【過去のプリント】英検1級を受験する方へ

【はじめに】

この講座は当時の仲間と「英検1級の授業をするとしたらどんな授業をするか」という話になり、僕が組み立てたものです。当時、英検に合格していませんでしたが、とにかく書いてみました。その前提で読んでくださりますと幸いです。



英検1級講座ーはじめに

星の数ほどある英検1級の授業の中から、僕を探し出してくれてありがとう。
この授業は英検1級に合格するための授業です。

英検1級は2016年度第1回の授業からCSEスコア化されて、ボキャブラリー・リーディングが850点満点、リスニングが850点満点、ライティングが850点満点の合計2550点満点で採点されるようになりました。

合格点は2028点です。

これだけ見ると、8割以上取らなければいけないのか…と思うかもしれませんが、実際のところ、100点満点換算(ボキャブラリー:25点 リーディング:16点 ライティング:32点 リスニング:27点の合計100点)でどうやら72点くらい取れば合格できるというものです。

そこで、僕とボキャブラリーとライティングの担当になると思いますが、そこでボキャブラリーについてはせめて16点、ライティングについては24点取れるようになることを目指します。

つまり、ボキャブラリーと、ライティングで最低でも40点以上取れるようにしましょう、と言うことです。見方を変えると、リーディングとリスニングで32点以上、取りましょう、と言うことです。そして、それらは不可能ではない点数であると言えます。素点で72点取れるように、しっかり頑張っていきましょう。


おねがい

さて、そんな感じで、素点で72点を取れるようにするために、以下のことを必ず守ってくださるようにお願いいたします。合格のためにもご協力をお願いいたします。


1. 覚える単語の範囲は、決めたら、必ず次回授業までに暗記してくること。

2. 英作文は1週間に最低2回は「本番と同じ形式で」書くこと。


授業進行

授業自体は4月の後半までにパス単の暗記を終えていることを前提に、5月からは過去問内の語彙を攻略していきます。なお、僕はパス単のみを今、推奨しましたが、以下の教材もお勧めします。特に次のページの上から2冊はとにかく、購入(電子書籍でもOK)することを強く勧めます。でもその前に、過去問を。以下のリンクから購入可能。

こちらは予想問題集。




おすすめテキスト

強く推奨:「文で覚える英単語 英検1級」(旺文社)

こちらは、パス単と異なり、文章問題で出題される英検の単語を扱っています。特に、英検は政治・考古学・実験系の文章を好む傾向があるなあと感じているので、そのような文を読む訓練にもなります。特に、1つ1つの文をしっかり読んで、ブツブツと声に出して音読という方法でやるのがベストだと思います。


強く推奨:「英検1級 予想問題ドリル」(旺文社)

こちらは、予想問題という割には、かなり問題が分析され尽くされていて素晴らしいと言えるでしょう。過去問で物足りない人にはおすすめ。事実、英検1級合格者の大半は「数回に1回」受かるという程度なので、より多くの問題に接して合格したい人にはおすすめ。以下のURLから購入可能



推奨:「テーマ別英単語 文系編」(Z会)

英検1級レベルの長文が大量に並んでいます。これは文系・理系編もありますが、文系編の方が、文章が長く、構文が取りづらいので、やってみて損はない。



推奨:「テーマ別英単語 理系編」(Z会)

こちらは上に書いた「テーマ別英単語」の理系編。実際に、ブラックスワンの話とか載っていて面白い(ブラックスワンが何のことかは、Black Swanでググりましょう)。



他にも推奨したいものはありますが、まず合格したいのならば、上に書いた問題集を何回も何回も何回も何回も自分が納得するまでー理解するまでーやってくださいね。あとは、タイム誌のネット版「time.com」と検索すると、タイムの記事が読めるので、毎日1記事読んでわからない単語を調べ調べ読んでいくと良いでしょう。


確か、IPhoneには辞書機能があったはずなので、すぐに意味を調べられます。ニューズウィークでもOK、つまり、毎日英語に触れられるだけ、触れてくださいということです。過去問をやりこんで、それで受かるようであれば苦労しません。頑張って、英検1級にフル装備で挑みましょう!

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