松永暢史

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松永暢史

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マガジン

  • ぶんかい算まとめ

    • 0本

    2024年7月12日発売の『算数が苦手でもだいじょうぶ! 小学生のための魔法の暗算術「ぶんかい算」の本』(KADOKAWA)の本の使い方や裏話をまとめています。https://amzn.to/3V69CMx

  • 魚遍歴

    松永暢史の子ども時代の回想録。落ち着かない男子をどう育てるべきかが分かる子育てエッセイ。

  • 松永式の子育て・教育方法

    松永暢史がどのように子育て・教育をおこなうべきと考えているのか、理念と実践を語っているブログをまとめています。 子育て・教育相談はこちらから▶https://matsunaganobufumi.edorg.jp/onlinesalon/

  • 音読から会読

    音読から会読(リベラルアーツ)まで松永が実践していることをまとめています。音読がどのように実践されているのかを確認したい方はこちらのマガジンをご覧ください。

最近の記事

  • 固定された記事

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    • 教師は生徒によって育てられる

      「医者は患者によって育てられる」―これは私の好きな言葉の一つである。 私は今年で個人指導歴48年になったが、なぜこのようなことが可能だったかと振り返ってみると、それは時代の変化に合わせて指導法を変革し続けているからだと思う。 個人教授としての技量が上がれば上がるほど、そこには他の指導者の手に負えない子どもたちが集まってくる。中には相当「手強い」者もいて、その子どもに対する特別な接し方を発案・実現しなければ指導にならないことになる。同時にその親に対して教育環境設定のアドバイスを

      • 奥多摩プチ合宿

        人間は、特に男は、「体験」とそれに基づく決意によって自分を変えることができる。 たとえば、普段から忘れ物をしがちな自分を放置していると、あるとき非常に大切なものを失うか、自分だけではなく他の人にとってもなくなると困るものを喪失する失敗体験がやってくる。この時に「決意」が起こる。「もう金輪際こんなことが起こるのはごめんだ」→「絶対にやめよう」→「それには常日頃から自分の身の回りのものについて注意することが必要だ」→「だから注意を怠らないことを自分で決める」。 火傷などの経験もこ

        • 高学歴3バカ兄弟

          満月はオレンジ色だった。 中教審特別部会は、13日、教員の働き方改革について、教員給与特別措置法に基づいて、残業代を出さない代わりに教員に支給する教職調整額を、現行の4%から10%に引き上げる提言をしたが、これについてNHKが「定額働かせ放題の枠組みは残る見通し」と報じたことに対し、文科省が「定額働かせ放題の枠組みと、一面的に、教育界で定着しているかのよう」として珍しいことにウェッブサイトに抗議文を掲載した。 教員の現場が「過酷」を通り越して、「できたら辞めたい」と思う人が多

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        記事

          三姉妹

          おそらく、7歳4歳1歳の三姉妹。 「長女」は、その何でも映し出す鏡のような瞳で捉えたことに即座に反応して、それを自分の世界の「物語」に取り込む。そしてそれをまるで「ジプシー」の少女のように身体中で表現する。「自分勝手」の極まり。それが許されていた「一人の時」の自分の記憶がある。この少女のように、一切が「夢」であると確信しているような世界に、かつて自分も生きたことがあるような気もするが、少女の「ファンタジー能力」と同等の「飛躍」は、論理性を逸脱し切ることのできない「少年」には無

          立川再訪ー2

          Green Springsから出て多摩都市モノレール立川北駅に出る。 ホームから見ると、先ほど1Fで地図を入手した「タクロス」は超高層ビルで、今、屋上から吊り下げたロープをつけただけのガラス窓拭き人が、その恐ろしい仕事をしているのが見える。彫刻作品を見るとき作者の姿を想像してしまうのとは逆に、目の前の仕事人の日常生活を思い図ったりしてしまう。「釣り」だろうか、「ギャンブル」だろうか、はてまた「創作」であったりしたら面白い。 JR線を跨ぎ越して、立川南駅。次の柴崎体育館で降りて

          立川再訪ー2

          立川再訪

          16日午前また立川へ。 通勤快速がない時間帯で、一度も通過待ちすることがなく、およそ20分で到着。 出たところのロータリーの上に、赤川BONZEの「風に向かって」の銅版彫刻作品がある。 大きな飛行機の模型を両手で掲げた少年が今にもそれを発進させようとする姿。なぜ立川駅前は飛行機なのか。誰がこれを依頼したのか。 階下に降りて、駅舎西側の高層ビル「タクロス」1階の市役所サービスカウンターで「ファーレ立川アートガイド」と「ファーレ立川アートマップ」を入手。 立川駅北口の100以上の

          『粋』ー完全オーガニックとカタカムナ音読サイコロ暗算会

          14日、吉祥寺は井の頭公園南岸玉川上水沿いの『粋』に行った。 ここでは音読指導者水田さんの音読並びにサイコロ暗算学習会が開かれているのであるが、そのランチタイムは完全自然食ということで自転車で出掛けて行った。 当人は「恥ずかしい」を連発するが、自分のメソッドを伝える人を見るのは実に興味深いことである。 そこには「工夫」が加わっている。 着くと、音読ではなくてサイコロ暗算の最中だった。 生徒さんは30代40代の女性たち。都会的な面持ちである。 机の上のお盆の上で順次サイコロを転

          『粋』ー完全オーガニックとカタカムナ音読サイコロ暗算会

          「カッコ良くなる」ための「鏡」について

          カッコよくなるために最低限必要なのは「鏡」である。 自分の姿を映して見ることなく「カッコ良く」することはできない。 ある国が、ある「民族集団」がカッコよくなるためには、その「文化」がカッコ良くならなくてはならない。 ではそのための「鏡」とは何か。 「文化」のための「鏡」とは何か。 「文化」の主体は言語である。 日本人は日本語を使っているから日本人なのである。 その日本人が使う現代日本語の元は何か。 それは、過去の日本語である。 では、過去の日本語を伝えるものは何か。 それは古

          「カッコ良くなる」ための「鏡」について

          思想の選択自由ーリベラルアーツについて

          いくら「冗談」でも、こんなことを書くと、「左」と「右」の、あるいは「保守」と「守旧」の人たちの反感を買うことになるのかもしれないが、自己の「思想」を特定の「立場」において語る時、必ず自家撞着に陥ることが透いて見えてくる。 つまり、強く主張すればするほど「矛盾」する。 では、「特定の立場」に自分を置かないとはどういうことか。それは如何なる「選択」であるのか。 「コミュニティ」に参加する前に、主体的な自己を自覚的に持つこと、それは思想以前の「判断」であり、その元は「感覚」である。

          思想の選択自由ーリベラルアーツについて

          多摩の人々ー6 LaLaLaマリンバ

          LaLaLaでは、マリンバ・シンガーソングライターの新谷祥子氏の演奏と歌を聴いた。いや、「見た」。 マリンバは打楽器である。これは人間が楽器を使い始めた当初からあったと思われる楽器である。 「打製石器」ではないが、楽器の最初は何かを叩いて音を出すことだったろう。 石では音が出ない。乾いた木なら良い音が出る。 動物の皮を張った「太鼓」が現れるのはそれよりだいぶ後のことだったに違いない。 ひょっとしたら火を知る前の「猿」の段階から、人は木を叩いて音を出して騒いでいたかもしれない。

          多摩の人々ー6 LaLaLaマリンバ

          多摩の人々−5 LaLaLa

          Artistic Studio LaLaLaの主催者は、しおみえりこさんという音楽プロデュースを主体とする社会活動家であり、そのモットーは「できることをできるだけプロジェクト」である。 彼女は、東日本大震災で被災した東北地方の中学・高校に楽器を送るプロジェクトを立ち上げ、その縁で石巻の呉服店から津波で水没して汚れた和服を預かり、これを多くの人の協力のもと、再利用して音楽家たちのステージ衣装を作る場としてLaLaLaを開いたと言う。さらにはその余り切れ=ハギレを使ってタペストリ

          多摩の人々−5 LaLaLa

          多摩の人々ー4

          「LaLaLa」は、玄関入ったところは1階と思ったが2階だった。 30畳ぐらいの壁や仕切りを取り去った空間。外には緑いっぱいの公園に面したテラスがあり、その下は工房とのこと。 築50年以上。元は趣味の人の別荘だったのではないか。 入り口に、群馬直美の精細な葉のスケッチ・テンペラ作品が並ぶ。これは葉の大きさそのものを写したものである。これをする時の感動はどのようなものか、興味深い。その間に色とりどりのではあるがどこか渋くて個性的な衣類が展示されている。かと思うと棚の上に仲宗根浩

          多摩の人々ー4

          多摩―3

          他にやらなければならない仕事があるのに、なぜか立川市のことを調べることにハマっている。 なぜ基地の街立川市は多くの芸術家が集まる都市に変貌したのか。 その問いのきっかけは「LaLaLa」で見た人たちなのであるが、どうも答えを得るのは単純なことではなく、もっと立川市の人に「取材」したり、立川市役所や図書館に行ったりしないとならない。 てなわけで、この項早く打ち切りたいが、米軍基地と立川の土地開発と、芸術振興を柱に簡単な年表を作ってみると、 1945年、旧陸軍飛行場がアメリカ軍

          松永先生の教育相談オンラインサロン

          各家庭の教育環境を整えるアドバイスを重点的におこなうオンラインサロンを開設することになりました。 ただ生活するだけで子どもが賢くなる環境とは一体どんな「家」なのか。この道50年の教育環境設定コンサルタントの方法をお伝えいたします。 申し込みは、松永暢史公式サイトのページからお願いします。 初回セッションは5月28日を予定しています。 現在1カ月無料体験期間です。ご参加お待ち申し上げます。 以下HPとほぼ同じ内容を掲載します。 Introductionこんにちは。松永暢史

          松永先生の教育相談オンラインサロン

          多摩の人々

          選挙のことはあまり詳しくないが、調べてみると、そもそも私が住む武蔵野市がある東京第18区は、武蔵野市、三鷹市、小金井市が一つの選挙区だったのが、2002年の選挙法改正で三鷹市が調布市と狛江市と合体して22区に抜けて、22区から府中市が加わって、武蔵野市、小金井市、府中市となっていたが、2022年の法改正では、府中市が新設の第30区へと外れて、代わりに19区から西東京市が合わさり「18区」となっている。まだ衆院選はないが、目まぐるしい変化である。 前回2021年の衆院選では、立

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