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#14.【鏡音リン】Dreaming Leaf【OSTER×baker】

リンちゃん10回目の誕生日おめでとう!!!!

レンなども祝ってやる(レンきゅんなう並感)
嘘だよ!2人ともおめでとう🎉

今の僕がすぐにできる鏡音誕を祝うやり方がこれしか浮かばなかったので、僕の好きな曲をnoteにしたためることにしました。とはいいつつ、これでお祝いになってるんだろうか(白目)

今回はOSTER家ミクさんの「Dreaming Leaf ─ ユメミルコトノハ ─」を、baker家リンちゃんがカバーしたバージョン『「Dreaming Leaf」 song by 鏡音リン 【baker×OSTER】』の紹介をします!noteでカバー取り上げるのは初めてですね。

ユメミルコトノハ

カバーの話をするためには原曲の話からですね。黎明期の曲なこともあって、Project DIVAなどにも収録されており比較的ファンからの認知度は高い反面、普段ニコニコで曲を聴いているリスナーさん、特にここ数年聴き始めたよ〜っていう人たちからの認知度は意外と高くないという勝手な印象。是非聞こう。

「Dreaming Leaf ─ユメミルコトノハ─」はOSTERさんのオリ曲の中では「恋スルVOC@LOID」「chocolate☆magic ─ドキドキ大作戦─」に次ぐ3作目(おまけソングである「ミクたんのテーマ」は除いてます)。今年2017年の10月で10周年を迎えている黎明期も黎明期の名曲です。

OSTERさん自身が以前から作っていたインストに詞を付けて歌メロを乗せたもので、インストだけでも一つの曲として完成されている驚異的な一作。遠距離恋愛がテーマになっている、驚くほど真っ直ぐなラブソングですね。イラストはOSTERさんの曲では今でもお馴染み、Yおじさんです。

baker×OSTER

僕も当時の人ではないので、その経緯を知らないのは大変惜しいことではあるんですがbakerさんとOSTERさんは懇意であることが知られ、PV作成や相互アレンジカバーなどでしばしばタッグを組んでいたらしいです。「bakerの嫁P」と呼ばれたことすらあるとかなんとか…?

今回もそんな相互アレンジカバーでOSTERさんはbakerさんの「サウンド」を、bakerさんは「Dreaming Leaf」をカバーしたと(ちなみにこちらのイラストは両曲とも「メルト」でおなじみ119氏)。ここまで書いてきたことは8割くらい初音ミクwikiとニコニコ大百科の受け売りですね。このままじゃ終われん。

bakerカバーの魅力をば。

黎明期のボカロがキャラソン中心だったころ、曲に邦楽の要素を取り込んだ革新的な曲として「メルト」がしばしば上げられます。後から曲を聴いている僕には本当のところは分からないけど、革新的な曲を発表したという点であればbakerさんの「celluloid」もあげられるべきではないかとよく思います。

というのも、僕がbakerさんのことを、この先ずっとボカロ曲を代表していくジャンルの一つ「VOCAROCK」の第一人者、パイオニアだと考えているからです。

一方でOSTERさんはポップ、バラード、ジャズ、ワルツ、サンバ、ミュージカル…とまあ色々な曲調の楽曲を作るけれど、ロックはあんまり手掛けてないんですね。だからこそbakerさんのアレンジが残すインパクトも強い。対称的な音楽を作る2人が懇意というのも面白いですね。

で、Dreaming Leafの話を。原曲の明るく切ない雰囲気はそのままに、でもただ切ないだけでなく、bakerさんらしい達観した雰囲気を湛えています。まさにbakerワールド。リンちゃんの力強く、でも寂しげな歌声もミクとは違った魅力がありますね。bakerさんのギターサウンドによく合ってる。キーも低くなっていて、これもその哀愁を強めてますね。

決して複雑ではなく、決して技巧的でもなく、決して原曲の面影を消し去るわけでもない。なのに、元々シンセの効いたポップスだったものを棹物(ギター、ベース)と金物(ドラム)だけを用いたロックに昇華している。これは誰にでも真似できることじゃないです。圧巻過ぎて僕もこれ以上掘り下げていくには自身の知識・経験が浅すぎると思いました。まだまだ修行不足だ。

というわけで。

あまりに薄っぺら感あったかもしれませんが終わりです!コード進行の話してくれよ!ってそろそろ言われそうですね?

一つ言い訳を加えておくと、その説明が難しいのはbakerさんというよりもむしろOSTERさんのせい(?)です。

作風の広さからも分かるようにOSTERさんはめちゃくちゃたくさんの引き出しを持ってて、それを効果的に用いることに長けてるクリエイターなんですよね。それはコード進行についてもおんなじで、僕の知見から正しく語りきれないようなところから音がやってくるんです。僕はOSTERさんの曲ってめちゃくちゃ好きなんだけど、それはそういう理由も大きいです。

リンレン誕noteといいながらbakerさんとOSTERさんにフォーカスしまくった結果キャラに全然スポット当てられてないですね…?折角鏡音誕なので最後にOSTERさんの鏡音曲をいくつかピックアップして締めたいと思います!(bakerさんの鏡音曲は無さそうだったので…こないだほとんど消しちゃったからかもですが…?)

OSTER×鏡音!

⭐️trick and treat

OSTER×鏡音といえばまずはこの曲ですね?いい意味でOSTERさんらしくない、ハロウィンのダークで狂気的な雰囲気が癖になるミリオン曲。まさにブラックシナモン

⭐️おひめさまになりたいのッ!

鏡音ブラボー!サンバー!」の掛け声から始まるかわいいリンうた。OSTERさんらしい個性的なメロディが光ってます。特にリンちゃん好きなら一度は聴いておきたい名曲ですね。リンちゃんのプリンス争奪戦が勃発するオレオレ動画でもあります。

⭐️プリンセス・カウガール・ショー

立て続けにリンちゃん×おひめさま!って感じの曲です。イントロ間奏めっちゃカウガール感ある。この曲調なんだけど、何よりすごいのがスキャットね。間奏でやってくれてます。

⭐️ガンガンがんばリンク‼︎

ここらでレン曲も紹介!一度見たら最後、目に焼き付いて消えないブラボー山田氏によるPVがすごいの一言。トランペットが生音だったり地味にとても凝ってる一曲になってます。

⭐️狐ノ嫁入リ

語り部は声優の沢城みゆきさん…ってすごい豪華だな!?和風でかなりロックに寄っている、OSTER曲の中でもかなり個性が立った一曲。ヤンデロイド曲ですね。

⭐️RING×RING×RING

またリン廃集会所が…ッ!リンちゃんのためにOSTERが書いたまさにイメージソング、キャラクターソングという感じです。サビのリンリンリンはもちろんみんなで、ね?

⭐️ちょこまじ☆ろんぐ

OSTERさんのオリジナル2作目「chocolate☆magic ─ドキドキ大作戦─」をミクリンデュエットのロング版としてこしらえたものです。バレンタイン、戦場に向かう乙女の歌。チョコ欲しいよ!ちょうだい!

⭐️tete-a-tete

また別な年にはこんなバレンタインソング。リンちゃんのアペンド、sweetの歌声の甘さに溶けてしまいそうです。シャレオツなギターは一線を走る鏡音Pの一人、Junkyさんの演奏。

⭐️ドロッセルの剣

麗しき鶫の王女と祖国を裏切り隣国へと赴いた王子、彼らの繰り広げる愛憎劇。空想童話系ソング。やっぱOSTERさんの引き出しやべえですね。鏡音はこういう空想童話ものが他のキャラより多いイメージです、三大悲劇の影響ですかね?

⭐️レツェルの騎士

ドロッセルの剣のアナザーストーリー。レンソロ曲です。この壮観なミュージカル感はOSTERさんだからこそ創り上げられる世界ですね。どこを取ってもカッコよすぎるんですよ。

⭐️くじらライダー

かわいいよ。いいのこれ。OSTERさんがリンちゃんと百合百合する気満々で作ったでしょっていう一曲なんだけど、リンちゃんは「あなた」を誰とは言ってないからどんな想像だって許されますよ!リン廃諸氏。くじらになっちゃいましょう。

全部とまではいかなかったけれどかなり紹介出来たので満足です!それでは残すところ10時間、素敵な10th鏡音誕を過ごしましょう!また!

#vocanote #VOCALOID #鏡音生誕祭2017 #鏡音リン #鏡音レン #曲紹介 #感想





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