによるrLr。以前にはLee Scratch Perryとのコラボ、最近ではCrassのリミックスなども手掛けており、このリミックスはJazzyなトリップポップ的、ヒプノティックな世界観が広がっています。ビデオはわたしが編集を担当しました。

4. Nails 'Witch’s Mist' Viviankrist remix

こちらはわたし自身のリミックスで、去年の夏にこのプロジェクトが持ち上がった頃、トラップやウィッチハウスにハマっていたので、その風味を取り入れてみる試みで出来上がりました。当時、まだパソコンにDAWが入っていなかったのでiPhoneのGarageBandによる編集リミックスです。ビデオも同じくiPhoneで作成されました。

ここまでがレコードA面。続きB面を書いていきます。

5. Tear ‘IM NORDEN’ Robert Hampson Remix

80年代から90年代にかけて、イギリスで活動していたスペースロック、サイケデリックロックバンド、LoopのリーダーRobert Hampsonによるリミックス。前述のGodfleshとも関わりのある人物です。冷たくスペイシーで静かなるサイケデリックな楽曲になっています。

さて、今回は14曲中5曲をご紹介いたしました。続きはまた後ほど!

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