第971回「豊田英司の"今日のベトナムニュース解説"」ベトナムがタイを抜いて中国最大のドリアン供給国になる
本日の記事:
「ベトナムがタイを抜いて中国最大のドリアン供給国になる」
原題:
" Vietnam overtakes Thailand to become China’s largest durian supplier "
【本日のポイント】
(1)中国へのドリアン供給国としてベトナムがタイを抜いて最大となった。ベトナムは今年最初の2ヶ月間に約3万3,000トン、1億6,100万米ドル(約243億円)相当のドリアンを輸出した。
(2)ベトナムのドリアン輸出量と輸出金額は共に2.4倍に増加し、タイは数量で50.3%、金額で45.2%の急落を記録し、2位に転落した。これにより、ベトナムの市場シェアは57%に達し、前年の32%から大幅に増加した。
(3)要因の1つとしてベトナムは一年中、ドリアンが生産できること、中国との距離の近さによる輸送時間の短さなどにより価格を抑えることができるという利点が挙げられる。
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【解説】
アジアゲートベトナム代表の豊田です。
さて、今日の記事について。
私はベトナムの前にはインドネシアで建設機械工場の立ち上げなどをしておりまして、その頃から、このドリアンの匂いだけはどうしても好きになれませんで、、、
ただ、近年、中国ではドリアンが流行っていて、輸入量も激増しているそうです。
そして、その中国向けのドリアン輸出量においてベトナムがタイを抜いて1位になったというのが今日の記事です。
昨年、ドリアンだけで21億ドル(約3150億円)の輸出ってすごくないですか?
昨年2023年の日本の農林水産物・食品輸出額の上位3品目
1位:アルコール飲料(1,350億円)
2位:ホタテ貝(689億円)
3位:牛肉(570億円)
これらを遥かに上回る金額ですから、いかにベトナムにとって、中国へのドリアン輸出が大きいビジネスかわかりますよね。
日本では、たいして消費されてないだろうなぁ、、、と思って調べたら、日本でも人気が上がっているそうで、あるベトナム人社長は昨年、3ヶ月間で24トンを船便で、数トンを航空便で日本に輸出するほどの実績を上げているそうです。
(参考記事)
Vietnamese durian prices double in Japan
日本ドリアン普及協会、というのもあるそうで、なぜか、河野太郎さんが名誉会長されてて、ドリアン、むしゃむしゃ食べてる写真が掲載されてます。
日本のコンビニでも、いつの日か、ドリアンの匂いがしてる日が来るんですかねぇ。。。
以上 豊田英司
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