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ほぼ素人がゆるく手がける完璧を目指さないguitar DIY 11 絶望!復活の問題児!!

ども VNDです

1本目の完成後 ひたすらストラトもどきを弾きながら
あーでもこーでもないと ノイズの出方とサウンド面を
探る

シングルコイルPUの音って奥が深い....
歪みのバランスこれでいいのか?
1人でうんうんいいながら運指のリハビリ開始

自分であれこれ手をかけたギター
ハムPUと違ういろんな発見が 面白くて面白くて
起きてる時間は割と弾いてることが多かった

数日後....

ふと実家に寄ったとき あのスコアブックあったかなー
と元自分の部屋をガサガサやってた時に...!!!

目に入ってしまった....忌まわしき問題児が....!!

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捨てるつもりでいた
このクソ問題児 
手に取った瞬間 仕上げるか迷い
あらゆる手を使って
1本目の半分の時間で 完成までイケるか....
10分ほど悩み

そして出した結論は

や やらいでか!!(半ばヤケクソ)

と決意を胸にプランを考え始める


①コンセプト
②色
③現状の把握


まず① コンセプト

当時学校では 1本目のストラトタイプを作成後
セットネック+アーチドトップの2本目にいく
という流れだった

かなり記憶が曖昧だが
セットネックなら 
マホガニーボディだしメイプルをトップにはって
レスポールでも良いけど アレ重いし...

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SGとか フライングV エクスプローラだと

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アーチドトップにならんしダメと先生に言われ

新たな定番として確立していたPRS

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(ポールリードスミス)のデザインは
今なら絶対作るけど笑
その時はなんとなく作る気になれず

ボディが軽くて 歪みの乗りが良く アーチドトップ
かつ 良くある定番のテンプレートでも
オリジナルのデザインで作っても良い

そっかー じゃあアーチドトップのSGっぽいかんじかー
なんて思いながらデザインしたハズ....
その辺の記憶 さっぱりございません笑

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なんかヴァイオリンチックなデザインに
したかったんだろうけど 右下よ右下!

何故! ここを!! アシンメトリーに!!!
カットする必要があったんだよ!!!!www

とまぁ 厨二あふれる当時の自分のクソセンスに
若干嫌気が差しつつ
仕上げる時間も限りあるので ひとまず先へ進む


次に② 色をどうするのか
当時 どんな色にしたかったのかというと
覚えている限りだと
Tiffanyブルー?グリーン?のような明るいカラーだったような....
多分 椎名林檎さんのデューゼンバーグに
憧れてたんだろうと

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時間があれば塗装に手をかけることもできたが
残りの日程的に無理なので
今残っている塗料でなんとかしようとすると

トップを1本目のバックザグリで使った
カンペハピオの黒にして
バックは油性ニスの木目をそのまま活かした感じに
してみて謎のギター感を出してみる事に

③現状の把握だが
作りかけでそのまま放置したので
約20年ほど 乾燥しまくって
なんならマスキングも1部したままの箇所があり
だいぶ小汚い...剥がすとベタベタ...

木工終わりでペーパーによる研磨も
全くしてない状態
指板の潤いもゼ〜ロ〜
ボディも水分が飛びに飛んだのか
当時よりかなり色が薄くなっていた

ボディを抱えたときに 横のくぼみのような
デザインが太ももやアバラにガスガスあたり
ストレスのかかるボディだな と思い
その部分にRを加工する事を決めた


パーツの全バラシに伴う 配線のメモや
ついている位置なども確認
ついてる部品もだいぶくすんでるので 
ちょっとクリーニングをして
パーツ類はわりと綺麗になるだろうと予測

コントロール部のパネルは完全に1から作るのが
ちょっと面倒な作業だが やるしかない
トラスロッドカバーもないのでこれも必要だ


・パーツ確認と調達
・パーツ 配線のバラシ
・木地調整
・塗装前下地処理
・着色
・トップコートと研磨
・ネック ナット フレット調整
・再配線
・組み込み
・最終調整

1本目と同じ工程だがネックがついているタイプなので
作業の際の取り回しはあまり良くない

加えて細かく状態をチェックした時に
どんな不具合があるかまだわからない

かなりのぶっつけ やっつけになる可能性を秘めた
問題児と真っ向勝負することになる
...やれんのか? やれんだろ?
自問自答しながら 己を奮い立たせる
1本目での失敗と達成感は
コイツをやり切る為の布石か

次回、木工!格闘!!大乱闘!!! の巻

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