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成長を楽しむ。

たいやき1/2Cです。
ご訪問ありがとうございます。

今日は、ちょっとした気づきを投稿しますので、何かお役に立てれば。
以前ダンスをやっていたころにも同じように経験したことですので、共有できるものかもしれません。

数か月は、成長を全く感じられない。

何かを初めて数か月は、がむしゃらにそれに取り組みます。
でも悲しいことに、その取り組んだ時間に対して、成長できている気がほとんどしないのです。
実際は何か得ているものがあったとしても、それに自身が気付けない。
だから、ものすごくもどかしい時間が過ぎ去ります。

そうやっているうちに、平常運転の状態に戻る。
まるで魔法が覚めたかのように、オーバー気味に沸騰していた感情が、ふっと適量&適温になる。

好きなことは、熱意が冷めてもやめない。

ここで面白くなくなって、辞めるという選択肢もあります。
でも心から望んでいることは、不思議と歩みを止めないものです。
どこか以前よりは落ち着いた感情のなか、淡々と練習をこなす日々が続きました。

そして約1年が過ぎた頃、これまたタイミングよく、なぜかハッと気が付くんですよ。

1年後、できるようになっている自分を認識する。

「以前無理って思ってたことが、今はできるようになってる。」

私の場合は、こういう気づきを得るのが、ほぼ決まって1年後。
早く気づけよってツッコミを自分で自分に入れたくなるくらい、この変化になかなか気づけない。

今回、この記事を投稿したわけ。

私は、気持ちを新たに「歌ってみたヴォーカリストになる」という決断をして、1年以上が過ぎました。

その間、今まで経験してこなかった発声練習にも取り組みました。
でも最初の頃は、高音になるとゲホゲホと咳込んで、満足に発声すらできませんでした。

副鼻腔炎に加えてアレルギー性鼻炎を持ってるので、鼻づまりで発声しにくいならそこを改善すればいいと思い、耳鼻科に通い始めました。

そして発声練習を始めて1年と3か月が過ぎた時に、やっと気が付いた。
「あの頃、むせまくって全く出せなかった高音が、今は出るようになっている」と。

ダンスでもそうでした。
基本的なステップすら踏めなかった自分がいました。
でもいつの間にか、同じステップを新しくやり始めた人に教えていた。
プロの振付を見て、以前は振りを覚えるだけで精一杯だったのに。ごく小さな動きのこだわりにさえ気がつけるようになった。

こういう変化に、著しく気づけるようになっていくのです。

そして、耳が肥える。

さらにビックリした経験があります。

半年以上前に、歌ってみたを投稿した、King & Princeの【ツキヨミ】。

この曲は譜面がなく、完全に耳コピで音を取って練習していたのですが、メインヴォーカルを追いかけるだけでアップアップ状態。
そしてレコーディングでは、コーラスは自分の理解できる部分だけしか再現できず。何度も何度も聞いていたにもかかわらず、それでも様々な音の重なりに全く気づけなかった自分がいました。

ですが、3日ほど前でしょうか。
長旅の移動中、久々にこの原曲を静かな場所で聴いたのですが…

「なんじゃ、この音の重なり具合は…」
「なんだこのトリッキーな歌い方は…」

最初から終わりまで至る所に音が重なってるし、表現力もすさまじい。
あの当時私が聞いていた曲と同じ曲か?!と疑いたくなるくらいに感じる音が違ってる。

なんで、なんで?!
もしかして、この1年でまさかとは思うが

音に対して耳が肥えた?!

成長を楽しめる道程を。

なぜなのか、どうしたからなのか。よくわかりません。
でも喉だけではなく、耳もグレードアップしてくれていたようです。

いまだに、こんな気づきであふれる日々を送ってます。
だから、たぶん1年後の私は、今の私を笑っちゃうくらいに成長してるのだろうと思います。

なかなか、楽しい道を歩んでいます。

これから何かを始める人もいると思います。
ただ、成長に気づくまでには、植物が芽生えるのと同じように時間がかかるかもしれません。
もどかしいかもしれませんが、ぜひ1年間やり続けて判断するということも、頭の片隅に入れておいてください。

お読みいただきありがとうございました。
たいやき1/2C

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