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子どものレッスンをミラクルな時間にするレッスンアイデア💡✨

バイオリンやピアノの先生をされている方々(特にバイオリンの先生)に、お稽古の内容を充実させるためのちょっとしたアイデアをシェア出来ればと思い、記事を書いてみました💕


現在に至るまで、コンサートの現場で演奏することは勿論の事、上は75歳から、下は3歳まで、大変幅広い年齢層の生徒さん達の指導をして参りました。
中には指に障害を持ったお子さんや、発達障害、自閉症などの問題を抱えながら、バイオリンを習って演奏する事で自信をつけ、生きて行く上での問題解決の突破口に出来るかもしれない、という希望を持って習いに来られている生徒さんもおられましたし、会社でイジメられ、鬱を患ってしまった社会人の方のレッスンをしていた事もありました。
様々な生徒さんと共に歩んできた、私の講師業の歴史の中から、この経験を他の先生方のレッスンにも活かす事が出来たら良いな✨と思った事と、昔々私が若かった頃、レッスン上の問題に直面した時に、他の先生方はどうされているのだろう?と何かしらのヒントやアイデアを求めた気持ちがあったことから、こういった記事を書いてみようと思った次第です。
どなたかのお役に立てれば幸いです❤️

さて、楽譜屋さんに行きますと、幼児のためのピアノのテキストのコーナーは本棚いっぱいにあるのに、バイオリンのテキストのコーナーは大変種類が少なく、メインの教則本と並行して使える副教材が少ないことに気付きます。(現在は随分増えましたが、まだまだピアノのテキストの比ではありません)
これらの事は、バイオリンしか習わないお子さんを退屈させずに楽しく必要な事を有効に指導していくことの難しさに繋がっているのかもしれません。

親御さんがバイオリンを弾かれる方(専門家、アマチュアどちらでも)ですと、まだ日常の練習誘導や、レッスン時間の過ごし方の意識が変わってくるかもしれませんが、親御さんはバイオリンは全く分からない、お子さんは普通の習い事としてのバイオリンレッスンをしている、という状態ですと、4歳児〜小学校低学年くらいの年齢の場合、どうしてもレッスン時間中の集中力が持たず、時には嫌ん嫌んタイムに入り、貴重なレッスン時間がグズっている子どもをあやして終わってしまった、なんて事になってしまったりもします。

教える側の先生が専門の大学で高度な教育を受けて卒業したばかりで教えた経験が少ない場合などは、特に一般的な普通の習い事をしたいのだという生徒さんとの価値観と噛み合わず、レッスンではなく子守りをしている感じに苛立つなんて事も。

そんな時に、先生も生徒さんと一緒にゲーム感覚で楽しめるような副教材タイム(しかも確実に演奏力の向上にもつながる)があると、レッスン時間はグッと集中力が上がり、遊んでいるような感覚で苦痛を伴わず、気持ち良くスルスルと能力が(もしかしたら、生徒さんだけではなく、先生の能力も!)伸びるのではないでしょうか。

やはり、楽しい❣️の気持ちや、ドキドキして面白かった、というポジティブな感情を伴った記憶は、学びの意欲に繋がりますし、生徒さんには上手に弾けるようになってもらう以前に、楽しい気持ちになってもらわなければ、レッスン時間を好きになる、興味を持つ、意欲が湧くにはなかなか繋がっていきません。

そこで、プチ・アイデアのご提案です♫

メインのお稽古を侵食しない程度に盛り上がれるので時間の有効活用にもなりますし、私はこれで、4歳児〜小学生のレッスンを高揚感のある楽しい時間に盛り上げており、親御さんもニコニコでご好評頂いております✨

アイテムは、特に高い費用もかからず、どなたにでもご用意頂けるもので作れます。

🌟ご用意頂くもの

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