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マンガ誕生100周年記念プロジェクト

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マンガ誕生100周年記念プロジェクトに関する記事です
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記事一覧

漫画の歴史と『正チャンの冒険』 ビフォアー・正チャン編 後編

執筆:新美琢真 漫画表現のビジュアル化 明治37(1904)年に日露戦争が起こると、戦争報道へ…

漫画の歴史と『正チャンの冒険』 ビフォアー・正チャン編 (前編)

執筆:新美琢真 小星(織田信恒)と東風人(樺島勝一)による『正チャンの冒険』は、1923(大正12)…

マンガ100年のあゆみ|マンガ史の最先端「webtoon」の面白さと難しさ【後編】

話し手:佐渡島庸平 聞き手:兎来栄寿(記事協力:マンバ) この記事は【後編】です。【前編…

マンガ100年のあゆみ|1970年代編 多様化するマンガ

執筆者:伊藤 和弘(記事協力:マンバ) 「24年組」による少女マンガ革命70年代に入ると、戦…

マンガ100年のあゆみ|1960年代編 週刊少年誌の誕生

執筆者:伊藤和弘(記事協力:マンバ) 月刊誌から週刊誌へ1956年の「週刊新潮」(新潮社)創…

マンガ100年のあゆみ|マンガ史の最先端「webtoon」の面白さと難しさ【前編】

話し手:佐渡島庸平 聞き手:兎来栄寿(記事協力:マンバ) ――まず最初に、近年隆盛を見せ…

ペン画の神様と称された樺島勝一にとっての「正チャンの冒険」 【後編】

執筆:大橋博之(記事協力:マンバ) 「ペン画の神様」と呼ばれ、「船の樺島」と評された勝一が最も名を馳せたのは、少年雑誌『少年倶楽部』(大日本雄弁会講談社)で人気を博していた山中峯太郎、南洋一郎、海野十三らの小説に軍艦や戦車、飛行機、動物など重厚で細密なペン画を描いたことによる。 勝一にはペン画の描き方を指導する著書がある。ペン画の講義をまとめた『ペン画講義録』(大正7年/日本社)をベースに加筆・改定した『ペン画の描き方』(昭和15年/弘文社)。それをさらに加筆・改定した『

ペン画の神様と称された樺島勝一にとっての「正チャンの冒険」 【前編】

執筆:大橋博之(記事協力:マンバ) ペン軸にペン先をセットし、ペン先にインクを浸して、紙…

「正チャンの冒険」とは (後編)

執筆:新美琢真 「正チャンの冒険」の誕生  かくして、織田と樺島によって日刊連載漫画の計…

『正チャンの冒険』とは (前編)

執筆:新美琢真 『正チャンの冒険』は、今から100年前の大正12(1923)年1月25日に『日刊アサヒ…

『正チャンの冒険』の時代背景 (後編)

執筆 夏目房之介 (記事協力:マンバ) この記事は<後編>です。前編はこちらからどうぞ。…

『正チャンの冒険』の時代背景 (前編)

執筆 夏目房之介 (記事協力:マンバ)  『正チャンの冒険』は大正時代、当時最新のグラフ…

『正チャンの冒険』ってなんでしょうネ??

大正時代に誕生した初の日刊連載漫画 いまから100年前の1923年1月25日 一般家庭全般を読者タ…

マンガ誕生100周年記念プロジェクト

みなさまが普段読まれているマンガ。 そのなかでももっともポピュラーな“吹き出し型のストーリーマンガ”が誕生して、来年で100周年だということはご存知でしょうか。 100年前に連載を開始した現代マンガの祖とも呼べるその作品は「正チャンの冒険」という名前のマンガです。 関東大震災の復興のシンボルとして、本作は子どもたちの心を明るく照らしました。 また主人公の正チャンがかぶる帽子は「正チャン帽」として一世を風靡し、宝塚歌劇団の演目にも選ばれたのです。 そんな「正チャンの冒険」誕生